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稲盛和夫経営講演選集 第2巻 私心なき経営哲学

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稲盛和夫経営講演選集 第2巻 私心なき経営哲学

書籍情報

  • 紙版
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  • 稲盛和夫 著/京セラ株式会社 編
  • 定価:4378円(本体3980円+税10%)
  • 発行年月:2015年09月
  • 判型/造本:46上製
  • 頁数:384
  • ISBN:978-4-478-06630-0

内容紹介

「稲盛和夫経営講演選集」シリーズ第2巻のテーマは哲学。創業直後に掲げた「全従業員の将来にわたる物心両面の幸福を追求する」という経営理念と「人類社会の進歩発展に貢献する」という思いが、いかに京セラ発展の原動力となり、いかなる結果につながったか。経営と哲学の関係を語り尽くした1990年代珠玉の講演集。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

稲盛和夫経営講演選集 第2巻 私心なき経営哲学 ── 発刊にあたって

経営者に求められる人間性

盛和塾神戸塾長例会講話 ── 1990年2月19日

「盛和塾」誕生の経緯
京セラを創業するまで
本田宗一郎の謦咳に接する
「人間性の成長」が経営を伸ばす
経営で求められる勇気
経営の要諦は「売上最大、経費最小」
メンタリティを変える

リーダーシップと判断基準

旧郵政省講演 ── 1991年5月31日

省庁にこそ求められるリーダーシップ
リーダーの第一条件は、組織に影響力を及ぼすこと
現在の経営状態は、日々の判断の積み重ね
「判断基準」がリーダーの価値を決めていく
たどっていくと、人間の本能にたどりつく
理性による判断とその限界
理性を超えた先にある、魂のレベルでの判断
人間の本質とは何か。外国人幹部たちとの3日間の議論
われわれ凡人は、どうすれば魂のレベルで判断できるのか
「動機善なりや、私心なかりしか」
リーダーがもつべきは、すばらしい心根と哲学

企業における自己革新

第16回研究・開発のための開発管理科学講座講演 ── 1991年6月5日

発明発見は哲学の領域
コンセプトありきで発想する
自己革新できない日本社会の風土
研究者にとっての唯一の頼りは、心の羅針盤
すばらしい人間性がないと、物事の核心を衝けない
野蛮な勇気と真の勇気は、紙一重
本能と理性の役割
苦難に遭遇したら、逃げずに真正面から取り組む
雑念を払拭すれば、パラダイムシフトも見える

経営と闘魂

盛和塾札幌開塾式講話 ── 1992年8月26日

トップの哲学が経営を決める
従業員を守るのは、並大抵のことではない
マラソンにおける闘魂とは
「不言実行」よりも「有言実行」
全力で先頭集団についていけ
オーバーペースで走り続けることで、成長発展する
人々が「決してできるわけがない」と言ったことをやる

企業経営を好転させる哲学

盛和塾関東ブロック合同塾長例会講話 ── 1994年8月9日

社長としての心構え
社長心得八ヵ条
なぜ経営に哲学が必要なのか
社風とは、従業員の心がつくるもの
烈風吹きすさぶような厳しさを含んだ優しさを
私心なき動機で成功に導いた、通信事業の創業
善意の買収が、業績向上の鍵となる

心を高める、経営を伸ばす

第1回経営講座トップセミナー講演 ── 1995年5月12日

「心を高める、経営を伸ばす」
経営はトップの考え方、意志で決まる
会社の業績は、経営者の意識そのもの
プリミティブな判断基準のおかげで、今日の京セラがある
人生・仕事の結果は「考え方×熱意×能力」
人は心で判断する
本能、感覚、感情、理性では判断できない
あなたの魂は、何が正しいかを知っている
せめて1日20分ぐらいは、心を静める
魂のレベルで経営を行えば、ビジネスはうまくいく
フィロソフィに全従業員が共鳴しているか
哲学を血肉化させよ
「動機善なりや、私心なかりしか」と自らに問い続ける
第二電電の成功で証明した、考え方の大切さ
日本社会の繁栄のために

経営における「六つの精進」

第5回盛和塾全国大会2日目講話 ── 1996年7月6日

人生の目的、意義とは
たった1回しかない、やりなおしの利かない人生
世のため人のために尽くす
われわれは、利他行を行うために生まれてきた
経営における「六つの精進」
六つの精進一.誰にも負けない努力をする
六つの精進二.謙虚にして驕らず
六つの精進三.反省ある毎日を送る
六つの精進四.生きていることに感謝をする
六つの精進五.善行、利他行を積む
六つの精進六.感性的な悩みをしない
「六つの精進」の実践で、偉業を成し遂げられる
白隠禅師の「坐禅和讃」

才能を私物化せず、世のため人のために尽くす

京都市幹部職員研修会講演 ── 1996年8月30日

リーダーとは、どうあるべきか
東洋哲学をベースにしたストイックなリーダー論
人間の本質とは何か
リーダーは才能を私物化してはならない
思念は業をつくる
災難とは業が消えるとき
まず考えるべきは「人生の意義」
「世のため人のために」が、公僕の生き方
それでもリーダーは、判断しなくてはならない
「率先垂範」こそ真のリーダーの姿






著者

稲盛和夫(いなもり・かずお)
1932年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。84年に第二電電(現KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。10年に日本航空会長に就任し、代表取締役会長、名誉会長を経て、15年より名誉顧問。1984年に稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。また、若手経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として、後進の育成に心血を注ぐ。
主な著書に『生き方』(サンマーク出版)、『アメーバ経営』(日本経済新聞出版社)、『ゼロからの挑戦』(PHP研究所)、『成功の要諦』(致知出版社)、『人生の王道』(日経BP社)、『ど真剣に生きる』(NHK出版)、『君の思いは必ず実現する』(財界研究所)、『働き方』(三笠書房)、『燃える闘魂』(毎日新聞社)などがある。

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