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オリソン・マーデン 成功の原理原則

  • 紙版

オリソン・マーデン 成功の原理原則

書籍情報

  • 紙版
  • オリソン・マーデン:著 本田直之:監訳 堀千恵子:訳
  • 定価:1572円(本体1429円+税10%)
  • 発行年月:2012年11月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:248
  • ISBN:978-4-478-00896-6

内容紹介

自己啓発のパイオニア オリソン・マーデンの成功哲学の真髄をまとめた本。
本書では、第一部「あなたの中にある成功の種を育てなさい」では成功の法則について語ります。
第二部では、エジソン、グラハム・ベルに直接インタビューしてまとめた貴重な成功のエッセンスが語られます。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

監訳者

不況の時こそ、いい本が生まれる  本田直之

序文──あなたの「願い」が、あなたの人生をつくる

第1部  成功の種はあなたのなかに眠っている

第1章 いま勝者でなくとも、勝者らしく振る舞いなさい

外見はあなたの“ショーウィンドー”。勝者の風情で人前に立つこと
自信にあふれた態度をとれば、人はあなたを成功者とみなす
「勝者」という役になりきること。外見はもちろん、内面も
頭に思い浮かべたとおりのことが実際に引き寄せられてくる
自信を失ったときこそ、「勝者の姿勢」があなたを導く

第2章 人類最大の敵、「疑念」を遠ざけなさい

同じ渓流で釣りをして釣果に10倍の差がつく理由
大事な岐路に立ったとき、「疑念」があなたに声をかける
「疑念」は、シェイクスピアでさえ凡才に変えてしまう
拙速なぐらいのほうが、ぐずぐずと決断を先延ばしするよりずっといい
疑念を追い払うには、目の前の計画にとにかく手をつけること
障害を味方にしよう。苦難を乗り越えた自信が疑念を遠ざける

第3章 強く願うことが、そのとおりの現実を引き寄せます

「自分は将来、この国を統治する」と書いた12歳の少年
いくら強く願っても、いっときの熱情では夢は実現しない
あなたの周りを満たすエーテルに、夢の材料はすべて含まれている
小さな思いつきをずっとあたためていられるか
願望を抱くことは「種をまく」こと。種には芽を出す力が備わっている
かたい芝生を突き破って頭を出す新芽は、それまでよりも強くなっている
飢え死にしそうなときにも、夢を追いつづけられるか

第4章 敗者の烙印を自分に押してはいけません

劣等な人間だと思い込ませる過酷な烙印
現代でも劣等の烙印は押されている
劣等感は無実を有罪に見せ、豊かな才能を踏みつぶす
階級制度は劣等感の温床となる
安っぽい手近な仕事についてはいけない。
環境があなたに劣等感を刷り込んでしまう
「自分が劣等であろうはずがない」。そう思い込んでいればいい

第5章 「私はこうしたい」と断言しなさい

聖書は「わかってください」とお願いなどしない。確信に満ちて断言する
人に押されて坂を下るか、自分で押して坂を上るか
消極さを追い払う心理的法則
まず断言し、そしてすぐに行動に移すこと
ポジティブな姿勢をつくり出す、朝一番の自分との対話
「どうもチャンスに恵まれない」いえばいうほど、チャンスは遠ざかっていく
自信にあふれた「断言」の力が、奇跡を起こす

第6章 あなたの強みを生かす仕事につきなさい

父の願いとは逆でも、天職の誘いは断れない
生計のためではなく、「やらずにいられない仕事」があなたの天職
あなたが一番得意とするもの、一番しっくりする仕事は何かを問いなさい
天職を見つけるのは何歳でもいい
だれかの偉業を目指す必要などない。
あなた自身の才能を発揮する場所を見つけること

第7章 たったひとつの明確な目標をもち、それに集中しなさい

パーティの招待を断った文豪ディケンズ
どんなに反対を受けても、非難を浴びても迷わない。「目標」とはそれほど強いもの
多くの才能をもつ必要はない。たったひとつに集中する人間のほうが強いのだから
限られた力をあちこちへ注いではいけない
力の矛先をひとつに絞れば、大きな成功を手にできる

第8章 「神に選ばれし偏執狂」になりなさい

汲めどもつきぬ強い思い、「熱意」が生み出す偉業
偏執狂とバカにされた人たちが世の中を進化させてきた
ターナーの作品への愛、靴磨きの親方の仕事への誇り
ジャンヌ・ダルクの熱意は兵士も国王も動かした
真実を伝えきれない主教、つくりごとを真実と思わせる名優
ただひたむきに。世間の評価や嘲笑に惑わされずに

第9章 「やっつけ仕事」では何も得られません

誠実さをとるか、目の前の効率をとるか
いいかげんな仕事をすると、最終的には割に合わない
「やりかけの仕事」は「やりそこない」である
「これで完成だ」などと、軽々しくいってはいけない
結びの言葉ひとつを考えるのに一四時間かける
下積みの時代を大切にできるか
末節にこだわることに熱意を傾けるのは愚の骨頂
仕事をはじめたら、「完璧」に仕上げよう。自然がつくる一枚のみごとな葉っぱのように

第10章 助けがなくても、自分の力を頼みに進みなさい

ヒバリの母は人間をよく知っていた
運命の女神は、自身の力で立つ者にほほえむ
どんな不運に見舞われても、自分で道をつくりつづけた興行師バーナム
囚人生活すらチャンスに変えた大作家
生まれながらの才能も、運も学歴も親の財産も、あなたの成功を約束しない
努力にも学びにも、元手はいっさい必要ない

第11章 あなたの内奥にひそむ可能性を呼び覚ましなさい

羊に育てられた子ライオンが目覚めるとき
新しい力が授けられたわけではない。自分の力に気づいただけだ
自分の潜在能力を発見するのは人生最高の喜び
小さなどんぐりにすべての可能性が秘められている
とにかく試してみよう。あなたのなかにどんな可能性が眠っているか、だれにもわからない
あなたに訪れた困難が自己発見を助けてくれる
眠り込んでいるライオンの子を起こせ

第2部 成功者、自らの人生をマーデンに語る

第1章 「電話の発明者」グラハム・ベル──実用的な目的へのあくなき挑戦が成功を導く

社会を変えた発明者、ベル博士に会いに行く
「実用的な目的」に注ぐ粘り強さが成功のもと
若いときには外に出て、健康な体をつくること。猛勉強は必要ない
ゆっくり自然に成長しなければ、知性に広がりが生まれない
遺伝と環境は成功を左右するか
発明家にとって、アメリカは理想的な土壌
目標をひとつに絞ると、大事なことが自然に目に留まる
発明が認められ、社会に受け入れられた理想の成功者

第2章 「デパート王」ジョン・ワナメーカー──創意工夫の知恵が何よりも長持ちする財産

ジョン・ワナメーカー少年のつましい生活
使い走りながらも、熱心な仕事ぶりで一目置かれる存在に
生まれながらの「人をまとめる才能」で、どんな事業でも人気に火をつける
資本金の三分の一をつぎ込んで、優秀な人材をスカウトする
通例にとらわれることなく、顧客の安心と快適をとことん追求
たくみな宣伝で世間の耳目を集める
すべてのものがそろう店、「デパート」の誕生
「成功したいと思ったら、その道の達人に心得を聞くのをためらうな」
最も長持ちする財宝は自分自身のなかにある

第3章 「石油王」ジョン・ロックフェラー──やるとなったら必ず一番になる

「人には話さない」と決めていた若き日の苦闘
田舎に生まれ、たくましく育つほうが金持ちのボンボンよりずっと成功に近い
少ない給料から貯金し、売れ残った丸太を買って売りさばく
若くても、どんなに収入が少なくても、寄付と貯金は人間のつとめ
原油の投機競争には加わらず、冷静に事業を分析
事業をはじめるなら最大の権限を手中におさめる。さもなくばいっさいかかわらない
超人的な運に恵まれた人物ではない。常識的で慎重派
金もうけの才能に恵まれたなら、それを浪費してはいけない
鍛錬で磨いた「先見の明」が、ロックフェラーを世界一に押し上げた

第4章 「発明王」トーマス・エジソン──仕事の喜びは、成功にいたるまでの「過程」にある

10度目の訪問でやっとお目通しがかなう
すすと油まみれ、モジャモジャ頭の男が登場
勤め先に小さな化学実験室をつくった若きエジソン
大事な局面で、なぜか劇的な出来事が起こる
自身の必要に応じて、アイデアを次々と実現
世間が必要とするものを発明しなくては、人は注目してくれない
エジソンには運命の女神がほほえむ
珍しいだけのものには興味がない。商品価値のあるものを発明したい
ひとつの問題に60時間ぶっとおしで集中できるか
「やることがたくさんあるのに時間が足りない」。朝食の席にも走って向かう
発明家にとって最高の喜びは成功にいたるまでの「過程」

第5章 「鉄鋼王」アンドリュー・カーネギー──与えられた以上のことをやらなくては道は開けない

アメリカほど、若者が早い出世を望める国はない
鉄鋼王が最初に得た賃金は、週に1ドル
本当に優秀な若者であれば、上の人間はちゃんと目をつけている
目の前の職務を果たしているだけではダメだ。人の目を引くほどの働きを見せなければ
「寝台車」というまったく新しいアイデアに投資。月収の四倍の額を払い込む
多額でなくていい。若いころからの貯蓄が信用をつくる
「これからの鉄道橋は鉄製になる」。鉄鋼の無限の可能性に気づいたカーネギー
人の価値を決めるのは、財産でも知識でもなく、「人のために何をしてきたか」
金持ちの家に生まれなかったことを喜びなさい

訳者あとがき




著者

オリソン・S・マーデン(Orison Swett Marden)
1850–1924。アメリカ、ニューハンプシャー生まれ。「自助の力」と「ポジティブ思考」を成功の鍵とするアメリカ成功哲学の礎を築いた。著書『前進あるのみ』は、世界で1000万部、日本でも100万部を超えるベストセラーに。1897年、ビジネスで大成功をおさめた人のインタビューを掲載する『サクセス・マガジン』を創刊。後の編集長に、ナポレオン・ヒルやオグ・マンディーノがいる。


監訳者

本田直之(ほんだ・なおゆき)
レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO
シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQへの上場に導く。現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行う。東京、ハワイに拠点を構え、年の半分をハワイで生活するデュアルライフを送っている。著書に、ベストセラーになったレバレッジシリーズをはじめ、『ノマドライフ』(朝日新聞出版)、25万部を越えるベストセラーとなった『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』『ゆるい生き方』『7つの制約にしばられない生き方』(以上、大和書房)『ハワイが教えてくれたこと。』(イースト・プレス)などがある。著書は累計200万部を突破し、 韓国、台湾、中国で翻訳版も発売されている。日本ファイナンシャルアカデミー、コーポレート・アドバイザーズ、米国Global Vision Technology社、アスロニア、アロハテーブル、コポンノープ、アキュム等多数の企業取締役を兼務。経営者を中心としたトライアスロンチーム、TeamAlapaを主宰する。
サンダーバード国際経営大学院経営学修士(MBA)
明治大学商学部産業経営学科卒
(社)日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー
アカデミーデュヴァン講師
上智大学非常勤講師。


訳者

堀千恵子(ほり・ちえこ)
熊本女子大学(現・熊本県立大学)卒業。翻訳家。訳書にL・M・クラウス『SF宇宙科学講座』(日経BP社)、T・コルボーンほか『奪われし未来[増補改訂版]』(翔泳社、増補改訂部分訳)、J・J・レイティ『脳のはたらきのすべてがわかる本』(角川書店)、M・ポール『だから片づかない。なのに時間がない。』(ダイヤモンド社)、J・サッターほか『747ジャンボをつくった男』(日経BP社)などがある。

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