城山経済小説大賞
第2回「城山三郎経済小説大賞」受賞作品について過去受賞作品のご紹介

第2回「城山三郎経済小説大賞」の
最終選考会が行なわれました!

ダイヤモンド社(東京都渋谷区・代表取締役社長 鹿谷 史明)は、「城山三郎経済小説大賞」の第2回受賞作品の最終選考会を2009年5月26日、帝国ホテルに於いて実施いたしました。この賞は経済小説分野での日本で初めての文学賞として2004年に創設された「ダイヤモンド経済小説大賞」を発展させ、このジャンルの生みの親である城山三郎先生のお名前をいただいたものです。

第2回「城山三郎経済小説大賞」の公募は2009年1月31日に締め切り、安土 敏、幸田 真音、佐高 信、高杉 良(五十音順、敬称略)4名の選考委員による厳正な審査の結果、応募総数86作品の中から下記作品が大賞受賞作として決定いたしました。 大賞受賞者には、表彰状と記念品、副賞として300万円(初版印税含む)が贈られ、大賞受賞作品は、ダイヤモンド社より出版されます。

選考委員4氏 選考委員(五十音順・敬称略)

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第2回「城山三郎経済小説大賞」

大賞 1作品

『ピコラエヴィッチ』

熊谷 敬太郎(くまがい けいたろう) 著

【著者プロフィール】

昭和21年4月生まれ。63歳。昭和46年学習院大学経済学部卒。同年、株)大広(広告代理店)入 社。昭和51年 株)ジェーピーシーを設立(雑貨の製造輸入)し、代表取締役に。川越市在住。家族構成は、妻・長男・長女・老犬。趣味は読書・クラシック・ジャズ。

【作品のあらすじ】

 北海道の函館図書館には「島田商會紙幣」と題された11枚の紙幣が所蔵されている。1919年に極東ロシア領の小都市ニコラエフスク・ナ・アムール、日本名「尼港」で流通したものである。ロシア人社会で、この紙幣は「ピコラエヴィッチ」と呼ばれていた。

 アムール河口のこの町は11月から翌年の5月までは氷雪に閉ざされ、外界との交通は完全に遮断されるが、その厳しい環境で、およそ700人の日本軍民が居留していた。革命の嵐は到達しておらず、町はまだ平和だった。

 1919年秋、黒川収蔵は紙幣印刷のために島田商会に派遣された。この札は鮭鱒漁の仕込金や越冬食料の資金として、また、下落の激しいルーブル札を補完し、町の産業を支える紙幣として発行されていた。印刷は地元の美しいロシア娘オリガの協力で進められ、やがて二人の間には恋愛感情が芽生えていく。

 しかし、未知の漁獲を担保に貸し出す仕込金制度は、鮭鱒漁の不漁続きにより返済不能の漁労関係者を続出する矛盾をはらんでいた。感謝されていたはずの島田商会は、革命の伝播により、漁獲独占の悪徳資本と非難され始める。

 黒川収蔵は、この町の漁業を産業規模に育てた日本人の努力や自信と、流通する紙幣までを日本人に依存しなければならないロシア人との間に介在する矛盾に気付く。

 やがてルーブル札の印刷が完成に近づいたころ、町には4000人を超える赤軍過激派が押し寄せ、島田商會は武装包囲されてしまう。はたして黒川とオリガは結ばれるのか? はたまたピコラエヴィッチの運命は!?

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第3回 城山三郎経済小説大賞 作品募集

第3回「城山三郎経済小説大賞」の作品を募集いたします。経済小説はドラマとドキュメンタリーの顔を併せ持つ、世界的にもユニークなジャンルの小説です。このジャンルの生みの親であり、日本の文壇に大きな足跡を残された城山三郎先生のお名前をいただくこの賞は、経済小説の新たな地平を切り開くことと書き手の発掘を目的としてします。みなさまからの意欲作を広く募集いたします。

【選考委員】(五十音順 、敬称略)

【正賞】

表彰状と記念品

【副賞】

300万円(初版印税含む)

【締め切り】

2010年6月30日(当日消印有効)

【選考委員】

【応募規定】

◆募集対象

日本語で書かれた経済小説の自作未発表作品

◆応募原稿

400字詰め原稿用紙換算で300〜800枚(枚数厳守)

  1. マス目・罫線のないA4サイズの紙を横長に使用し、40字×40行程度(縦書き)でページ設定してください。
  2. 最初の1枚にタイトル、氏名(ペンネーム可)、600〜800字程度の梗概、原稿の400字換算枚数を記してください。
  3. 原稿には通し番号をふり、クリップで右肩を綴じてください。
  4. 手書き原稿、糊綴じや紐綴じされた原稿は受け付けることができませんので、ご注意ください。
  5. 原稿とは別に、タイトル、氏名とふりがな(ペンネームの場合は本名も)、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、職業、略歴、生年月日を書いた紙を1枚添付してください。
  6. 2次選考通過作品はテキストデータが必要となりますので、データを保存しておいてください。
◆応募資格

プロやアマチュアといった資格は問いません。

◆宛先

〒150-8409 東京都渋谷区神宮前6-12-17
ダイヤモンド社 書籍編集局 「城山三郎経済小説大賞」係

◆応募締め切り

2010年6月30日(当日消印有効)

◆発表

2010年11月発行の『週刊ダイヤモンド』誌上にて発表し、小社より単行本として刊行します。

◆ご注意

応募作品は返却いたしません。必ずコピーをお取りください。選考過程に関する問い合わせには応じられません。また、他の公募賞との二重、三重の応募は失格です。受賞作品については、別途小社所定の出版契約を締結いただき、出版権や二次的使用に関する権利は小社に帰属します。応募された方の個人情報は、本大賞以外の目的に利用することはありません。

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過去受賞作品のご紹介

▼第1回ダイヤモンド経済小説大賞受賞作品
内部告発者
『内部告発者』
滝沢 隆一郎 著
本体価格1400円+税
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謀略銀行
『謀略銀行』
大塚 将司 著
本体価格1500円+税
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虚飾のメディア
『虚飾のメディア』
北岳 登 著
本体価格1600円+税
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白い手の残像
『白い手の残像』
汐見 薫 著
本体価格1500円+税
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▼第2回ダイヤモンド経済小説大賞受賞作品
デフォルト
『デフォルト』
相場 英雄 著
本体価格1600円+税/372ページ
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覇権の標的
『覇権の標的』
阿川 大樹 著
本体価格1700円+税/410ページ
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▼第3回ダイヤモンド経済小説大賞受賞作品
ザ・リコール
『ザ・リコール』
志摩 峻 著
本体価格1680円+税/296ページ
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▼第1回城山三郎経済小説大賞受賞作品
ロロ・ジョングランの歌声
『ロロ・ジョングランの歌声』
松村 美香 著
本体価格1600円+税/340ページ
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