目次


タテの会議 ヨコの会

時間半減、生産性倍増の実践ノウハウ


[目次] [著者紹介]


表紙




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まえがき

第1章 会議うつ病から脱出しよう

1 納得と合意の会議術

  会して議せず、議して決せず、決して行なわず、行なってその責をとらず
  説得型の会議から、納得型の会議へ
  (定性情報×図解思考)÷顧客視点=合意術
  参加者の見晴らしをよくする会議にしよう
  「時間軸」と「空間軸」がキーワード
  会議うつ病を治す薬

2 タテの会議 ヨコの会議

  互いの理解をすばやく共有し、納得して動くことができる会議に
  箇条書きは思考を停止させる
  議事録は決定事項が重要。発言集では意味がない
  会議には「タテ型会議」と「ヨコ型会議」がある
  「説明と納得」の技術〜上意下達と下情上通
  「議論と合意」の技術〜多極間会議は丸テーブルで


第2章 「タテ型会議」の会議術 理解と伝達のために

1 会議の前に

  部下が口を開ける会議へ変えよう
  会議が多くて、仕事がはかどらない
  資料がうまく作れない
  資料作成、上司のチェックはギリギリでもよい?
  営業会議で大事なことは
  上司の把握していない内容を会議にかけるとしたら……
  資料は、見やすさを追求してカラーで作っていますが……

2 会議をうまく進行させる

  上司の前置きはムダ。早く本題に入る工夫を!
  上司ばかり話す会議は失敗
  どんなに議論を重ねても、上司の一声で決まってしまう
  途中で茶々を入れられ、話が拡散してしまう
  ウソはバレる。上司も、過去に同じウソをついている!
  対話を通じてサポーター、アドバイザーに
  時には「サクラ」も必要
  目標達成の具体的方案を考えよう
  報告が長すぎる! わからないうえに議論に時間が割けなくなる
  自由に発言できる空気を作る
  会議の途中で、お客様から電話が……

3 会議の後に

  議事録は、その場で渡すのがいい
  会議と会議の間で、決定事項をひっくり返さなければならなくなってしまったら
  コラム(1) 図を使ったコミュニケーションで「てにをは」からの脱却を
  コラム(2) 図解コミュニケーション・コンサルティング


第3章 「ヨコ型会議」の会議術 企画・構想・創造のために

1 会議の前に

  あらかじめ「落としどころ」を決めておく
  「根回し」をしておく必要はあるのか
  議題が来たので、とりあえず目を通したけれど……

2 会議をうまく進行させる

  雰囲気が硬く、場が和まない
  他部門の言葉がわからない
  資料を出す絶好のタイミング
  どの議題を話し合っているのかがわからなくなる
  脱線した話で盛り上がってしまい、なかなか本題に戻ってこない
  ホワイトボードをうまく使うコツ
  プロジェクターは使った方がいいのか
  誰も決めようとしない
  社内の勢力争いが、結果に反映されてしまう
  みんながメモをとっていて、議論にならない
  自部門のことばかり発言して、対立関係が生まれてしまう
  「上に確認して報告します」病の対策

3 会議の後に

  会議の後に、人間関係がギクシャクしてしまう
  共同責任は無責任ではない
  変化する合意、進化する合意


第4章 会議をデザインする

1 時間をデザインする

  最初に、終わる時間を宣言しよう
  会議の長さの目安は
  会議のスパンは短い方がいい。終了時に次回の会議を入れてしまおう

2 情報をデザインする

  議題の順番をどう決めるか
  議題を図にしてみよう
  配付資料が多くて、配るのも大変だし、読む側も大変そう
  目を引く資料の作り方
  会議の資料は、どのように保管しておけばいいのか

3 場をデザインする

  問題解決が図れる席の作り方
  席順も会議内容に大きな影響を与える
  会議に適切な人数を決める
  備品の使い方で雰囲気はガラリと変わる

4 ウェブ時代の会議術

  新しい会議の時代は、もう始まっている
  「聞いていない」から脱却しよう
  ウェブで「場」を、図で「情報」をデザインすれば、「時間」が生まれる
  事前の資料、事後の議事録
  Googleを使って会議をデザインしよう
  社内のグループウェアを使いこなせ


第5章 関係のマネジメント力を鍛えよう

1 関係の視点をマネジメントする

  静的な「構造」から、動的な「関係」へ
  関係をマネジメントする
  顧客の視点は、なぜ大切か
  「部門方言」とどう付き合うか
  作業と仕事を峻別せよ

2 性格・心理・風土をマネジメントする

  人は、「性格タイプ」という基本ソフト(OS)で動く
  相談してはいけない
  「風土」のないところに「術」は根づかない
  出席者の心理を考えることが真理だ
  用途に合わせて、会議術を使い分けよう


付章 議題・議事録は図に 図解の基本をマスターしよう


  「マル」と「矢印」で、すべて図解できる
  マルで構造・位置・関係を表現する
  矢印で関係・流れ・方向を表現する
  図解作りの3ステップ


あとがき



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著者紹介

久恒啓一(ひさつね・けいいち)
多摩大学経営情報学部教授(http://www.tama.ac.jp/)。大分県中津市生まれ。九州大学法学部卒業。1973年、日本航空入社。広報課長、サービス委員会事務局次長を経て早期退職し、97年、新設の宮城大学教授(事業構想学部)に就任。以後、活発な著作活動を展開。ベストセラーとなった『図で考える人は仕事ができる』(日経ビジネス人文庫)など著書多数。2008年4月より、多摩大学教授。宮城大学名誉教授。中国・吉林大学客員教授。NPO法人知的生産の技術研究会理事長(http://tiken.org/)。印税寄付プログラムChabo!参加著者。
・久恒啓一図解Web:http://www.hisatune.net
・ブログ「今日も生涯の一日なり」:http://d.hatena.ne.jp/k-hisatune/


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