目次


断絶の時代

ドラッカー名著集 7


[目次] [著者紹介]


表紙




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まえがき


第1部 企業家の時代

第1章 継続の時代の終わり

経済は変わらなかった
いよいよ断絶の時代に入った

第2章 新産業の誕生

近代産業の成熟化
次なる産業
知識が基盤となる

第3章 方法論としての企業家精神

再びの企業家精神
技術のダイナミクス
技術戦略の必要性
市場のダイナミクス
イノベーションのための組織

第4章 経済政策の転換

人と資金の移動の自由
グローバル経済の位置づけ
新産業におけるリーダーシップ


第2部 グローバル化の時代

第5章 経済のグローバル化

グローバル経済の出現
ニーズのみのグローバル化
通貨の必要性
グローバル企業の役割
グローバル経済はグローバル企業を必要とする

第6章 途上国の貧困

人種間の格差
閉ざされた発展への道
資金と人材
社会と文化の基盤
経済発展に伴う危険

第7章 経済学の無効

経済学の無能ぶり
利益、技術、知識への理解
グローバル経済、マクロ経済、ミクロ経済
新しい経済学


第3部 組織社会の時代

第8章 多元化した社会

組織社会の出現
新種の多元社会
組織に関わる理論の必要

第9章 多元社会の理論

組織の役割とは
目的に関わる二つの決定
組織のマネジメント
組織の社会的責任とは
社会のニーズを機会とする
組織の正統性

第10章 政府の病い

政府への幻滅
統治不能
政府が不得手とすること
政府活動の再民間化
企業は事業をやめられる
活力ある政府

第11章 組織社会に生きる

意思決定の責任
自由の守りとしての組織
離脱の自由
オンブズマンの役割
善意による越権
機会としての組織


第4部 知識の時代

第12章 知識経済への移行

知識が生産要素
知識の適用の歴史
知識は人生を変える
知識労働の登場
学校教育の延長

第13章 仕事の変化

知識労働の動機づけ
第二の人生
六五歳では遅い
未熟練労働者の問題
アメリカのマイノリティ問題

第14章 教育革命の必然

一般高等教育のルーツ
知識の裏づけをもつ技能
知覚と感性
学校教育と継続教育
経験の重要性
青年期の長期化
必然の教育革命
教育方法の陳腐化
学ぶことと教えること
教えることと監督すること
学校の恥

第15章 問われる知識

知識の意味合いの変化
知識の社会的意味
頭脳流出の問題
知識の探究の優先順位
知識そのものへの疑問
知識ある者の責任
知識の未来


あとがき

訳者あとがき

注・参考文献

索引



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著者

P.F.ドラッカー(Peter F. Drucker、1909-2005)
20世紀から21世紀にかけて経済界に最も影響力のあった経営思想家。東西冷戦の終結や知識社会の到来をいち早く知らせるとともに、「分権化」「目標管理」「民営化」「ベンチマーキング」「コアコンピタンス」など、マネジメントの主な概念と手法を生み発展させたマネジメントの父。
著書に、『「経済人」の終わり』『企業とは何か』『現代の経営』『経営者の条件』『断絶の時代』『マネジメント』『非営利組織の経営』『ポスト資本主義社会』『明日を支配するもの』『ネクスト・ソサエティ』など多数ある。

訳者

上田惇生(うえだ・あつお)
ものつくり大学名誉教授、立命館大学客員教授。1938年生まれ。61年サウスジョージア大学経営学科留学、64年慶應義塾大学経済学部卒。経団連会長秘書、国際経済部次長、広報部長、(財)経済広報センター常務理事、ものつくり大学教授を経て、現職。
ドラッカー教授の主要作品のすべてを翻訳。著書に『ドラッカー入門』がある。ドラッカー自身から最も親しい友人、日本での分身とされてきた。ドラッカー学会(http://drucker-ws.org)代表。


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