ブックタイトル週刊ダイヤモンド18年5月26日号

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週刊ダイヤモンド18年5月26日号

Special Feature マゾンでーす」。インターホンのモニター越しに、おなじみの段ボール箱を抱えた配達員が見える。ドアを開けると、カタコトしか日本語を話せない中国人だった──。 正体不明の配達員が増えている。ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3社で93%の宅配シェアを握っているはずなのに、最近は、ベージュにストライプのシャツ、青じまシャツなどの制服を着ていない配達員が増えた。配送車に書かれた○○運送という企業名にもとんと見覚えがない。 一体、荷物を運んでいるのは誰なのか。謎の配達員の正体は、大手宅配会社やアマゾン等の小売業者から配送業務を委託された運送会社社員や個人事業主がほとんどだ。ネット通販の拡大で物量が激増しており、下請けに依存しないヤマトのアマゾン切りで始まった宅配の混乱は収まる兆しがない。ヤマトが物量を減らしても、ブラック業務を引き受ける下請け企業が後を絶たず、ピンハネ構造の闇も深まるばかりだ。Part 1iStock/gettyimages「送料ゼロ」が終わる日商店街の店主下請け業者新聞カタコト 配達員外国人c123RFTadayuki Sakakibaraのは誰?「ア