目次

はじめに

第１章　開業したら使いたい放題!?　個人事業のキモはやっぱり経費

節税の超キホン　売上を抜くくらいなら経費をガンガンのせましょう
節税の超キホン　「もう計上できる経費はない!?」そんなの思い込みです！
個人事業主のギモン　本当に「あらゆる領収書は経費で落とせる」の？
節税の超キホン　好きなアイドルのＤＶＤを経費で買う方法があるんです
節税の超キホン　青色申告を選べば、書類１枚で税金が10万円も安くなる！
節税の超キホン　こんなにカンタン！　個人事業の税金のしくみ

第２章　目からウロコ！　経費と領収書の超キホン

個人事業主のギモン　経費として認められるのはどんな支出なの？
個人事業主のギモン　電話代などプライベートと仕事が混在している出費の扱いは？
個人事業主のギモン　レシートでは領収書代わりになりませんか？
個人事業主のギモン　領収書がもらえない場合は経費にできない？
経費の超キホン　ズバリ！　これだけ満たせば、経費として認められます
個人事業主のギモン　領収書をノートに貼り付けてはいけない!?
領収書の超キホン　領収書の整理が10倍楽になる“336円”メソッド

第３章　もう迷わない！　経費と勘定科目のお作法

科目の超キホン　経費には種類がある①　科目に悩んだときはこれを使えばＯＫです
科目の超キホン　経費には種類がある②　うまく当てはまらない場合は自分で科目をつくりましょう
科目の超キホン　経費には種類がある③　どの経費がどの科目に入るのか、実は気にしないでいいんです
科目のトリセツ　間違いやすい科目のトリセツ①　ただし、仕入と消耗品費の使い分けには注意しましょう
科目のトリセツ　間違いやすい科目のトリセツ②　残念ですが、個人事業主は自分に「給与」を払えません
科目のトリセツ　間違いやすい科目のトリセツ③　配偶者や親へ給与を払えば経費になります
科目のトリセツ　間違いやすい科目のトリセツ④　経費になる税金、ならない税金、その違いはどこにある？
科目のトリセツ　間違いやすい科目のトリセツ⑤　預金利息はプライベートの収入としてポケットへ……

第４章　これって経費？　微妙な出費をどう処理するか

個人事業主のギモン　「飲食関連」の微妙な出費①　１人分（自分の分だけ）の食事代は経費にできますか？
個人事業主のギモン　「飲食関連」の微妙な出費②　交流会で割勘した飲み代を経費にしたいんですが……
個人事業主のギモン　「飲食関連」の微妙な出費③　時間つぶしのお茶代まで経費にできるって本当？
個人事業主のギモン　「買い物関連」の微妙な出費①　営業力アップのための化粧品代、当然、経費にできますよね？
個人事業主のギモン　「買い物関連」の微妙な出費②　プライベート兼用のパソコン、その購入代金は？
個人事業主のギモン　「買い物関連」の微妙な出費③　減価償却って何ですか？よくわからないんですが……
個人事業主のギモン　「買い物関連」の微妙な出費④　車は、新車にすべき？　それとも中古にすべき？
個人事業主のギモン　「買い物関連」の微妙な出費⑤　ローンと一括払い、車を買うならどちらが有利？
個人事業主のギモン　「事業主関連」の微妙な出費①　税金や社会保険料についてまとめて教えてください！
個人事業主のギモン　「事業主関連」の微妙な出費②　事務所の敷金・礼金、引っ越し費用は？
個人事業主のギモン　「事業主関連」の微妙な出費③　愛人との旅行代をこっそり経費にしたい……

第５章　まだ間に合う！申告期限ギリギリまでの節税テクニック

節税テクニック　10〜11月に考える節税対策①　節税と老後への備えの一石二鳥！　小規模企業共済へ加入する
節税テクニック　10〜11月に考える節税対策②　支払いは、住民税より国民年金、国民健康保険を優先する
節税テクニック　12月から考える節税対策①　年末は手っ取り早く消耗品をまとめ買い！
個人事業主のギモン　12月から考える節税対策②　それなら、年末の大量「仕入」も節税になるのでは……？
個人事業主のギモン　12月から考える節税対策③　年末と言えばクリスマス、パーティーを開いた費用はどうなる？
節税テクニック　12月から考える節税対策④　確定申告の前に、もう一度、通帳やカード明細を見直して！
節税テクニック　12月から考える節税対策⑤　節税のネタはスケジュール帳に隠れています

第６章　決して避けては通れない！恐怖の消費税

消費税の超キホン　売上1000万円超かどうか、それが運命の別れ道
個人事業主のギモン　申告義務がない人でも、消費税を請求していい!?
消費税の超キホン　収入だけど売上にならない。そんなお金があるんです!!
消費税の超キホン　きちんとやると意外と大変!?　消費税の計算方法
消費税の超キホン　面倒くさがり屋さんは「簡易課税」でＯＫです
消費税の超キホン　簡易課税にするなら税務署に宣言が必要です
消費税の超キホン　原則課税と簡易課税、ぶっちゃけどっちがお得か？

第７章　個人でいくか？　法人化するか？　税金面で考える損得

個人事業主のギモン　あえて個人事業から法人にするのはなぜ？
法人化する？ しない？　法人をつくった場合のメリット①　自分に払う給与の一部を経費として扱えます
法人化する？ しない？　法人をつくった場合のメリット②　消費税、最初の２年間は支払わなくていいんです
法人化する？ しない？　法人をつくった場合のメリット③　会社だから認められる「無税の収入」をつくれます
法人化する？ しない？　法人をつくった場合のデメリット①　設立費用・法人住民税など法人ならではの出費が……
法人化する？ しない？　法人をつくった場合のデメリット②　法人税の申告書はシロウトにはつくれない!?
法人化する？ しない？　法人をつくった場合のデメリット③　せっかく稼いだ利益を総取りできなくなる!?
法人化する？ しない？　法人化のボーダーライン①　忘れてはいけない!“社会保険料”の損得
法人化する？ しない？　法人化のボーダーライン②　どのくらい利益が出たら法人化を考えればいいのか？

おわりに

著者紹介

福島宏和（ふくしま・ひろかず）
確定申告専門税理士（個人事業者の確定申告を専門とする税理士）
福島宏和税理士事務所代表
1976年群馬県生まれ。「困っている人の力になりたい」という漠然とした思いから、大学では心理学を専攻。しかし、心理の道での就職がかなわず塾講師（数学担当）をするうちに数字に目覚め、税理士を目指す。
勉強を続けながら税理士法人職員、ベンチャー企業の経理責任者などを経験。税理士試験の選択科目は「個人に関わる税金」いうところにこだわり続け、税理士法人での勤務時代も、「確定申告のことは福島に聞け」と言われるほど確定申告を得意分野としていた。
独立後、個人事業者の確定申告を専門とする確定申告専門税理士となる。なかでも、フリーランス、サロン、整体、アフィリエイター、その他比較的新しいジャンルの業種に強みを持つ。
「税理士は敷居が高い」「税理士は細かい帳簿つけや領収書の整理ができない人に対して厳しい」といった先入観をなくしてもらうことを目指して、ブログやメルマガを作成するほか、セミナーや個別相談でも専門用語をできるだけ使わず、かつ、ホンネトークで個人事業者の悩みを解決している。

●ホームページ：http://fukuoffice.com/