目次


P.F.ドラッカー

理想企業を求めて


[目次] [著者紹介]


表紙




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推薦の言葉


序章 何のためのマネジメントか


思いがけない申し出
すべてが逆さまの時代
何かが根本的に変わった
新しい時代の理想企業の手引きをつくる
思考を刺激する存在
知識労働者がもたらすもの
ドラッカーの信念
本書の目的と構成


第1章 組み合わせ自在の世界


静かな革命
P&Gを訪問
未来を開く
NPOもコラボレーションの時代
知識の力
組み合わせ自在の世界
アマゾンは覚えている
多様なサービス
マネジメント上の意味合い
結論


第2章 すべては顧客を理解することから始まる


ドラッカーの経営思想の原点
メドトロニック社
顧客についてのドラッカーの四つの問い
誰を顧客とするべきか?
顧客か競争相手か
顧客ならざるもの
顧客にすべきノンカスタマー
顧客にとっての価値は何から影響を受けやすいか?
進行するバンドリング(抱き合わせ販売)
顧客の満たされていない価値は何か?
成果をいかに評価するか?
顧客は成果をいかに評価しているか?
成果にかかわる情報をフルに利用しているか?
責任をもって成果を明らかにしているか?
P&G物語
結論


第3章 イノベーションのために何を廃棄すべきか


企業にとって最も重要なこと
明日を創造するための四つの問いかけ
いまその事業を行っていなかったとしても、そこに人材と資金を投入するか?
イノベーションのための思考と方法を制約しているものはないか?
最高の人材にイノベーションの機会を担当させているか?
自らの存続にかかわることとしてイノベーションの機会を探しているか?
イノベーションのための七つの機会を常にチェックしているか?
イノベーションのためのブレーンストーミングを行っているか?
イノベーションのための提案は機会に合っているか?
イノベーションのための提案の有効性を市場で検証しているか?
イノベーションのために人材と資金を投入しているか?
市場において占めるべき地位は何か?
事業戦略に合致したイノベーションの機会は何か?
人材と資金は十分投入しているか?
GEのイノベーション
イノベーションは全員の仕事
ライバルのシーメンスでは
結論


第4章 コラボレーションが根本から発想を変える


二つの原則
コラボレーションの力
コラボレーションについてのドラッカーの三つの問い
多様なコラボレーション
コラボレーションの第一段階
再びミエリン・リペア財団の話
リナックスの例
ビジネスプランの策定
迅速な意思決定を行うには、いかなるコミュニケーションが必要か?
成果によるコラボレーションの評価
エリクソンの復活
結論


第5章 企業は人である


人と企業の関係
アルコアで実現した夢
ドラッカーの五つの問い
仕事は何か?
いかなる知識と仕事の方法が有効か?
グローバル化と高齢化を反映した採用を行っているか?
ある雨の日の教え
従業員をコミットさせるにたるミッションをもっているか?
従業員に自立性をもたせ、かつ支援しているか?
弱みの迂回ではなく強みの発揮に力を入れているか?
強みと機会を体系的にすり合わせているか?
知識労働者に最大の貢献をさせているか?
働く人たちの成長をはかっているか?
事業戦略のための人材開発
エレクトロラックスとは
競争の激化
顧客との関係において知識を中心に据えているか?
イノベーションのための活動において知識を中心に据えているか?
他の組織とのコラボレーションにおいて知識を中心に据えているか?
人材開発において知識を中心に据えているか?
エドワード・ジョーンズ社で人はどのように働いているか?
グーグルの一〇の黄金律
結論


第6章 意思決定が成果をあげるための方法


組織の活動の土台
意思決定のリスク
意思決定についてのドラッカーの四つの問い
行動は必要か?
誰が意思決定を行うか?
何が問題か?
解決策は何を解決しなければならないか?
あらゆる解決策を検討したか?
決定の実行に当たる者を確保できたか?
決定の実行をフォローする手だては講じたか?
意思決定のプロセス
トヨタの競争力の源泉
トヨタ方式の源流
トヨタの意思決定プロセス
結論


第7章 21世紀の経営における最大の問題


今世紀最大のフロンティア
ビジョンの大きさ
アメリカの資本市場を変えたドラッカー
CEOとはブランドである──組織に個性を
人を動かす──個として、全体として
一人ひとりがCEO


謝辞


訳者あとがき


ピーター・F・ドラッカー著作目録



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著者

エリザベス・ハース・イーダスハイム(Elizabeth Haas Edersheim)
大企業と機関投資家を主たるクライアントとする経営戦略コンサルタント。
マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号(ORおよびIE専攻)取得後、マッキンゼー社にコンサルタントとして参加。同社で女性初のパートナーをつとめた後、ニューヨーク・コンサルティング・パートナーズを設立して経営。現在独立して活躍中。
著書に、『マッキンゼーをつくった男マービン・バウワー』(ダイヤモンド社)がある。『ニューヨーク・タイムズ』、『ウォールストリート・ジャーナル』、『ハーバード・ビジネス・レビュー』への寄稿多数。

訳者

上田惇生(うえだ あつお)
ものつくり大学名誉教授、立命館大学客員教授。
1938年生まれ。61年サウスジョージア大学経営学科留学、64年慶應義塾大学経済学部卒。経団連会長秘書、国際経済部次長、広報部長、(財)経済広報センター常務理事、ものつくり大学教授(社会論、マネジメント論)を経て、現職。
『プロフェッショナルの条件』『ドラッカー名言集』の編集のほか、ドラッカーの主要著作のすべてを翻訳。著書に『ドラッカー入門』(ダイヤモンド社)がある。ドラッカー自身から最も親しい友人、日本での分身とされてきた。
ドラッカー学会(http://drucker-ws.org)代表。


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