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災害時 絶対に知っておくべき「お金」と「保険」の知識

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災害時 絶対に知っておくべき「お金」と「保険」の知識

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 生活設計塾クルー+ダイヤモンド社 編著
  • 定価:713円(本体648円+税10%)
  • 発行年月:2011年04月
  • 判型/造本:B5並製
  • 頁数:128
  • ISBN:978-4-478-01605-3

内容紹介

住居、仕事、生活支援などの「公的支援」や、生命保険、地震保険、火災保険、損害保険などの手続きや申請などを分かりやすくまとめた大図解本。これから入る場合の地震保険の選び方や、寄付で節税するなど、被災してもしていなくても使える保存版の1冊です!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

第1章 緊急対応編

被災したときの「お金」と「保険」の緊急対応はこうしよう
担当 浅田里花

通帳や印鑑がなくても、本人確認ができれば現金の引き出しは可能!
保険証券が紛失、請求先が不明でも保険金や給付金の請求は全く問題なし
被災したときに優先してやるべき、大事な3つのこと
生活再建のためのお金の緊急借り入れ先をチェック
「り災証明書」を発行してもらうと、各種手続きがすべてスムーズに

COLUMN 家も仕事もなく、収入が途絶えたら『生活保護』の認定も視野にいれてほしい

第2章 公的支援編

国や地方自治体の公的支援にはどんなものがあるのか
担当 清水香

公的支援 その(1) 当面の生活資金を確保する
身の安全が確保できたら、次に考えたい、当面の生活を支えるための資金をどうするか

公的支援 その(2) 負傷や疾病などの障害を持った場合の支援
自然災害により家族を失った遺族、重度の障害を負った人への支援制度とは

公的支援 その(3) 教育費、養育費、子どもの支援
被災後も子どもたちが学べるように、国や自治体が行っている援助・措置

公的支援 その(4) 住まいの確保、再建のための支援
一刻も早く住まいを確保したい。そんなときに活用できる支援とは

公的支援 その(5) 中小企業、自営業の方向け支援
被災した中小企業、農林漁業者の事業復活のための資金融資について

公的支援 その(6) 給与所得者への支援
災害により会社が倒産・事業休止…。離職後の生活を支援する制度とは

COLUMN 被災したとき、勤務中だったら…? 地震によるケガでも労災に認定される可能性が!

第3章 地震保険編

災害時に頼れる、地震保険のしくみを知って、保険金はこうもらう
担当 清水香

地震保険加入率は全国平均でまだ23%。しかし、その重要性は増している!
地震に備えるには『地震保険』がいちばん。他の保険とは違う、加入条件など詳細を知ろう
地震保険は保険会社と国がタッグを組んだ保険。大災害でも保険金は国が保証する!
地震保険は「全損・半損・一部損」と3段階に分かれた独特の損害区分となる
こんなとき、保険金は出る?出ない? 地震保険の具体的な実例
請求もれに注意! 火災保険や共済でも、契約によっては見舞金などが出ることも
請求しなければ保険金はもらえない。請求期限は被災時から3年以内、忘れずに!
保険金額を左右する、3つの損害区分。保険金が丸々もらえる「全損」とは?
鑑定はマニュアル化されている。自分でもチェックしておこう
鑑定人の鑑定に不満が残る…。そんなときは再鑑定を依頼しよう

COLUMN 非常持ち出し袋にいれておくべき、被災後の生活を支えるお金に関する必須アイテム

第4章 火災保険その他編

火災保険、自動車保険、共済、その他保険──災害をカバーする損害保険はどれ?
担当 清水香

ほとんどの人が加入している火災保険。地震が原因の火災は保険はおりない!?
火災保険はどのような災害をカバーする? たくさん加入していても、補償は一定額まで
震災時に起きた火災でももらえるかも。「地震火災費用保険金」とは?
こんなとき、保険金は出る?出ない? 火災保険の具体的な実例
マイカーの損害は、地震の被災時は原則補償されない
手ごろな掛け金で加入者も多い! 火災共済でどこまでカバーできる?
火災などで損害を受けたらすぐに連絡。保険金はこうして請求しよう

COLUMN 継続手続きを忘れると、保険が切れるが、今回、特別措置で最大6カ月猶予。必ず申し出を

第5章 生命保険編

「災害時」の死亡、病気、ケガ…生命保険や医療保険の請求や保障範囲とは
担当 内藤眞弓

地震や津波による死亡やケガは、生命保険や医療保険でも保障される
家族が亡くなったり、ケガをしたら保険会社への請求手続きをしよう
保険証券がなくても大災害時は、その他の証明書類で請求できる
災害割増特約、傷害特約が付いていれば上乗せの保険金が受け取れる
資金繰りに困ったら、契約者貸付制度や保険料の払い込み猶予を申し出よう
傷害保険はケガの補償をするものだが、自然災害は支払い対象にならない

COLUMN 地震や津波などの被災者は医療費の自己負担分が免除される

第6章 住宅ローン編

住宅ローンがあるのに被災した──災害時にとるべき対応とは
担当 深田晶恵

住宅ローン返済中の人は、金融機関に被災者であることを申し出て相談しよう
被災して住宅ローン返済に困ったら返済方法の見直しを検討しよう
被災した自宅の再建資金を用意するには、「災害復興住宅融資」の利用を検討しよう
被災した親のために住宅を再建するなら、「親孝行ローン」を検討しよう
もし再びローンを組む「二重ローン」を検討するなら…。今後の生活設計のポイント

COLUMN 住宅ローンの“借り過ぎ”は、災害時のリスクも高めることを知っておこう

第7章 確定申告編

「災害」、「寄付」──。被災しても、被災していなくても知っておきたい「確定申告」
監修 税理士 柴原一

災害、寄付、医療費過多、そんなときは「確定申告」をして税金を取り戻す
災害による損失が出たら申告を。「雑損控除」で税金を取り戻そう
家族で医療費が多くかかったら「医療費控除」で還付を受けよう!
2000円超の寄付をした人に朗報! 「寄付金控除」で税金が軽くなる
「ふるさと納税」は好きな地域を応援でき、住民税の税額控除も受けられる!

COLUMN 財務省が発表、2010年分から減免、2年間の所得税の税負担が軽くなる

第8章 地震保険加入編

これから入る場合の「地震保険」の正しい選び方、ポイントとは
担当 清水香

火災保険の補償をシンプルにすれば、大きな負担なく地震保険に入れる
最大30%オフ。割り引き制度を利用して地震保険の保険料を安くする!
地震保険は最大で所得税5万円、住民税2万5000円の控除がある

おわりに

著者紹介

著者

(株)生活設計塾クルー
特定の金融機関等に属さない独立系ファイナンシャルプランナー集団。メンバーのFP歴は24〜14年と、長い経験に裏打ちされた独自の視点で、1人ひとりの暮らしに応じた保障設計や資産設計などのアドバイスを行う。金融・経済・保険・社会保障・住宅ローン等について生活者の立場から情報を発信。 http://www.fp-clue.com/

浅田里花(あさだ・りか) 第1章担当 1959年兵庫県生まれ。同志社大学卒業後、証券会社、FP会社を経て93年に独立。相談業務、執筆・講演で情報発信。著書に『お金はこうして殖やしなさい』(ダイヤモンド社、共著)など。阪神・淡路大震災で実家が被災。一部損で地震保険の給付を受けた。

清水 香(しみず・かおり) 第2章・3章・4章・8章担当 1968年東京生まれ。学生時代より生損保代理店業務に携わる傍らFP業務を開始。相談業務、執筆・講演なども幅広く展開。近著は『見直し以前の“いる保険”“いらない保険”の常識(講談社)』『こんな時、あなたの保険はおりるのか?』(ダイヤモンド社)。

内藤眞弓(ないとう・まゆみ) 第5章担当 1956年香川県生まれ。保険会社勤務の後FPとして独立。近著に『新版医療保険は入ってはいけない!』(ダイヤモンド社)。「日本の医療を守る市民の会」(http://iryo-mamorukai.com/)を主宰し、毎月勉強会を開催。

深田晶恵(ふかた・あきえ) 第6章担当 1967年北海道生まれ。外資系電機メーカー勤務を経て、‘96年にFPに転身。近著に『住宅ローンはこうして借りなさい・改訂3版』(ダイヤモンド社)などがある。ブログ「お金のおけいこ。」 http://blog.akie-fukata.com/ ツイッター[akiefukata]

※この本に掲載されている内容は、2011年3月末現在の情報をもとにしています。

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