目次


マグロ船仕事術

日本一のマグロ船から学んだ! マネジメントとリーダーシップの極意


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


はじめに


第1章 マグロ船流 職場を活気づけるコミュニケーションの極意


(1) マグロ船の船長は、グイグイ引っ張るリーダーではない
(2) 給料以外にも、部下に渡すものはある!
(3) 仕事ができる船長は船員から尊敬されない!
(4) 指示・命令ではなく相手に関心を持つこと
(5) 「タバコを吸う」「吸うな!」で殺し合いになる世界
(6) 人間ではなくマグロに話しかけていると思え
(7) 人の話はマンボウのように聞け


第2章 マグロ船流 職場のストレス回避術


(1) マグロが捕れるかは、海に聞かんとわかりよらん
(2) 海の男は、乗組員に期待をかけない
(3) オマエの存在意義などねぇ!
(4) 外国人船員に教わった、人事評価など一気に変わる
(5) マグロ漁は、儲けるためではなく、モテるためにやっている
(6) 船長が前向きだと船は沈没する
(7) 「晴れと雨は、両方が大事
(8) 仕事は麻雀と同じ
(9) 結果を追い求めすぎるより、今の空気を感じるほうが大事
(10) まずいマグロでも、文句を言うな!


第3章 マグロ船流 統率力と部下指導のコツ


(1) 船長が部下を見る一番のポイント
(2) 怒られて嬉しいと感じる叱り方
(3) 教えるのではなく、物語で伝えよ
(4) 本に書いてあることや人に教わったことは鵜呑みにしない
(5) 褒めてはいけない、大事なポイント
(6) 注意するときは、サンドイッチのように
(7) 怒ろうが、蹴飛ばそうが、若ぇ子は動かない


第4章 マグロ船流 業績アップの考え方


(1) 船は不便だからエエ
(2) ケーキでマグロは釣れない
(3) カンニングしぇえ!
(4) 海の中ではマグロもサメも育つ
(5) やるかやらないか、迷ったときにはサイコロを振れ!
(6) 乗っていた船が売上トップを誇った秘訣
(7) 仕事ができるかどうかは、“学力”と関係ない


第5章 マグロ船流 リスク管理の秘訣


(1)「正しいことを教えよう!」と思うから報告が上がってこなくなる
(2) マグロだって金魚になる
(3) “ワッチの時間”が仕事の質を高めていく
(4) 積極的に手を抜こう!
(5) 漁場が教えてくれた「努力は報われる」という勘違い
(6) メンバー全員を活かすコミュニケーションの方法
(7) 挨拶や雑談が、仕事のトラブルを防ぎ成果にもつながる


参考文献



 ↑ページトップへ



著者

齊藤正明(さいとう・まさあき)
1976年生まれ。北里大学卒業後、バイオ系メーカーの研究所に配属。マグロの鮮度保持剤の開発に従事。研究所長から「開発を成功させるためには、一度マグロ船に乗れ」と命令を入社2年目に受け、マグロ船に乗る。
しかし、漁師と航海を共にするうち、閉ざされた漁船という空間だからこその、船長のコミュニケーションを良く保つ工夫や仕事術に感銘を受ける。マグロ船から戻り所長が退職した後、マグロ船で培った知識と経験を活かし、スタッフの能力を引き出し業績を伸ばす事に貢献。
現在では「日本一のマグロ船から学ぶ、組織を活かすコミュニケーション」などの題目で研修や講演を行い、一部上場企業から中小企業まで広くマグロ船でのマネジメント手法を伝えている。
主な著書に『会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ』(マイコミ新書)、『活きのいい案がとれる!とれる!マグロ船式会議ドリル』(こう書房)、『マグロ船で学んだ人生哲学』(講談社BIZ)などがある。


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.