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おいでよ 森へ 空と水と大地をめぐる命の話

  • 紙版

おいでよ 森へ 空と水と大地をめぐる命の話

書籍情報

  • 紙版
  • 「おいでよ 森へ」プロジェクト 編
  • 定価:2090円(本体1900円+税10%)
  • 発行年月:2016年03月
  • 判型/造本:A4変並製
  • 頁数:76
  • ISBN:978-4-478-06607-2

内容紹介

豊かな緑を未来の地球に残していくために大切なのは、森を知り、森を楽しむこと。地球の未来を担う子どもたちに「森」のさまざまな魅力を伝える本。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

地球には森がある

1 森の惑星

地球と森〜森があるから
緑のチカラ  伊勢武史
森のなかの動的平衡  福岡伸一
           ミロコマチコ

2 にぎやかな命

ともだち  くどうなおこ
大公開! けやきマンションの住民たち  入澤宣幸/大野八生
木という生き方と森での背比べ  竹中明夫
木の葉の原寸コレクション  群馬直美
土のかお  平山良治

3 森のぐるぐる

森と命のぐるぐる  森のくじら
森を守り、海でカキを育てる人  畠山重篤さん

4 森のたんけん

森のススメ  小西貴士
まんが 「モーリーさん」①  しりあがり寿

5 ありがとう森

森のめぐみを大切に使う  塩野米松
木を育て、和紙をつくる人  ロギール・アウテンボーガルトさん
神様のいる森  塩野米松
山の妖怪・精霊ガイド  山村ヒデト

6 森が泣いている

森が消えた!
砂漠化、異常気象、温暖化 地球で異変が起きている

7 森と地球のためにできること

世界が動きはじめている  枝廣淳子
まんが 「モーリーさん」②  しりあがり寿
木を使い、森を守る 梼原町からのエコレポート
世界と日本のグッドアイデア
植える。伐る。育てる  枝廣淳子


森のめぐみを未来へつなぐ人たちへ


森をもっと理解するための重要ワード
著者紹介、参考文献・URL






著者紹介

寄稿・取材原稿

伊勢武史(いせ・たけし)
森林生態学者。ハーバード大学大学院進化・個体生物学部修了。独立行政法人海洋研究開発機構特任研究員、兵庫県立大学シミュレーション学研究科准教授を経て、京都大学フィールド科学教育研究センター准教授。著書に『学んでみると生態学はおもしろい』と『「地球システム」を科学する』など。

福岡伸一(ふくおか・しんいち)
生物学者。京都大学卒。ハーバード大学研究員、京都大学助教授などを経て、現在、青山学院大学教授。『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』シリーズなど、“生命とは何か”を動的平衡論から問い直した著作を多数発表。近刊に『芸術と科学のあいだ』。

工藤直子(くどう・なおこ)
詩人、童話作家。『てつがくのライオン』で日本児童文学者協会新人賞、『ともだちは海のにおい』でサンケイ児童出版文化賞、野原の生き物たちの思いをえがく「のはらうた」シリーズの『のはらうたⅤ』で野間児童文芸賞を受賞。詩集だけでなく、訳書、エッセイなど著書多数。

入澤宣幸(いりさわ・のりゆき) 
東北大学卒。エディター、ライター。児童書、科学、歴史分野の書籍を多く手掛ける。著書に『みいつけた!がっこうのまわりのいきもの』『どっちがつよい?カブト対クワガタ』『ビジュアル百科世界史1200人』など。

竹中明夫(たけなか・あきお)
生態学者。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。国立研究開発法人国立環境研究所、生物・生態系環境研究センター上級主席研究員。著書に『森の不思議を解き明かす』『生物の形の多様性と進化』『生態系とシミュレーション』『植物生態学』(いずれも共著)など。

平山良治(ひらやま・りょうじ) 
農学博士。「日本土壌肥料学会」所属。国立科学博物館主任研究官を経て、埼玉県立川の博物館館長。著書に『モノリス・真下の宇宙』『土壌薄片記載ハンドブック』『森林立地調査法』(いずれも共著)など。

塩野米松(しおの・よねまつ)
東京理科大学理学部卒業。作家。4度芥川賞候補に。絵本や児童書の創作も行い、『なつのいけ』で日本絵本賞大賞受賞。聞き書きの名手で、失われゆく伝統文化・技術の記録に精力的に取り組んでいる。『木のいのち木のこころ』『手業に学べ』『木の教え』など著書多数。

池田あけみ(いけだ・あけみ)
地元放送局を経て、フリーランスのコピーライターに。ふるさとである高知県を愛して、高知県を中心に活動している。

枝廣淳子(えだひろ・じゅんこ)
東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。東京都市大学環境学部教授、幸せ経済社会研究所所長、環境ジャーナリスト、翻訳者。著書に『レジリエンスとは何か-何があっても折れないこころ、暮らし、地域、社会をつくる』『地球のなおし方』(共著)、訳書に『不都合な真実』など多数。


作画・写真撮影

ミロコマチコ(みろこ・まちこ)
画家・絵本作家。2012年、『オオカミがとぶひ』で、絵本デビュー。同作で第18回日本絵本賞大賞受賞。絵本に『てつぞうはね』『ぼくのふとんは うみでできている』『オレときいろ』『つちたち』、画集などに『ホロホロチョウのよる』『けだらけ』など。

阿部雄介(あべ・ゆうすけ)
東京農業大学及びセツ・モードセミナー卒業。フォトグラファー。『翼の王国』掲載のボルネオの記事で「サバ・ツーリズムアワード」海外記事部門最優秀賞受賞。著書に『決定版 日本水族館紀行』『まぼろしの大陸スンダランド—オランウータンをそだてた森—』(いずれも共著)など。

大野八生(おおの・やよい)
子どものころから、園芸好きの祖父と共に植物に親しむ。植物に携わるさまざまな仕事を経て庭をつくる仕事へ。造園会社を退社後、イラストレーターと造園家として活動。著書に『夏のクリスマスローズ』『にわのともだち』『じょうろさん』など。

群馬直美(ぐんま・なおみ)
東京造形大学絵画科卒業。葉画家。大学在学中に新緑の美しさ、 葉っぱの生命力に深く癒された経験から 「葉っぱ」をテーマとする創作活動に入る。著書に『群馬直美の木の葉と木の実の美術館』『街路樹 葉っぱの詩』『言の葉 葉っぱ暦』など。

森のくじら(もりのくじら)
イラストレーター。児童書や絵本を中心に、たくさんのイラストやキャラクターを生みだしている。『なぞなぞ&ゲーム王国』シリーズ、『音の出る絵本』シリーズなど、作品多数。

小西貴士(こにし・たかし)
2000年に公益財団法人キープ協会のキープ自然学校開校時より森の案内人として活動する。写真家としてスライドショウや写真展なども多数開催。著書に『子どもと森へ出かけてみれば』『子どもは子どもを生きています』『子どもがひとり笑ったら…』『心をとめて 森を歩く』など。

しりあがり寿(しりあがり・ことぶき)
多摩美術大学卒業。1985年『エレキな春』で漫画家としてデビュー。『弥次喜多 in DEEP』にて第5回手塚治虫文化賞「マンガ優秀賞」を受賞。漫画だけでなく、エッセイ、映像、ゲーム、アートなど多方面に創作の幅を広げている。 『地球防衛家のヒトビト』 『方舟』 など作品多数。

西村卓(にしむら・たかし)
写真家。写真スタジオで8年にわたって勤務。2007年に独立し、現在はフリーカメラマンとして高知県を中心に活躍。

山村ヒデト(やまむら・ひでと)
武蔵野美術大学卒。イラストレーター。近年は野菜に関する雑誌・実用書を中心に活躍中。イラストルポなどの仕事も手掛ける。


取材協力

畠山重篤(はたけやま・しげあつ)
NPO法人「森は海の恋人」理事長、エッセイスト、京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授。宮城県気仙沼湾で牡蠣や帆立の養殖業を営む。2012年国連の『フォレスト・ヒーローズ』に選出。著書に『漁師さんの森づくり』『森は海の恋人』『牡蠣とトランク』など。

ロギール・アウテンボーガルト(ろぎーる・あうてんぼーがると)
紙漉き和紙作家。アムステルダム・グラフィックスクール卒業後、1981年に高知県旧伊野町にて紙漉き修業を始める。1992年に梼原町に移住。和紙の原料は全て無農薬・無肥料で自家栽培し、四万十川の源流となる湧き水を引き、一切の薬品や機械を使わず和紙を漉いている。


編者

「おいでよ 森へ」プロジェクト
矢崎総業とダイヤモンド社による書籍出版共同プロジェクト。
豊かな地球の森の魅力を、子どもたちに伝えることを目的とする。

プリント版書籍は下記のストアでご購入いただけます。
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