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不動産の法則

誰も言わなかった買い方、売り方の極意

  • 紙版

不動産の法則

誰も言わなかった買い方、売り方の極意

書籍情報

  • 紙版
  • 櫻井幸雄 著
  • 定価:1760円(本体1600円+税10%)
  • 発行年月:2015年03月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:224
  • ISBN:978-4-478-06507-5

内容紹介

住宅ジャーナリストとして長年の経験を有する著者が、住宅を売買する際に知っておきたいノウハウを大公開。相場を動かす消費者心理や、住宅売買におけるプロとの駆け引き、他人の失敗事例など、大きな買い物で後悔しないための知識とノウハウを豊富なエピソードを交え紹介。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

第1章 売り時と買い時の法則

    ──不動産の動きが分かる四局面理論

鍵を握るのは家賃相場の動き
家賃相場の1.5倍で折り返す
「消沈」の後には必ず「回復」が来る
東日本大震災後の「2段底」を検証
目安は「単純利回り5%」ライン
市況が底を打って上がりだす
ある日突然、ブレークして「回復」期に
局面が一巡する期間は一定ではない
四局面理論で分かる買い時と売り時
「過熱」局面で起きる“実質値上げ”
土地の仕入れと商品化のからくり
家を売るのは、築15年目がよい

第2章 不動産マーケットの法則

    ──売買における「心理戦」を読む

◆狙い目物件の法則
 不動産価格は「の」の字で上がる
 超人気物件は人知れず蒸発する
 マンションは高額住戸から売られる
 見学予約が取りにくいと即日完売
 新築時の人気が中古価格を左右する
 駅近・再開発物件は高くても売れる
 「地域一番立地」は必ず売れる
 「第1号物件」はよく売れる
 キャンセル住戸は入居直前に出る
 緑に囲まれたマンションは人気
 「庭付き」より「駅近」が高付加価値
 富士山・花火が見えると高価格に
 割安を狙うなら2階住戸
 「価格」を早めに出す物件は割安
専有面積が減ると片付かない家に
目の錯覚にだまされない方法
口コミ掲示板が超辛口になる理由
「免震構造がベスト」ではない
チラシの太字で長所・短所を知る
新興住宅地は悪口が出る間が狙い目

◆購入心理の法則
 金を出さない親が口を出す
 資産価値を重視する女性が増えた
 高くなると買いたくなる不思議
 家余りなのに高額物件から売れる
 郊外は「収納」、都心は「天井高」
 高度成長期はマンションがブームに
 マンションは盆と正月休み明けに売れる
 少子化でも大都市圏は値崩れしない
 外観の見栄えは売れ行きに直結
 建設現場を見れば仕上がりが分かる
 「青田売り」が減らないわけ
 家は理屈よりも気持ちで決める
 海辺の家は春に埋まり秋に空く

◆不動産投資の法則
 海辺の“砂かぶり”賃貸
 地方都市では高い賃貸が人気
 投資家は最悪条件の住戸を狙う
 分譲マンション割安住戸の魅力
 利回り「5%」と「3%」の違い
 投資家は2軒目に手を出す

第3章 不動産の新常識

    ──トレンドは刻々と変化し続ける

◆暮らしやすさの新常識
 広いマンションは100平方メートル以上?
 丸見えキッチンは暮らしにくい?
 「3LDKに限る」はもう古い?
 シニアに書斎付き寝室が人気?
 ウォークインクローゼットが理想?
 駐車場は100%がベスト?
 マンションのオートロックは緩い?
 1ドア2ロック、1キーでOK?
 外観だけ立派なマンションはサギ?
 マンションの音トラブルは面倒?
 ペアガラスは遮音性が高い?
 シャンプーできる洗面台は便利?
 給排水管で建物寿命が決まる?
 タワーパーキングは使いにくい?
 非常用電源は何日分も必要?
 都市ガスは災害に弱い?
 内覧会で見落とせないものは?

◆資産価値の新常識
 買ってすぐ手放すと3割安に?
 個性的なマンションは難がある?
 設備に惑わされてはいけない?
 少子化で都市部も過疎化する?
 バス便マンションは不便?
 幹線道路沿いは環境劣悪?
 マンションは立地が全てか?
 家は南向きに限る?
 その売り出し価格は適正か?

第4章 他人の失敗に学ぶ

    ──大きな買い物で後悔しないために

◆購入時の失敗談
 安ければよい、というものでもない
 安い中古を買って、建て替え受難
 資産価値は、そんなに大事か
 利回り重視もほどほどに
 ローン審査に落ちた!!
 借り換えできない!!
 金利上昇リスクが怖い
 アベノミクスで固定金利が有利?
 使いづらい「新しい工夫」
 「おまけ」は得なのか損なのか
 非接触キー、付いている?
 駐車場の悩みが尽きない
 月極駐車場には、いずれビルが建つ
 土日の見学だけでは分からない
 免震? 耐震!? 紛らわしい
 地震対策はまず、自分で手を打つ
 第三者機関でも調べてみる
 ゴミ集積場とご近所関係
 親世代は現実を知らない
 家を買ったら転勤、離婚
 シニア住み替えはタイミング勝負
 縁起を担ぐのも、ほどほどに
 “安さ”の理由を見極める
 安普請では元も子もない
 男と女の家探しの決め手

◆売却時の失敗談
 手付金放棄を余儀なくされた
 「値上がりマンション」の裏事情
 今どきあり得ない仲介会社
 既存不適格だから安く売ったのに
 管理会社を替えなければよかった
 ゴネ得狙いが、見切り発車に
 計画道路ができて超変形敷地に
 高値買い取りの、喜びとその後
 内装を替えなければよかった
 オープンハウス作戦でボロを出す
 先祖伝来の家を売るときの落とし穴

◆賃貸での失敗談
 名ばかりオートロックが蔓延
 名ばかりデザイナーズも大問題
 間取り図はあてにできない
 収納にさんざん泣かされる
 大きな窓が西向きだった
 “出る”部屋は借りたくない
 古いオール電化は理不尽の塊
 お気楽ファッションでなめられた
 正装しても、やっぱりなめられた
 高級車を断っても歩くべし
 理不尽だから余計に腹が立つ






著者

櫻井幸雄(さくらい・ゆきお)
1954年生まれ。1984年から「週刊住宅情報」の記者となり、1999年『誠実な家を買え』(大村書店)以降、数多くの著書を記し、新聞・雑誌への寄稿、コメント等を精力的に行っている。「毎日新聞」「日刊ゲンダイ」「週刊住宅」「週刊ダイヤモンド住宅別冊」で住宅記事やコラムを連載。
また、2000年「梶原放送局」(文化放送)を皮切りに、テレビ・ラジオにも多く出演。「がっちりアカデミー」(TBS)のソントク先生の一人、「ヒルナンデス」(日本テレビ系列)の住宅コメンテーターとしてもおなじみ。
年間200件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく、近畿圏、中京圏、北海道、九州など全国の住宅事情にも精通。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、分かりやすい解説、文章の面白さに定評がある。
主著に『妻と夫のマンション学〜50歳からの賢い購入術』(週刊住宅新聞社)、『儲かるリフォーム』(小学館)、『知らなきゃ損する!「21世紀マンション」の新常識』(講談社)、『資産価値を高めるマンション管理の鉄板事例48』(ダイヤモンド社)などがある。

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