ブックタイトル週刊ダイヤモンド１７年１２月１６日号

概要

週刊ダイヤモンド１７年１２月１６日号

2 3 4 5 6 7 8 9 10 112017年1月18,00019,00020,00021,00022,00023,00024,000（円）日経平均株価の推移17年後半に急騰！首都圏新築マンション価格が一時6000万円超え（1戸当たり平均）不動産の新規融資が過去最高14.8兆円（2016年）銀座の路線価がバブル期超え4032万円（１㎡当たり）配当総額が史上最高バブル崩壊後の 11.8兆円戻り高値を更新東証1部の時価総額が過去最高を更新日経平均株価が 約680兆円史上最長の16連騰iStock/gettyimagesル疑惑日本株バブル?不動産「局所」バブル!沸騰中のビットコイン、16連騰を演じた日本株、最高値更新中の米国株、局所的に過熱する不動産──日本人が知っておくべき４大バブル疑惑をザックリ解説していく。Special Feature　じあほうなら踊らにゃ損々」──。阿波おどりの「よしこの節」を皮肉っぽく口ずさんだ外資系証券会社の幹部は、さらにこう続けた。「日本株も買い、債券も買い、米国株も買い、何でも買い。金融市場が整合的に動いていない。上がるから買う。買うから上がる。今の相場ではリスクを見ずにあほうになって踊ったやつが勝つ」　世界中で過去最高値の更新が相次ぎ、金融市場が沸いている。　日本の株式市場では、日経平均株価が10月に過去最長の16連騰を演じ、21年ぶりとなる２万２０００円超えを果たした。東証１部全体の時価総額も過去最高を更新し、７００兆円をうかがう勢いだ。　11月には証券会社が「日経平均３万円への道」なるレポートを発表し、日本株が新たなステージに入ったことを強調した。　米国の勢いはその上をいく。１年以上も前から割高だとの指摘を受けながら、ＮＹダウ平均株価は今年１月に史上初めて２万㌦に到達。その後もＳ＆Ｐ５００種指数と共に最高値の更新を続け、11月末には２万４０００㌦の大台を楽々と超えてみせた。　米国の景気拡大局面は９年目に突入しており、１９９１年から２「同週刊ダイヤモンド 2017／12／16　32