ブックタイトル週刊ダイヤモンド18年4月28日・5月5日合併特大号

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週刊ダイヤモンド18年4月28日・5月5日合併特大号

 準利率、標準生命表、料率改定。保険関連の記事に目を通すと、昨年からそうした文字が頻繁に躍っているものの、何をそんなに大騒ぎしているのかよく分からないという人は多いだろう。 一方で、言葉の意味や仕組みを知れば、いま生命保険会社が置かれている状況が垣間見え、ひいては賢い商品選びにつなげることもできる。そのため、まずは保険の基礎となる用語からざっくり理解していこう。 まずは、標準利率についてだ。(責任準備金などの説明をするとややこしくなるので)ここでは終身保険などで、契約者に約束する運用利回り(予定利率)を決める際の基準、と覚えておこう。 その基準は金融庁が決めており、低金利の環境を受けて、昨年4月に1%から一気に0・25%まで引き下げられている。 基準の引き下げは、保険料には値上げ方向に働くので、昨年4月は終身保険などの保険料がかなり引き上げられたわけだ。 そのため円建ての終身保険の魅力が一気に薄れてしまい、生保各社は外貨建ての保険や、死亡保障、死亡率は大きく改善標準生命表による1000人当たりの死亡人数4/28・5/5合併号 P30 イラストレーターCS5 *日本アクチュアリー会の標準生命表2018を基に本誌編集部作成40歳50歳60歳70歳80歳1.48人3.65人8.34人21.93人60.39人0.98人2.16人3.79人9.14人29.60人c123RF1.18人2.85人6.53人15.44人50.06人0.88人1.97人3.63人7.30人24.14人2007年18年07年18年男性女性自分が契約している保険の保障内容は果たして十分なのか、それとも過剰なのか。保険の基礎と役割を知れば、見直しに向けた道筋が見えてくるはずだ。生命保険“最強”の見直し術これでもう後悔しない!標週刊ダイヤモンド 2018/04/28・05/05 合併号 30Part 1商品ランキング保険料算出の基準となる標準生命表が11年ぶりに改定され、4月から生命保険が大きく変わった。一体何を基準にして商品を選べばいいのか。そのノウハウの一端をプロが伝授する。DW最新! プロが薦める