目次

まえがき

序章　いま、職場で起こっていること

学歴のない人にもチャンスが広がった職場
若さも肩書きも競争優位にならない時代
互いに求めているのに出会えない企業と人
成長できない職場、成長できる職場
失われた主語と述語
働く才能とは何か

第１章　自分のポジションをつくる

挨拶は可能性を広げるキー
小さなコミュニケーションから始めよう
「〜しちゃった」の怖さ
「私は」ということで仕事は始まる
「指示通り」では生き残れない
「私がやる理由」を見つける
仕事を呼び込む姿勢とは
「やれない」ではなく「やらない」を悔やむ

第２章　他人とのつながりをつくる

不満を感謝に換えて成長する
共有という意識の作り方
嫉妬心や猜疑心をどう抑えるか
上司や同僚を顧客として見る
スケジュールはコミュニケーションのツール
お願いで見える相手との関係
同僚が喜んでいるときは一緒に喜ぶ
他人を頼れなければ大きな仕事はできない
他人に頭を下げて当たり前

第３章　相手の感情をリードする

「聞いていません」はタブー
使う言葉で考え方を変える
チームはあなたの仕事を待っている
「できません」は成長のブレーキ
自分は誰にも迷惑をかけていないと思ってないか
「自分なり」の仕事は意味がない
上司はあなたを無視できない
怒った人の苦しみを知る
許しを求めず怒りを受け止める

第４章　仕事のスピードを上げる

迷わず、言われた順にやればいい
仕事の意味は後から考える
仕事のスピードは動作のスピードから
「わからない」は発注者に聞く
評価を聞いて成長のスピードを上げる
好かれるより、好きになる思考を
目標は成長のスピードを上げる方法論
目標達成があなたの魅力になる
権限なしで周囲を使う

第５章　自分の存在を際立たせる

実行する前に宣言する
負の自分が現れやすいとき
他人のことを想像する
言葉は他人のために使う
言葉づかいをポジティブにする
トラブルを良い記憶として残す
「したくないこと」から逃げない
最後は運命として受け止める

第６章　自分が生きる場所を探す

基本となるのはコミュニケーション
仕事にめぐりあう仕掛けの問題
企業ではなく職場を見る
職場単位の人材マッチング
バーチャルでできること、できないこと

終章　職場で幸せになるために

モチベーションなんていらない
現実的という言葉に惑わされない
草むしりのエピソード
働く意欲に従え
起業とはどのようなものか
幸せはつかむものではなく、知るもの

あとがき

著者

神保 紀秀（じんぼ のりひで）
●綜合スタッフグループ代表。
1952年長野県出身。1975年立教大学法学部卒。損害保険の商品設計を行う特殊法人での勤務を経て、1990年、甲信越本部を拠点に人材派遣会社・綜合キャリアオプションを設立。現在、甲信越本部（長野）・首都圏本部（渋谷）など全国60拠点を構えるが、社員資質の醸成とマーケットの変化スピードに対応するため、「非上場戦略」を採る。
●自らも日雇い作業員・店頭販売員を経験し、“職種・業種を超えて必要とされる人材にする”ことこそが人材ビジネスの役目と捉え、自社サービス商品を派生させていく“ポスト人材派遣の仕組み”を提唱する。
●創業当初から「オプショナルシステム」を商品戦略として展開。近年「LQプログラム」を開発し、講演やセミナーなどでその意義、方法論を伝えている。
【ホームページURL】http://www.sougo-staff.jp/