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決断の条件

マネジメント力を鍛える実践ケース50

  • 紙版

決断の条件

マネジメント力を鍛える実践ケース50

書籍情報

  • 紙版
  • P.F.ドラッカー:著 ジョゼフ・A・マチャレロ:編 上田 惇生:訳
  • 定価:1980円(本体1800円+税10%)
  • 発行年月:2013年01月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:246
  • ISBN:978-4-478-00916-1

内容紹介

マネジメント理論を知識として知っているのと、それを実際に実践できるのとでは雲泥の差がある。本書は、マネジメントが日常直面する典型的な50のケースを提示する。いずれも重大な意思決定を迫る状況ばかりであり、「自分ならばどうするか?」を考えながら読むことにより、読者のマネジメント力は一気に向上する。

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目次

推薦の言葉──マネジメントの理論と実践

はじめに

訳者注記──[一つの視点]について

第1部 パラダイムの変化

Case1 リストラをしないマネジメントは可能か──ユーハン・キンバリー社の挑戦

第2部 企業にとっての成果

Case2 わが社の事業は何か──キャラハン・アソシエーツの場合
Case3 あげられる利益とあげるべき利益──製パン会社の場合
Case4 あるグローバル中堅企業の成功──スイスのウラニア社
Case5 わが社の事業は何であるべきか──事業としての医療
Case6 マリナー紙問屋にとっての事業は何か──三つの選択肢
Case7 ダウンタウン・デパートの行く道──下り坂に入ったあと

第3部 公的サービス機関が成果とすべきもの

Case8 われわれのミッションは何か──ある大学付属美術館の場合
Case9 われわれの顧客は誰か──AFS高校生交換留学制度
Case10 インドの農地解放──RDIのミッション
Case11 大学の未来像──マウント・ヒリヤー大学の場合
Case12 公的機関のミッション──水資源博物館の場合
Case13 公的機関によるNPOのマネジメント──水道公社による水資源博物館の運営
Case14 社会セクターへのニーズの増大に応えて──四つの分野を重視する
Case15 州立大学の選択──ニーズか、能力か
Case16 病院の「成果」とは何か──何を基準とするか
Case17 非営利の病院のコスト管理は不可能か──何に価値を置くか

第4部 仕事を生産的なものにし、人に成果をあげさせる

Case18 知識労働の仕事を分析し組み立てる──新任の銀行支店次長の意欲
Case19 人のマネジメントは学んで修得できるか──よい仕事をするには
Case20 ポストの少ない部門の人事──流通業の場合
Case21 病院の訓練部長の役割──制度か、気風か
Case22 「われわれ」と「彼ら」の間の溝──アメリカ社会の一側面
Case23 事故ゼロ運動──カジャック空軍基地の場合

第5部 社会的責任

Case24 設備の近代化──社会的責任と社会的無責任
Case25 給料をもらっているのは──ジョン・ルイス対ローズベルト大統領
Case26 クエーカー教徒の良心か、優越的地位の濫用か──人種差別を前にして
Case27 それは社会的責任か、贈賄か──天下り受け入れの是非
Case28 変わる世論──ユニオンカーバイドの場合

第6部 マネジメントの仕事

Case29 名経営者アルフレッド・スローンの経営スタイル──孤高たるべきもの
Case30 報酬制度の不備──GEの場合
Case31 ゴール管理──テキサス・インスツルメンツの「キャッチボール経営」
Case32 上司をマネジメントする──教わってわかること
Case33 トップマネジメント・チームの編成──フロンティア・ナショナル銀行の場合
Case34 抜擢人事の失敗──誰の責任か

第7部 マネジメントのスキル

Case35 意思決定の原則の無視──ベトナム戦争の失敗
Case36 新任の輸出部長──コミュニケーションの問題
Case37 事業上の意思決定──異質のオファーを比較する
Case38 企業経営の計器盤は可能か──コーポレート・コントロール・パネル

第8部 イノベーションと企業家精神

Case39 研究開発活動に予算は組めるか──ある製薬会社の場合
Case40 インテルのアンディ・グローブ──企業家から大企業トップへ
Case41 植込み型ペースメーカーの開発──利益のためか

第9部 組織

Case42 重要なのは基本と原則──ある生命保険会社の組織改革
Case43 連邦分権制か、疑似分権制か──バンコ・マーカンティルの組織構造
Case44 グローバル企業への分権型組織構造の導入──ユニバーサル電機の場合
Case45 研究開発活動のグローバル展開──ある製薬会社の例
Case46 ワンマン経営の後始末──残るはイエスマンばかり
Case47 規模のメリットなるものは存在するか──トップマネジメントの問題
Case48 当然のものではなかった戦略──GMの小型車戦略

第10部 個に求められるもの

Case49 CEOの役割とは何か──責任と資格
Case50 何をもって憶えられたいか──ジョゼフ・シュンペーターの場合


訳者あとがき




著者

P.F.ドラッカー(Peter F. Drucker、1909-2005)
20世紀から21世紀にかけて経済界に最も影響力のあった経営思想家。東西冷戦の終結や知識社会の到来をいち早く知らせるとともに、「分権化」「目標管理」「民営化」「ベンチマーキング」「コア・コンピタンス」など、マネジメントの主な概念と手法を生み、発展させた。著書に『マネジメント』ほか多数。


編者

ジョゼフ・A・マチャレロ(Joseph A. Maciariello)
クレアモント大学院大学教授。ニューヨーク大学経済学博士。ドラッカー教授の同僚であり、長年の友人。


訳者

上田惇生(うえだ・あつお)
ものつくり大学名誉教授、立命館大学客員教授。1938年生まれ。ドラッカー教授の主要作品のすべてを翻訳、著書に『ドラッカー入門』などがある。ドラッカー自身からもっとも親しい友人、日本での分身とされてきた。ドラッカー学会(http://drucker-ws.org)初代代表(2005-2011)、現在学術顧問(2012-)。

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