グロービスMBAクリティカル・シンキング コミュニケーション編

グロービスMBAクリティカル・シンキング コミュニケーション編

目次

まえがき

序章 クリティカル・シンキングのエッセンス

1 良いコミュニケーションの基本は正しく考えること

2 コミュニケーションのベースにあるクリティカル・シンキング
  いまなぜクリティカル・シンキング、そしてクリティカル・コミュニケーションなのか
  クリティカル・シンキングの基本姿勢とテクニック
  クリティカル・シンキングの4つの基本姿勢
  クリティカル・シンキングの3つの方法論

3 クリティカル・コミュニケーションのための思考を習慣化する

第1章 コミュニケーションの原則

1 コミュニケーションの構成要素
  目的
  伝え手
   Column:ドレスコード
  受け手
   Column:食品トラブル時の対応 コミュニケーションの受け手は誰?
  コンテンツ(内容)
  トーン
   Column:何もしゃべらないこともメッセージ
  メディア(媒体)
   Column:お互いがしゃべる割合
  伝える状況
   Column:分けて伝える

2 良いコミュニケーションの条件
  目的を達成する
  コストパフォーマンスが良い

第2章 伝達

1 各要素の組み合わせ:コミュニケーション・パッケージ

2 説明を行うプロセス

3 受け手の理解を最大化する
  フェーズ1:必要性を喚起する
  フェーズ2:理解の促進をサポートする
  フェーズ3:理解を確実なものにする

4 コミュニケーション・パッケージを作り上げる
  各CASEにおけるコミュニケーション・パッケージ
   Column:ユーモア、ジョークの効用

5 フォローアップ

6 効果的なプレゼンテーション
  プレゼンテーションのステップ
  ストーリーラインの設計
  典型的なストーリーライン
  個別の塊の構成、順序
  スライドの作成
  スライドの形式
  デリバリー

第3章 説得

1 説得のレバーを押さえる
  説得レバーの位置付け

2 感情
  人間は感情の動物
  相手の感情を害してしまったら
  感情を前面に出して説得することの是非
   Column:ポジティブ心理学

3 規範
  価値観や美意識を論理構成に取り込んで説得することのメリット
   Column:一貫性の法則
   Column:フット・イン・ザ・ドアとドア・イン・ザ・フェース
  規範の共通範囲
   Column:コーズ・マーケティング

4 利得
   Column:「危機感」vs.「明るい未来」

5 自らの主張に思いを込める
  構想段階から求められる思いの強さ
  CASE分析

6 説得のレバーと自分の思いに配慮したコミュニケーション・パッケージ
  コンテンツ
   Column:レトリック
   Column:有名な演説に学ぶ
  トーン

第4章 交渉

1 交渉を生産的なものとするために
  交渉がうまい人は構造を捉えている
  交渉の特徴と準備の重要性
  何を把握すべきか
  プロセスで考える

2 関係者を捉える
   Column:交渉プロセスのオープン化
  関係者を把握するためのマッピング
  CASE分析

3 利害の構造を捉える
  利害の構造を捉えるための概念 
   Column:「脅し」を構造的に理解する
  複数の争点を見つける
   Column:求めているものは同じか
 両者の利得合計の最大化(ジョイント・プロフィット・マキシマイゼーション)
 争点の定量化

4 合理的な交渉を妨げる心理バイアス
  交渉者の心理に潜む非合理性

第5章 コーチング

1 質問のメリット

2 質問を構造的に捉える
  質問の目的
  答えがあるか否か
  質問を聞いているのは誰か

3 問題解決を促す質問
  問題解決とは
  問題解決のステップと典型的な質問
  各ステップにおける具体的な問いかけの視点

4 より正しく意思決定するための質問
  CASE分析

5 質問の仕方を工夫する
  わかりやすく質問する
  考え、答えやすくする
  心を開かせ、共感をつくる
  CASE分析

第6章 会議

1 会議運営を俯瞰的に眺める

2 会議の特徴を理解する

3 ステップ1:会議の前に意識合わせを行う
  会議のゴールイメージ・期待成果を共有する
  会議の種類
  「意思決定の会議」における意思決定の質
  事前周知の徹底
  複数の目的がある会議の場合
  情報の共有
  参加メンバーの役割を明確化し共有する
  役割を決める

4 ステップ2:会議を効果的に運営する
  なぜ会議でイシューが明確化・共有されないのか
  会議で何を議論し実現するかを、明確にし続けるために
   Column:根回し
  会議の内容を構造化する
  なぜタイムマネジメントがうまくいかないのか
  効果的なタイムマネジメントを行うために
  最終的な意思決定を行う
  多数決の問題点
  納得感を高めるポイント
   Column:全員一致の意見は疑え?
   Column:手続き的公正の重要性

5 集団ゆえの非効率を克服する
  「多対多」という複雑な状況への対応
  グループで意思決定するがゆえの浅慮を回避する

6 ステップ3:フォローアップを行う

あとがき

参考文献

索引





執筆者紹介

【執筆・企画・構成】
嶋田毅(しまだ・つよし)
東京大学大学院理学系研究科修士課程修了後、戦略系コンサルティングファームに入社、業界・企業分析や戦略の立案、実行支援を行う。その後、外資系理化学機器メーカーを経てグロービスに入社、現在はグロービス出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問。グロービス経営大学院にて教鞭もとる。著書に『[実況]ロジカルシンキング教室』(PHP研究所)、『利益思考』(東洋経済新報社)、『ビジネス仮説力の磨き方』(ダイヤモンド社)など。

【執筆】
生方正也(うぶかた・まさや)
東京大学文学部卒業。日産自動車、ウイリアム・エム・マーサー(現マーサージャパン)、グロービスを経て独立、HRデザインスタジオ代表。人材開発、組織変革に関するコンサルティングを行うと同時に、ロジカルシンキング、仮説思考などの分野の指導、著作活動に従事。著書に『ビジネススクールで身につける 仮説思考と分析力』(日本経済新聞出版社、2010年)など多数。

大島一樹(おおしま・かずき)
東京大学法学部卒業。日本長期信用銀行(現新生銀行)、アリコジャパンを経てグロービス入社。グロービスでは思考系科目の教材開発、講師などを行い、現在は出版局にて書籍の企画、執筆、編集を担当。共著書に『新版MBAクリティカル・シンキング』『MBA定量分析と意思決定』(以上ダイヤモンド社)がある。

田久保善彦(たくぼ・よしひこ)
慶應義塾大学大学院理工学研修科修了。スイスIMD PEDプログラム修了。株式会社三菱総合研究所を経てグロービスに参画。グロービス経営大学院では、教壇に立つ傍ら企画・運営業務に従事。グロービス経営大学院副研究科長、学校法人グロービス経営大学院常務理事。著書に『ビジネス数字力を鍛える』『社内を動かす力』(以上ダイヤモンド社)など。

著者紹介

グロービス経営大学院
 社会に創造と変革をもたらすビジネスリーダーを育成するとともに、グロービス・グループの各事業を通じて蓄積した知見に基づいた、実践的な経営ノウハウの研究・開発・発信を行っている。
 グロービス・グループには以下の事業がある。
 ◦グロービス経営大学院(経営大学院/東京・大阪・名古屋)
 ◦グロービス・マネジメント・スクール(ビジネス・スクール事業/東京・大阪・名古屋)
 ◦グロービス・オーガニゼーション・ラーニング(人材育成・組織開発事業)
 ◦グロービス・キャピタル・パートナーズ(ベンチャーキャピタル事業)
 ◦出版(出版事業)
 ◦オンライン経営情報誌「GLOBIS.JP」(経営情報サイト運営事業)

http://www.globis.co.jp