内容紹介

イベリア半島の大部分を占めるスペイン。気候も文化習俗もさまざまなだけに、いつ行ってもその魅力を味わうことができる。観光客が多いのは夏期。ベストシーズンとしては春から秋にかけてだが、気候が温暖な地中海沿岸は冬でも暖かく、十分観光が楽しめる。サッカーやオペラのシーズンは秋から春。闘牛のシーズンは3～10月にかけて。バレンシアの火祭りは3月、セビーリャの春祭りは4～5月、パンプローナの牛追い祭りは7月だ。マドリッドやバルセロナなどの大都市では最低でも2日ずつ。行っておきたいアンダルシア地方のグラナダ、セビーリャ、コルドバなどの都市に1日ずつとして、これらを組み合わせて、メジャーな観光地を巡るだけでも最低1週間ぐらいはかかる。さらにカスティーリャやラ・マンチャ、ガリシア、アストゥリアス、バスク地方、エストゥレマドゥーラなどそのほかの地方も回るなら、1ヵ月あっても足りないだろう。