ブックタイトル週刊ダイヤモンド18年3月24日号

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週刊ダイヤモンド18年3月24日号

特集 神社・仏教 大騒乱んでいない。つまり、彼らは上司でも何でもない。それにもかかわらず、パワハラとセクハラが横行しているんです。 一部の男性神職が、どれだけ女性神職や巫女を性的対象にして、卑しめてお酒を飲み、高圧的な態度で接してくるか──。その証拠は全て残してあります。お金と女、お酒しか考えていない人もいて。神社本庁の一部の職員もひどいですね。あの方々は、国民に選ばれたわけでも何でもなく、私たちの上納金で食べているのですが。幹部(実際の役職名)の某氏(実名)などは最低の人間でした。 神職の研修などに行くと、神社本庁の職員も来るのですが、あたかも自分たちが国家試験を通った人間であるかのように、上から物を言うわけですね。これは私だけではなく、他の多くの神職も同じ不満を持っています。度重なる宮司具申を無視された そもそも、うちのような氏子・崇敬神社(神社の慣習的な祭祀圏の居住者を氏子、圏外の信者を崇敬者と呼ぶ)は、氏子の方々がお金を出して建てているわけですか昨年12月、凄惨な事件が起きた。本誌が「ダイヤモンド・オンライン」で神社本庁からの離脱をスクープした富岡八幡宮(東京都)で、宮司の富岡長子氏が惨殺された。実は、本誌編集部は事件前の6月末、神社本庁離脱について長子氏に取材を敢行。「対面取材は初めて」という長子氏の話のうち、書かないよう指示された部分を除き初公開する。そこには神社界が抱える闇が凝縮されている。35 週刊ダイヤモンド 2018/03/24スポーツニッポン新聞社/時事通信フォト、kyodonews