中学受験の成否を左右する鍵は、わが子に合った「塾選び」にあるといっても過言ではありません。
しかし多くの親御さんは、お子さんとの相性よりも合格実績や世間一般の評判などを重視して塾を
選んでしまう傾向が強く、通塾が始まるにつれ、塾とのミスマッチに悩んでしまうご家庭も少なくないのが現状です。
本書では塾選びの新しい基準として、受験生を育て上げていく“仕組み”や“考え方”などが反映された、
各塾ごとの「スモールステップ（１週間の学習サイクル）」に着目することを提唱。
このスモールステップの観点から、「大手中学受験塾の違い」や「玉石混淆の中小塾を鑑定する方法」
「転塾のベストタイミング」など、失敗しない塾選びのためのノウハウを多数紹介します。

首都圏６塾：日能研、四谷大塚、ＳＡＰＩＸ、早稲田アカデミー、栄光ゼミナール、市進学院＋ｅｎａ
関西圏９塾：浜学園、日能研、馬渕教室、能開センター、成基学園、第一ゼミナール、進学館、希学園、京進

第１章：なぜスモールステップが決め手なのか？
第２章：大手塾という選択
第３章：大手塾のスモールステップ【首都圏編】
第４章：大手塾のスモールステップ【関西圏編】
第５章：中小塾という選択
第６章：塾を徹底的に利用するコツ


［著者］
おおたとしまさ
育児・教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。麻布中学・高校卒業。東京外国語大学英米語学科中退。上智大学英語学科卒業。
リクルートで雑誌編集に携わり、2005年に独立。育児・教育に関する執筆・講演活動を行う。
各種メディアへの寄稿、コメント掲載、出演も多数。心理カウンセラーの資格、中高の教員免許、私立小学校での教員経験もある。
著書に『名門校とは何か？』（朝日新聞出版）、『中学受験という選択』『進学塾という選択』（いずれも日本経済新聞出版社）、
『進路で迷ったら中高一貫校を選びなさい』（ダイヤモンド社）などがある。


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