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中小企業よ、今こそベトナムへ

初めての海外進出を成功に導くために必要なこと

  • 紙版

中小企業よ、今こそベトナムへ

初めての海外進出を成功に導くために必要なこと

書籍情報

  • 紙版
  • 柗本俊洋 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2012年09月
  • 判型/造本:46上製
  • 頁数:220
  • ISBN:978-4-478-02241-2

内容紹介

国内需要が低迷するなか、アジア進出こそが日本の中小・中堅企業の生き残る道。フットワークの軽い中小だからできる、シンプルな海外事業展開術とは? ベトナムでの事業展開事例を軸に、その極意を紹介する。

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目次

はじめに

第1章 なぜ中小企業はアジアを目指すべきか

1 社長の仕事は市場の変化に対応し「先を読む」こと
2 「人口減で栄えた国はない」海外進出を決めた日本の現実
3 事業を拡大させたいという意欲が最終決断させた
4 日本の中小企業の進出先として注目されるベトナム
5 ベトナムは日本との関係が深い特別なパートナー国家

第2章 ベトナムで黒字化を達成するまで

1 マレーシアでは実績がなくても公共工事を受注できる
2 勤勉な人材が豊富なベトナムをオフショア先として選択
3 経済の中心地ホーチミンで人材も事務所も確保して始動
4 設計技術や日本語の研修に明け暮れた三年間
5 事業の規模拡大へ人事制度整備や新分野進出に着手
6 日本では考えられない大きなチャンスが巡ってきた

第3章 海外進出で社長が注意すべきこと

1 進出先は「無理なく入れる国であるかどうか」がポイント
2 ケンカをするなら早い段階で徹底的に
3 「出稼ぎ根性」で海外に出ると信用をなくす
4 ベトナム人社員に対する教育法や叱り方は日本と同じでいい
5 労務管理上の不安や悩みは「案ずるより産むが易し」だった
6 ベトナムとの文化や慣習の違いには配慮したほうがいい
7 「ボーナスよりみんなで社員旅行を」という申し出に感激
8 ブリッジエンジニアを導入し、事業領域の拡大につなげる
9 誠意と誠実の気持ちで接すればベトナム人は応えてくれる
10 ベトナムでは「コネ」が重要。信頼のおける人脈を築くべし

第4章 ジェスコが国内基盤を築くまで

1 無線エンジニアとしてサラリーマン生活を送る
2 漬物屋の修業で商いの本質や経営の基本を教えられた
3 サラリーマン時代の仲間と電気工事会社を設立
4 スケールの大きな原子力の仕事が舞い込んだ
5 「一本足経営」の危うさを知る
6 バブル崩壊後も順調に成長
7 ホールディングス化で後継者を育成

第5章 組織の力を最大限に引き出す方法

1 高校時代にすでに事業家をイメージ
2 真の「社員のための会社」を目指す
3 さまざまな人材をそろえ、強い組織をつくる
4 絶えず組織の見直しを繰り返す
5 個人の能力を引き出しやすい中小企業
6 中小企業にも意欲ある若い人材は集まるべきだ


おわりに




著者

柗本俊洋(まつもと・としひろ)
JESCOホールディングス株式会社 代表取締役社長
1943年、奈良県生まれ。奈良県立奈良商工高等学校(現・奈良朱雀高等学校)を卒業後、日本無線株式会社に入社。技術職を経て独立し、1970年、ジェスコ株式会社を創業。電気・通信設備、放射線モニター、無線通信と次々に業態を拡大し、1992年、社名をJESCO株式会社に。その後、海外にも進出し1997年、マレーシアに合弁企業JESCO BINAを設立。2001年にはベトナムにJESCO SEベトナムを設立する。2004年、後継者の育成を目的に分社化し、持株会社JESCOホールディングス株式会社代表取締役社長に就任。JESCO ASIA JSC代表取締役社長。現在は、国内事業はもとより、ベトナムを拠点とした海外展開にも積極的に力を注いでいる。東京商工会議所中小企業国際展開アドバイザー。

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