目次


携帯から「金」をつくる!

“都市鉱脈”発掘のパイオニア・横浜金属の挑戦


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに


第1章 日本経団連からの案内状


「ゴミ」に価値を見だす視点


第2章 都市に眠る膨大な金鉱脈


携帯電話は、南アフリカ金鉱脈の約三〇倍の金鉱脈
権力と富の象徴であり続ける金
ハイリスク・ハイリターンの鉱山開発
都市鉱脈に目を向ければ、日本は潤沢な資源国家
横浜金属が探し当てた最初の鉱脈
家庭に眠る超優良鉱脈——宝飾品
貴金属を原料とする製造現場は、すべて鉱脈


第3章 損をしない貴金属リサイクルビジネス


有価であるか、無価であるか
鉱脈を直撃する貴金属相場と為替相場
損をすることがないビジネス
地金は必ず売れる


第4章 「環境リサイクル」という新たなるブランド


ロンドン金属取引所に認められた製錬技術
国家に認められた品質管理
国際的に認められた製造工程
貴金属精錬業者としての誇りを胸に、パソコンリサイクル事業へ進出
転換点となった無価物を扱える業者認可、中間処理取得
追い風となった環境ISO


第5章 貴金属リサイクルビジネスの成功の秘訣


完成した製錬技術
九八パーセント以上のリサイクル率を実現する驚異の手解体
手解体を支える知的障害を持つ人たち
目標となった横浜金属への就職
塀の中でのプレゼンテーション
金地金になるまで約一か月
課題は量産体制と公害対策


第6章 社長職にこだわりがない三代目、比嘉成夫


比嘉家のDNA
創業者を超えようとは思わない


第7章 最大の鉱脈は宇宙鉱脈


都市鉱脈にも終わりがある
近い将来、中国に有望な都市鉱脈が出現する
用途拡大が進むプラチナの魅力
増え続けるスペースデブリ
二〇××年、比嘉社長××歳
比嘉に刻まれたアポロ一一号の記憶


あとがき



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著者

相原正道(あいはら・まさみち)
1971年生まれ。ロハスマーケティング・プロデューサー、筑波大学大学院スポーツプロモーション研究会代表。1996年大学卒業後、出版社編集部を経て、1998年より電通パブリックリレーションズにおいてリサーチ&プランニング部、ヘルスケア(厚生労働省 健康日本21プロジェクト推進)部、イベント部、メディア部、営業部などの各部署を歴任し、数多くの業界・業種を担当。2006年3月筑波大学大学院体育研究科修士課程スポーツ健康システム・マネジメント専攻を終了。現在、日本初のスポーツブランドコンサルタントとして独立し、東京ヤクルトスワローズのF-PROJECTで活躍中。筑波大学非常勤講師、筑波ユナイテッドバレーボール推進委員会委員。行政、企業、メディアなどからの執筆、講演実績多数。著書に『ロハスマーケティングのスゝメ』(木楽舎)など。
E-mail : masamichi_aihara@excite.co.jo


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