ブックタイトルクラウドソーシングでビジネスはこう変わる

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概要

クラウドソーシングでビジネスはこう変わる

25 第1章 「個」の時代が始まった事ができること、つまり「個」として働くことが可能になることだ。二〇世紀を通じて、「働く」とは、「会社などの組織に属する」こととほぼイコールだった。仕事とは会社から与えられるものであり、会社の客がすなわち自分の客だった。 しかし、クラウドソーシングを利用すれば、組織に属さずに「個」のままで仕事を受けることができる。しかも、自分の能力やスキルを一社にだけ提供するのではなく、それを必要とする企業や団体や人に広く提供することができる。 つまり、これまでは、一部のクリエイターやエンジニア、ジャーナリストや個人商店主だけのものだった「フリーランス」という働き方が、ごく普通のこととなるということだ。 クラウドソーシングを可能にしたのは、言うまでもなく、インターネットの普及である。しかし、僕自身は初めからインターネットの世界に馴染んでいたわけではない。ネットビジネスを自ら起ち上げるまでには、いくつかの、しかもかなり激しい転機があった。