目次


史記「人間関係力」の教科書

臨機応変のリーダーシップ論


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに──春秋戦国、漢代の人間ドラマ


第1章 トップの興亡


斉の桓公──賢能に禄す
秦の穆公──人材確保
晋の文公──三舎を辟く
楚の荘王──三年、鳴かず飛ばず
呉王夫差と越王勾践──臥薪嘗胆、怨念の対決
魏の文侯──人物を見抜く眼力
燕の昭王──まず隗より始めよ


第2章 ナンバー2の処世


周公旦──握髪吐哺
管仲──取ろうとするなら、まず与えよ
晏嬰──声名はこれを君に帰し、禍災はこれを身に帰す
伍子胥──詰め腹を切らされた謀臣
范蠡──大名の下には、以って久しく居り難し
范雎──功を成す者は去る
商鞅──天資刻薄の人なり
戦国の四君──合従連衡
孟嘗君──鶏鳴狗盗
李斯──断ずべくして断ぜざれば、反ってその乱を受く
張良──帷幄の中に謀をめぐらし、千里の外に勝利を決する
蕭何──明哲保身


第3章 名将の知略


孫武──婦人部隊の練兵
呉起──兵士の膿を吸う
孫_──魏を囲んで趙を救う
趙括──二代目のもろさ
田単──後には脱兎の如し
韓信──背水の陣


第4章 項羽と劉邦


項羽、劉邦に敗れる
補給と政治戦略
大義名分
范増、奇計を好む
千載一遇のチャンス「鴻門の会」
いま取らざれば、後必ず悔いん
四面楚歌


第5章 春秋時代の覇者


中国の覇者とその時代
春秋の五覇
斉の桓公──諸侯賓会す、中国初の覇者
晋の文公──桓公の後を継いだ盟主
楚の荘王──鼎の軽重を問う


第6章 春秋の名宰相


子産──剛ならず柔ならず
晏嬰──嬰は社稷の臣なり


関係年表



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著者

守屋洋(もりや・ひろし)
中国文学者。1932年宮城県生まれ。1960年東京都立大学大学院中国文学修士課程修了。中国古典研究の第一人者として著述・講演活動で活躍。著書に『「貞観政要」のリーダー学』『孫子・呉子』『十八史略の人物列伝』『「論語」の人間学』(以上、プレジデント社)、『菜根譚』『韓非子』(以上、PHP研究所)、『中国名言の人間学』(日本経済新聞社)、『「荘子」の人間学』(日経BP社)、『帝王学の教科書』(ダイヤモンド社)などがある。


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