目次


MBA ケースブック1

ビジネス・クリエーション


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに


新規事業における経営課題

  1 ビジネス・クリエーションをとらえる枠組み
  2 ビジネス・クリエーションの課題総説
  (1)戦略・マーケティング
  (2)組織・人
  (3)管理会計・ファイナンス
  [コラム]ケースを使って学ぶ

CASE1
オイシックス
顧客志向のサービスで自然食品販売に挑む

  ケースを読む視点
  1 オイシックスの成り立ち
  2 事業化に向けた取り組み
  3 ビジネス・システムの整備
  4 サービス強化の取り組み
  5 今後に向けて

■ Interview
  高島宏平 オイシックス社長
  「楽しいと感じるものを提供したい」

  組みたい相手には、とにかく話を聞きに行く
  ビジネスの肝は商品開発と顧客獲得
  おしゃれな感覚を大切にしている
  監督兼選手
  食生活サポート会社を目指して

■ケース解説
  ビジネスモデルとアライアンス

  1 ビジネスモデルの構築
  2 経営資源獲得とアライアンス

CASE2 
ツタヤオンライン
グループ資産を強化するモバイル・マーケティング

  ケースを読む視点
  1 ネットビジネスへの参入
  2 会員をいかに獲得するか
  3 ワン・トゥ・ワン・マーケティングへ

■ Interview
  服部達也 ツタヤオンライン社長
  「バランス感覚を持って経営にあたる」

  有機的に動くことのできる組織
  コミュニケーションに早道はない
  グループ内に根づいている仮説検証の精神
  携帯電話はもっとすごいデバイスになる

■ケース解説
  グループシナジーを活かした新事業開発

  1 クリック・アンド・モルタル
  2 グループシナジーの考え方
  3 新事業におけるシナジーの意味合い
  4 シナジーの死角

CASE3 
ザインエレクトロニクス
世界に挑戦する半導体ベンチャー

  ケースを読む視点
  1 ザインの生い立ち
  2 コア技術の形成
  3 社内のマネジメント

■ Interview
  飯塚哲哉 ザインエレクトロニクス社長
  「企業は人、人でしかない」

  戦略は走りながら考える
  人に恵まれた企業だけが成長できる
  お互いの貢献をフェアに評価する
  買わなかったら困るという状況をつくる
  移動のリスクとたたずむリスク

■ケース解説
  技術主導型ベンチャーの成功シナリオ

  1 市場選択と絞り込み
  2 成長ステージに合わせたビジネスモデルの変更
  3 組織の生産性のあくなき向上

CASE4
ゴンゾ・ディジメーション・ホールディング
次の時代を創るアニメ制作会社

  ケースを読む視点
  1 持株会社の設立
  2 合併後の問題
  3 問題解決に向けて——経営体制の強化
  4 経営システムの強化
  5 今後の挑戦

■ Interview
  石川真一郎 ゴンゾ・ディジメーション・ホールディング社長兼CEO
  「マネジメントは個人ではなく、チームで行うべきものだ」

  現場の融合で苦労した
  経営陣の足並みを揃える
  よいガバナンスを働かせる
  マネジメントの役割分担
  チームの完成度は50点

■ケース解説
  組織開発を考える視点
  ——マネジメント・システムとマネジメント・チーム

  1 マネジメント・システム
  2 マネジメント・チーム

CASE5
ワークスアプリケーションズ
成長を加速する資金調達

  ケースを読む視点
  1 ワークスアプリケーションズの誕生
  2 VCからの資金調達
  3 エクイティ・ファイナンスの活用
  4 株式公開に向けて
  5 新たな成功パターン

■ Interview
  牧野正幸 ワークスアプリケーションズCEO
  「プロの経営者として株式公開を目指した」

  ベンチャーをめぐる金融事情
  客観視するための「鏡」
  株式公開の審査は改善すべき
  株価は相対感でチェックする

■ケース解説
  成長企業のファイナンス

  1 エクイティ・ファイナンスの活用
  2 オーナーシップか、企業の成長か

CASE6
パソナテック
グループ内新事業の成長戦略

  ケースを読む視点
  1 独立までの道のり
  2 パソナからの独立
  3 再びパソナ・グループへ

■ Interview
  森本宏一 パソナテック社長
  「世の中の流れを見きわめ、変化の波に乗る」

  ベンチャー企業の楽しさを社員に伝える
  原点を見失わず目標に向かって進む
  事業をじっくり育てながら新たなチャンスを探る

■ケース解説
  成長のマネジメントと親会社との関係

  1 成長を阻む2つの壁
  2 出資比率の問題

おわりに



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執筆者紹介

執筆


赤堀広幸(あかほり ひろゆき)
CASE5のケースを担当。
カスケード代表取締役。マッキンゼー・アンド・カンパニーにおいて9年間にわたり国内外の有力企業のコンサルティングをマネージ。その後、ネオテニーにおいてベンチャー育成を担当し、2003年独立。現在、人材教育事業および成長支援事業を手がける。慶應義塾大学卒業。

岡島悦子(おかじま えつこ)
CASE5のケースを担当。
グロービス・マネジメント・バンク ディレクター。三菱商事にてVCファンド投資、経理、IR、事業開発等に従事した後、マッキンゼー・アンド・カンパニーにてコンサルティング業務に従事。2002年より現職にて人材紹介業務に従事。筑波大学卒業。ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。

加藤隆哉(かとう たつや)
CASE4の解説を担当。
グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー&COO兼グループ・マネジングディレクター。経営コンサルティング会社を経た後、創業メンバーとしてグロービスに参画。投資先数社の取締役、ワークスアプリケーションズなど新興公開企業の非常勤取締役を兼務。京都大学工学部航空工学科卒業。

笹川利哉(ささがわ としや)
CASE5の解説を担当。
慶應義塾大学経済学部・法学部法律学科卒業。ロンドン・ビジネススクール ファイナンス修士課程修了。日本興業銀行にて各種業務に従事した後、グロービスに転ずる。主にPE分野のリサーチ業務を担当し、同時にエイパックス・グロービス・パートナーズにてプリンシパルとして投資業務にも従事。

嶋田毅(しまだ つよし)
序章、CASE1〜3の解説、CASE3のインタビュー、CASE4〜5のケースとインタビューを担当。
東京大学理学系研究科修士課程修了。コンサルティングファーム等を経て、現在グロービス・マネジメント・インスティテュー ト マネジング・ディレクターとして出版、コンテンツ開発等を統括。共著書に『新版MBAマネジメント・ブック』『MBA定量分析と意思決定』(ダイヤモンド社)など。

土屋朋子(つちや ともこ)
CASE3のケースを担当。
東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業。カリフォルニア大学アーバイン校経営大学院修了(MBA)。旭硝子、セイコーエプソンを経て、グロービス入社。書籍や雑誌記事の企画、執筆、編集に携わる。

西澤香美(にしざわ よしみ)
CASE2のケースを担当。
東京大学文学部西洋史学科卒業後、大手ITベンダーのSE、日経BP社にてビジネス・IT記者、人事コンサルティングファーム、W.M.マーサーでは人事制度改革に関するコンサルティング業務を経た後、2003年よりグロービス入社。受講生向けコンテンツ開発等に携わる。

東方雅美(とうほう まさみ)
CASE6のケースとインタビューを担当。
慶應義塾大学法学部卒業。バブソン大学経営大学院修士課程修了(MBA)。日経BP社にて雑誌記者として勤務した後、グロービス入社。出版担当マネジャーとして、書籍や雑誌記事の企画、執筆、編集を担当。共著書に『MBA クリティカル・シンキング』(ダイヤモンド社)などがある。

吉田哲也(よしだ てつや)
CASE4のケースとインタビューを担当。
グロービス・オーガニゼーション・ラーニング シニアアソシエイト。東京大学経済学部卒業。住友銀行(現・三井住友銀行)、外資系大手戦略コンサルティングファームを経てグロービス入社。

企画・構成・執筆

渡部典子(わたなべ のりこ)
CASE1〜2のケースとインタビュー、CASE6の解説を担当。
お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修了。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。アメリカの高等学校で教職に従事した後、日本技術貿易を経て、グロービスに入社。スクールおよび企業研修の講師、教材開発、書籍や雑誌の企画、執筆、編集等を担当。

編著者紹介

グロービス・マネジメント・インスティテュート
 グロービス・グループの各事業を通じて蓄積した知見に基づき、実践的な経営ノウハウの研究・開発を進める。書籍の出版、デジタル・コンテンツの作成、経営能力の診断テストなどを行い、社会全般の経営・ビジネスに関する知的レベルの向上を目指す。
 グロービス・グループにはほかに以下の事業がある。
 ●グロービス・マネジメント・スクール(ビジネス・スクール事業)
 ●グロービス・オーガニゼーション・ラーニング(人材育成・組織開発事業)
 ●グロービス・キャピタル・パートナーズ(ベンチャーキャピタル事業)
   1号ファンド:グロービス・インキュベーション・ファンド
   2号ファンド:エイパックス・グロービス・ジャパン・ファンド
 ●グロービス・マネジメント・バンク(人材紹介・バンク事業)

http://www.globis.co.jp


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