ブックタイトル週刊ダイヤモンド17年9月30日号

ページ
5/6

このページは 週刊ダイヤモンド17年9月30日号 の電子ブックに掲載されている5ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

週刊ダイヤモンド17年9月30日号

特集孫正義が知らないソフトバンクている。その先に孫が目指すのは、世紀を超えて続く「300年帝国」の建国という野望である。ソフトバンクの取締役会は全欠席内部から矛盾と不満急激な海外シフトの裏で、孫はグループの営業利益1兆円のうち7割を稼ぎ出すソフトバンクの経営会議には全く出席しなくなった。世界への飛躍に傾倒し、国内事業軽視にも映る孫の動きに戸惑う国内社員との距離は開くばかりだ。 ソフトバンクの中堅幹部は言う。「このままじゃ、ソフトバンクは日本と世界で分裂する」。 日本国内ではまだ携帯電話大手や通信大手と評されることの多いソフトバンクだが、海外ではすでにテックコングロマリットと呼ばれている。 ソフトバンクはまさにその過渡期にあり、孫が知らないところで矛盾や不満が表面化してきた。それをことさら批判するつもりはない。それこそが組織を飛躍させるために必要な当然の「痛み」だからだ。最強の「テック財閥」へ脱皮しようとするソフトバンクで何が起こっているのか。その内幕を徹底取材した。「300年続く企業」の実現に向けて世界的な巨額M&Aや投資を加速「300年帝国」の野心33 週刊ダイヤモンド 2017/09/30分裂する 世界と 加速する海外シフト国内通信などを束ねるソフトバンクグループ(持ち株会社)の取締役の過半を外国人に刷新過半を外国人にサウジアラビアと共同で世界のテック企業に出資する10兆円ファンドを設立10兆円ファンド