目次


年収300万円時代、子どもの教育費はこうしなさい!

後悔しない、教育費の貯め方と使い方


[目次] [著者紹介]


表紙




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プロローグ 〜教育費がライフプランを狂わせる

Episode(1) 長女の中学受験で力尽き、長男は有無を言わさず公立中に行かせたAさん家庭

Episode(2) 公立志望のはずがお受験地域に住んでしまい、予期せぬ塾代に苦しんだBさん家庭

Episode(3) 子ども保険で安心していたのにフタを開けたら資金不足で大慌て。Cさん家庭

Episode(4) 子育ては一段落したのに教育ローンの返済に追われ、老後資金が貯められずにいるDさん家庭

Episode(5) 30代後半に子どもが生まれ、教育費の目処が立たないまま退職が目の前のEさん家庭


はじめに 〜教育費に不安を感じている親の皆さんへ


かけようと思えばいくらでもかけられるのが教育費
年収300万円以下の層が増えている
教育費は前もって準備ができるお金


第1章 年収300万円になっても子ども2人を大学へ行かせるための戦略とは

教育費は人生の三大出費のひとつ
年収が高くないと子どもは東大には行けないのか
大学進学までに至るコースはたくさんある!
お金をかける前に金額の妥当性を吟味しよう
有名大学への進学がすべてではない
大学進学の「目的」を明確にする
就職への印籠を手にできる大学は?
適性を見極めることが無駄を省く第一歩
いくら「かかるか」ではなく、いくら「かけるか」


第2章 子どもを大学へ行かせるには、実際いくらかかるのか —— 教育費「ひとり最低1000万円以上」の内訳


小学校編
公立、私立で6年間にかかる費用の差は約650万円

中学校編
私立は公立の2・5倍のお金がかかる
公立の中高一貫校という選択肢も

高校編
公立でも3年間で100万円を超える
3人に1人が私立高校に通う
子どもから要求される「費用」も増える

大学編
大学入学初年度は教育費の最大のヤマ場
デフレ知らずの初年度費用
仕送り額だけでも4年間で456万円


第3章 今どき「お受験」&「塾」の費用 —— 無理な中学受験は家計崩壊!? 受験のタイミングで変わる教育費の総額


塾代総額200万円は大げさにあらず

小学校受験
幼児教室の費用は予備校より高い
世帯年収1500万円クラスでないと無理!?

中学校受験
首都圏では5人に1人が受験する
中学から私立なら年収800万円は必要最低ライン
中学受験は受験料もかさみがち
最近注目&人気の公立の中高一貫校

高校受験
ほとんどの家庭が経験するといっていい高校受験
中学2年生からの塾通いはトータルで、100万円程度!?

大学受験
高校2年から通い始めると安く見積もっても60万円超
受験そのものにかかる費用は、実は賢く節約できる
AO入試や推薦入試を視野に入れて受験を乗り切る
軽い気持ちで塾へ、が教育費増大への第一歩


第4章 年収300万円になっても教育費を捻出するためには


「どうしても必要な」費用を見積もろう
栓が抜けた浴槽でお湯を満タンにするのは難しい
大学入学までにいくら必要か? と目標をシンプルにする
はじめからペースを死守して積み立てしよう
教育費には「貯めどき」がある
お金を貯める方法は3つしかない

STEP1 家計簿をつけて、収入と支出を把握する
まずは家計簿をつけることから
シミュレーション(1) 年収300万円家庭の将来はこうなる

STEP2 家計を見直して出費を減らす!
最大のポイントは固定費の圧縮
保険の見直しはお手軽で効果大
車にかかるコストを減らす
習いごとや通信講座も総点検を
シミュレーション(2) 出費を見直すと将来の家計はこうなる

STEP3 収入を増やすことを考えよう
妻が少しでも働くと家計は大助かり
シミュレーション(3) 妻が働くと未来の家計はこうなる
「103万円の壁」は崩壊しつつある


第5章 「子ども手当」を活用した安全&手堅い資金運用術


なぜ「貯蓄」ではいけないのか
教育費を準備するための3つの成功鉄則
自動積立定期預金
財形貯蓄
投資信託の積み立て
純金積立・プラチナ積み立て
こども保険(学資保険)
低解約返戻金型終身保険
個人年金保険
いろいろな商品を組み合わせて活用しよう

STEP4 貯蓄の一部を運用した場合
シミュレーション(4) 運用をすると将来の家計はこうなる
いよいよ「子ども手当」がスタート
子ども手当を「消えた手当」にするな
子ども手当の上手な活用法

STEP5 子ども手当を活用した場合
シミュレーション(5) 子ども手当を活用すると将来の家計はこうなる


第6章 どうしても困ったときの奨学金、教育ローン活用法


それでもタイムオーバーになってしまったら
まずは奨学金制度から検討しよう
日本学生支援機構の奨学金が代表的
それでも足りなければ教育ローンの出番
公的融資の代表が「国の教育ローン」
民間の教育ローンは金利に注意を
学費の免除制度もチェックしよう


第7章 親子でサバイバルするための出口戦略 ——「教育費」と自分の「老後資金」は同じサイフだからこそ、気をつけたいこと


「我が家は我が家」という姿勢が大切
教育費と親のライフプラン
出産年齢が高いとさらに状況は厳しい
教育費と子どものライフプラン
教育費はどこまで親が負担するべきか
教育費は責任という名の「負債」


参考文献



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著者

大竹のり子(おおたけ・のりこ)
(株)エフピーウーマン代表取締役
1975年生まれ。ファイナンシャルプランナー。金融学習協会理事。書籍の編集者を経て、フリーのファイナンシャルプランナーとして独立。2005年4月に(株)エフピーウーマンを設立。現在、書籍や雑誌の執筆、講演、テレビ・ラジオへの出演など多方面で活躍。メディアを通じてお金の「基本」を広く啓蒙している。手掛けた著書は20冊以上、『一番やさしく株がわかる』(西東社)他。2児の母。

(株)エフピーウーマン
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オフィシャルブログ『マネーセンス向上委員会』
http://ameblo.jp/fpwoman-ohtake/


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