目次


短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに


序 章 日本の経営システムを変える


第1章 行動分析とは何か


応用行動分析をベースにしたマネジメント
アメリカの大企業、六百社以上が導入
行動と結果の両方にフォーカス
目標を“いかにして”達成したのかが重要
「パフォーマンス評価」では成果は出ない
行動分析は会社の規模や業種を問わず効果が出る
報酬よりも「チーム制」が効果を上げる
生産性は作業内容ではなく環境が決める
リインフォースとは行動を繰り返させるための行為
行動分析、七つのメリット
 (1)実用的なメソッドである
 (2)すぐに成果が得られる
 (3)『こころ』の学問や訓練は不要
 (4)あらゆるパフォーマンスを最大限にする
 (5)職場が楽しくなる
 (6)職場、家庭、コミュニティの関係を高められる
 (7)オープンなシステムである


第2章 すべてのビジネスは行動の集積である


行動の分解がパフォーマンスを生む
結果を変えるには、行動を変えるしかない
人員削減や新規採用では結果は不安定
他人の行動は予測できる
部下はなぜ仕事ができないのか
行動を分解し、チェックリストにする
チェックリストの作り方
チェックシートは文言が重要
チェックシートとマニュアルはどこが違うのか
実証——行動を変えたら売り上げが伸びた
結果を出すための行動を発見するのがリーダーの仕事
行動とは何か——MORSの法則


第3章 行動を決める「リインフォース」


やり方は分かるが継続できない場合
リインフォース(強化)のしくみ
パフォーマンスの改善ポテンシャルの求め方
リインフォース(強化)因子
リインフォース因子が持つ特徴を知る
積極的リインフォースと消極的リインフォース
消極的リインフォースにも利点がある
行動の「消去」
罰とペナルティを用いるときの注意点


第4章 人が動く理由——ABCモデル


目的——行動——結果というサイクル
セルフマネジメントを続ける技術
四:一の原則
大きなゴールの前に、「サブゴール」をいくつも用意する
優秀な社員がやる気をなくす典型的場面
リインフォース因子も人それぞれ
何もしなくても行動は変化する
重要なのはタイミング


第5章 人が動く条件——PST分析


望ましい行動を繰り返させるために
三つの座標軸で行動をあぶり出す
最も行動が継続しやすい条件とは
なぜ賞与の効果は薄いのか
禁煙は意思力の問題ではない
PST分析の六つのポイント
良いタイミングで確実に与えること
「NST」を「PST」に変える


第6章 明日からパフォーマンスが上がる5つのステップ


結果を出すための5つのステップ
ステップ1「ピンポイント」
ステップ2「メジャーメント」
 メジャーメントとは問題解決の共通言語である
 メジャーメントの障害となるもの
 メジャーメントに必要な要素
 メジャーメントの実際・その1
 メジャーメントの実際・その2
ステップ3「フィードバック」
 悪いフィードバックの例
 フィードバックにも測定が必要
ステップ4「リインフォースR+」
 動機づけ条件
 リインフォースにも測定が必要
ステップ5「評価」

 5ステップの実践例(1)
 5ステップの実践例(2)
 5ステップの実践例(3)
 5ステップの実践例(4)
 5ステップの実践例(5)

メソッド導入に際しての留意点


まとめ 行動分析の実践と可能性


おわりに


用語説明



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著者

石田淳(いしだ・じゅん)
株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。
行動科学マネジメント研究所 所長。
1998年、上場企業を退社し独立。
人間の行動を科学的に分析する手法を学ぶため渡米。日本で唯一行動科学メソッドを提供、研修、コンサルティングできる行動科学(分析)マネジメントの第一人者。
人材育成と問題解決をすることで出店を加速する独自のマネジメント手法を構築し、5年間でFC店舗でなく、直営90店舗を展開。5年で10倍という驚異的な拡大スピードは、同業他社・マスコミも注目。行動科学に基づくその画期的手法は、多くのメディアから取材依頼が殺到する。
人間の行動を科学する手法は、社内マネジメントだけでなく、自ら運営する企業の教育システムにも導入。主体的に学習する学習マネジメントにまで発展させる。
現在は、大手企業から中小企業の社内研修を活発的に展開。社員の離職率対策、優秀な女性従業員の活用、早期人材育成といった科学的なマネジメントに特化した手法が注目されている。
著書に『続ける技術』『リーダーのためのとっておきのスキル』(フォレスト出版)、『ママのやさしさが学力を伸ばす』(PHP)、『すごい実行力』(三笠書房)


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