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スピード危機管理

スピードシリーズ


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表紙




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第1章 成功の中にある失敗に、気づこう。

危ないものほど、安全。
安全なものほど、危ない。

ネバー・セイ ”ネバー”

軍人のせいで負けたのではなく、
帝国主義のせいで負けた。

成功の中に失敗を探る人が、勝つ。

敵のスピードを遅らせたほうが、
勝つ。

世論に流されると、負ける。

奇襲ではなく、
常套手段をとる人が、勝つ。


第2章 「落しどころ」を、考えて戦おう。

戦闘ではなく、
講和条約のために戦う。

戦争を最も避けたがっているのは、
軍人である。

㈰救助用ヘリ、㈪補給機、
㈫戦闘機の順で飛ぶ。

相手の気質を読んだ人が、勝つ。

完成されすぎると、成長しない。

航空7大戦略は、
養成・設計・生産・出撃・空戦・補給・休養。

飛行機の数より
パイロットの数の多いほうが、勝つ。

休んだほうが、勝つ。

「ノドもと過ぎれば」が、
危機以上に危険。


第3章 作戦を、どんどん変更しよう。

勝敗は、物資の補給で決まる。

民間人のノウハウを
利用したほうが、勝つ。

人材と兵器を
スピード生産できたほうが、勝つ。

運が悪かったのではなく、
作戦を変更しないのが敗因。

学習したほうが、勝つ。

成功した方法は、次回失敗する。

全体を把握する司令塔を
置いたほうが、勝つ。

無線が使えないと、
スピードで負ける。

エンターテインメントを発達させた国が、
戦争でも勝つ。

兵を動かして、一発も撃たないのが、
最高の勝ち方。


第4章 情報のリレーに、強くなろう。

信長の楽市楽座は、
物流と情報をスピードアップさせた。

偽装空母でも、
時間を稼いだほうの、勝ち。

偵察機を多く出したほうの、
勝ち。

個人名で報告しないと、
スピードが遅くなる。

最高責任者が動かないことで、
情報は一元化する。

ジープが、
アメリカ軍のスピードを上げた。

救急トリアージドクターが、
生存者を増やす。

消火よりも、
たきぎの移動が大事。

手段が目的になると、負ける。

最大の幸運が、
最大の不幸を生む。

情報のリレーは、1カ所でも遅いと、
遅くなる。

パニック時には、
悪いウワサを信じやすい。


第5章 人材育成を、スピードアップしよう。

太平洋戦争は、スピードで負けた。

戦争は、
輸送を速くしたほうが、勝つ。

輸送路を確保したほうが、勝つ。

空母の性能は、いかに速く
戦闘機を発進させられるかで決まる。

戦争は、戦車の数ではなく、
トラックの数で勝敗が決まる。

運転技術を早く習得させたほうが、
勝つ。

兵士の命を粗末にすると、
育成のスピードで負ける。

飛行場のそばに、
飛行場がなかった日本軍。

道路工事は人力でするより、
まずブルドーザーを修理する。

戦争とは、土木作業である。

火災を早く消したほうが勝つ。

攻撃担当と復旧担当を分けると、
スピードアップする。


あとがき

大砲の性能よりも、
大砲をいかに速く運ぶかのほうが大事。



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梗概

準備しているか、していないかで、
危機管理に差がつく。


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