目次


私はこうして受付からCEOになった


[目次] [著者紹介]


表紙




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プロローグ


1 両親こそが、最高の贈り物

両親を喜ばせること、それがすべてだった
ロンドン、そしてガーナの思い出
期待は心のバネとなる

2 私の人生は、私のもの

初めての決断、初めての自立

3 秘書の仕事を通じて、働く楽しさに目覚める

自分の力を出し惜しんではいけない

4 売り込みの営業電話に恐れをなす

最初の研修で、あわや落第

5 初の営業現場は、ストリップ・クラブ

自分が屈しなければ、人から貶められはしない

6 裏切り、絶望、そして生涯最高の出会い

新たな理解者が現れる

7 こちらが我が社のセックスシンボルです

実績評価の裏に駆け引きあり

8 自分の人生は、自分のモノサシで測って

大変だからこそ、やってみたい
マイナスからのスタート
最後までやり抜く覚悟がないなら、人を脅してはいけない
よき仲間たちとの別れ

9 権力を使わなければならないとき

クォーターバックは、一人でいい
自分の限界は潔く認める——それも、できるだけ早く
人生なんて、どのみち公平ではない

10 重要顧客を訴える

メディアも、人の子
証言台に立つ
勝利は選択の結果であり、幸運の結果ではない

11 キャリアの途中の贅沢な寄り道

MITスローン・スクールと経営者教育

12 相手の言葉で話す

ここで言わなきゃ、女がすたる
郷に入っては郷に従う——イタリア式信頼関係のつくり方
韓国では、トコトン飲んで胸襟を開く

13 目的は、手段を選ぶ

品位なくして真の成功なし
妬み嫉みは、己の身を滅ぼす

14 きっかけがあれば、変わることはできる

信頼されれば、献身と忠誠で応える
くすぶっていた自負心に火をつける
楽しみがなければ、仕事は苦痛になる
まだ知らない未来と、不満だらけの現在のどちらがいいか

15 一〇〇年の歴史を持つベンチャー、誕生

ページをめくる——進捗を目に見える形で示す

16 何事も最初が肝心

みんなの気持ちをまとめるには
先制パンチをお見舞いする

17 世界で最もパワフルな女性

母が最期に教えてくれたこと

18 ヘッドハンターからの電話

CEO選考審査
見て見ぬふり——それが本当の弱点
乱気流に突入

19 第一日目のとんだ洗礼

経営チームの冷ややかな反応
メディアの格好の餌食に

20 あの輝いていた時代は、どこに

原点が見失われている
誰も全体を見ていない
取り残された「箱入り娘」

21 HPのすべてを見直す

取締役会の機能を取り戻す

22 全員が変わりたいと思えるか

失敗は、遅すぎる決定に勝る
象徴的なシンボルをつくる

23 創業者一族との初顔合わせ

フィランソロピーは慈善活動ではない

24 最初の成果

リーダーは、つくるもの
目先のことに一喜一憂せず、長期的な視野を持つ

25 コンパック合併という選択肢

馴れ合い集団に引導を渡し、貢献している人に正しく報いる
レイオフこそ、相手に対する敬意が不可欠である
コンパック取締役会との温度差

26 プロキシー・ファイト

ウォルターの挑戦状
失意のどん底——そして何と戦うべきかが、わかった
会社の名に泥を塗ったのは、誰か

27 統合には、緻密さが求められる

文化や価値観、見えざるものへの配慮が大切

28 成果が表れ始めた新生HP

財務、イノベーション共に好転
二年間の成果

29 パワー・ポリティクス

不協和音の始まり
取締役の暴走とご隠居の復活
裏切り者の出現——そして潮目が変わった

30 最後の日

嵐のあとに


エピローグ

訳者あとがき

巻末資料



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著者

カーリー・フィオリーナ(Carly Fiorina)
ヒューレッド・パッカードの元CEO及び取締役会長(1999〜2005年)。HPの前には、AT&Tおよびルーセント・テクノロジーズで20年あまり上級経営幹部を務める。6年続けてフォーチュン誌「ビジネス界最強の女性」に選ばれる。スタンフォード大学中世の歴史及び哲学で学士。メリーランド大学院でMBAを取得。MITスローン・スクールでビジネスのMS取得。1954年、テキサス州オースティン生まれ。家族は夫のフランクと娘2人。

訳者

村井章子(むらい・あきこ)
翻訳者。上智大学文学部卒業。主な訳書に『マッキンゼー 経営の本質』『駆け出しマネジャー アレックス リーダーシップを語る』(以上ダイヤモンド社)、『金融工学者フィッシャー・ブラック』『コンテナ物語』(以上日経BP社)など。


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