目次

はじめに

Part １　ビジュアル・フレームワークをフル活用する

１　フレームワークとさまざまな構造を利用する
２　グラフを賢く使うには、奥深い知識が必要
３　使い勝手のよいビジュアルな比喩表現
４　メカニズムで表現する
５　図解をカップリングさせる

Part ２　物理的効果を利用する

６　色を使いこなす
７　一部の文字を囲んで強調する
８　線と矢印
９　顔文字（エモーティコン）は万人に受け入れられる
10　ユニークな形状を考える
11　物理的なギャップで惹きつける
12　擬人化で想像上の体験をしてもらう
13　イメージ、言葉、名前からの連想を使う

Part ３　フレームワークをカスタマイズして使う

14　システムを見せれば、プレゼンはシンプルになる
15　プロセスを描けば、正確にコミュニケーションできる
16　インフォグラフィックで理解のスピードをあげる

Part ４　図解コミュニケーションのヒント

17　図解コミュニケーションで注意すること
18　視聴する人の役割
19　サイズが問題だ
20　近さと距離の連想を利用する
21　人間には尺度を自然に理解する力がある
22　相手が期待する順番と流れを用意する
23　頭の中のギャップをコントロールする
24　動きを効果的に表現する
25　時間を表現する
26　類似性はビジュアルなハーモニーを生む
27　対称性は多様なメッセージを発信できる
28　比較・対比を駆使してできること
29　適切な情報密度を探る
30　人間の脳の情報処理能力を逆手に取る

おわりに

著者

マーク・エドワーズ（Mark Edwards）
企業のコミュニケーションのために、ビジュアルな抽象作品やイラスト、模型や図形などをつくるアドバイスをするコンサルタント。ヴァージン、シマンテックなど多くのグローバル企業をクライアントに持つ。

訳者

渡部典子（わたなべ・のりこ）
ビジネス書の翻訳、執筆、編集等に従事。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。研修サービス会社等を経て独立。訳書に『リバース・イノベーション』（ダイヤモンド社）、『アメリカの「管理職の基本」を学ぶ マネジメントの教科書』（ダイヤモンド社）、『101デザインメソッド』（英治出版）などがある。