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21世紀のブランドを創る 「星乃珈琲店」誕生物語

超積極策によるドトール日レスグループの復活劇

  • 紙版

21世紀のブランドを創る 「星乃珈琲店」誕生物語

超積極策によるドトール日レスグループの復活劇

書籍情報

  • 紙版
  • 大林豁史 著
  • 定価:1650円(本体1500円+税10%)
  • 発行年月:2014年09月
  • 判型/造本:4/6並製
  • 頁数:256
  • ISBN:978-4-478-02967-1

内容紹介

創業から35年目にして初めて対前年比100%を切った。翌月には85.5%まで落ち込んだ。私は逆転の発想、新たな可能性に思い当たった。「新たなカフェ業態、21世紀ブランドを創る、だ!」

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

プロローグ

リーマンショックがすべての始まりだった

第1章 コーヒー・ファーストという逆転の発想から

    星乃珈琲店は生まれた

20世紀のブランドの賞味期限は間もなく終わる
“朝食需要”が次を占う大きなキーワードだった
喫茶店に活路を見出し、新たなカフェ業態を創る
星乃珈琲店はドトール日レスグループのノウハウの集大成
星乃珈琲店のコーヒーの味はどこから来ているのか
石巻での炊き出しはスパゲッティ

第2章 不採算店からの業態変更からスタート

    2号店で早くも生まれた目玉商品

そこに石窯があったから生まれたパンケーキとスフレ
赤字店舗をリストラし、立地と業態のマッチングを図る
10月になって、ぐるなびの検索数が急上昇し始めた
俵屋の業態変更を先行、土地自社所有店舗から始めた
コーヒー専門店ではなく、コーヒーレストランという業態
激戦地にして、にしむら珈琲の地元、三宮に乗り込む

第3章 メイン業態の五右衛門からの業態変更

    その存在はグループ全体に影響し始めた

コメダ珈琲の地元に出店。高齢者に好かれる店であると知った
モーニングの強化、そしてグループ経営も考えたメニューづくり
21号店で、五右衛門からの業態変更も始まった
流れを察知し、流れに乗り、さらに流れを作ることが大事
星乃ブランド、ついに海外(アジア)へ

第4章 どんな立地にも対応できる業態へ

    マスコミも大いに注目し始めた

星乃珈琲店のモデル店舗を作る。コンセプトは“蔵”
六本木でも、郊外立地でも受け入れられた
絶え間ない食事メニューの変更が飲食店の生命線だ
コーヒーは日本の文化、その牙城は簡単には崩れない
レーティングがBuyに引き上げられ、株価も上がった
いいブランドならば、人の流れを変えることができる
マスコミも星乃珈琲店の動向に注目し始めた
「粗」にして「野」なれど「卑」ならず
定期借家契約が私たちに与える弊害は計り知れない
契約変更を強要するディベロッパーの意図は明白?
だから郊外のロードサイド店舗に軸足を移している
長期に使える店は収益率も高い。そんな店を増やすのがコツ

第5章 さらにさまざまな場所への出店

    サロンや五右衛門との一体館など多彩な提案

星乃サロンというバリエーションまで成功した
阿佐ヶ谷では、星乃珈琲店が刺激になってF&Fも頑張り始めた
デパート初出店もそつなくこなす、もはや優等生
鯖江から、難しいフランチャイズ・ビジネスを始めた
2号店で早くもフランチャイズの問題点が噴出した
1階に星乃、2階に五右衛門という一体館が登場した

第6章 さまざまな立地での勝ちパターンが見えてきた

    そして、100店舗目を達成

ラザニアの成功はグループ経営の真骨頂
銀座8丁目、いよいよ銀座通り沿いに出店
従業員の士気も上がってきた。女性にもっと活躍してほしい
こんなところにもマクドナルドはあるのか!
ビジネス街のホットスポットにも星乃珈琲店はフィットし始めた
坂本竜馬が暗殺された旅館の跡地で、コーヒーを飲む
水戸タイプの郊外店舗がふさわしい立地がわかるようになった
高井戸の高級住宅地に旗艦店をデザインして出店!
いよいよカウントダウン、予想を上回る盛況に頰がゆるむ
そして記念すべき川越店は五右衛門からの業態変更
これからの外食産業を占う三つのポイント
少子高齢化が日本の胃袋を小さくしてしまうから
少子高齢化は外食産業の雇用形態にも大きな変化を促す
食の安全と安心がやっと本格的なテーマになる

エピローグ

あとがき

付帯資料

星乃珈琲店の歴史
売上高推移








著者

大林豁史(おおばやし・ひろふみ)
1969年、東京大学経済学部卒。日興證券を経て、73年、日本レストランシステムの前身であるショウサンレストラン企画株式会社を設立。2007年10月、ドトールコーヒーと経営統合し設立した、ドトール・日レスホールディングスの会長に就任。現在は、日本レストランシステム株式会社代表取締役会長であり、株式会社ドトール・日レスホールディングス取締役。著書「外食・非常識経営論」(ダイヤモンド社)

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