目次


プロフィット・ピラミッド

「超」高収益経営を実現する十四のシンプルな原則


[目次] [著者紹介]


表紙




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まえがき


第1章 日本の高収益企業


●ケーススタディ
1 キーエンス——合理主義の経営
 キーエンスの歴史
 キーエンスの高収益化のフレームワーク
 キーエンスの超高収益実現の要因

●ケーススタディ
2 ローム——垂直統合による付加価値の取り込みを徹底する企業
 ロームの歴史
 ロームの高収益化のフレームワーク
 ロームの高収益実現の要因

●ケーススタディ
3 ファナック——巧妙な戦略と精強な組織を併せ持つ企業
 ファナックの歴史
 ファナックの高収益化のフレームワーク
 ファナックの高収益実現の要因

●ケーススタディ
4 シマノ——広範な現場情報に基づく戦略的判断と大胆な実行による経営
 シマノの歴史
 シマノの高収益化のフレームワーク
 シマノの高収益実現の要因

●ケーススタディ
5 ヒロセ電機——捨てる経営
 ヒロセ電機の歴史
 ヒロセ電機の高収益化のフレームワーク
 ヒロセ電機の高収益実現の要因

●ケーススタディ
6 マブチモーター——危機に学ぶ経営
 マブチモーターの歴史
 マブチモーターの高収益化のフレームワーク
 マブチモーターの高収益実現の要因
 マブチモーターの現状の経営課題


第2章 プロフィット・ピラミッドとは


なぜ砂漠ではコップ一杯の水が一万円で売れるのか
今回取り上げた高収益企業の状況
プロフィット・ピラミッドとは
プロフィット・ピラミッドを構成する四つの要件


第3章 プロフィット・ピラミッドに基づく高収益を実現する十四のシンプルな原則


●第一要件
顧客提供価値の最大化
【原則一】商品企画はすべての活動の原点である
【原則二】顧客に先んじて顧客の問題を発見する
【原則三】本物のソリューションを提供する
【原則四】鵜飼いモデルを追求する(顧客の付加価値の取り込み)

●第二要件
競争の徹底回避
【原則五】誰も気づいていないニーズに基づき商品企画をする
【原則六】競争にさらされたら捨てる
【原則七】橋頭堡を確保し競争を回避する
【原則八】最終ユーザーへの直接アプローチにより業界標準を獲得する
【原則九】サービスで競争を回避する

●第三要件
創出価値最大化のための自社能力設計
【原則一〇】川上へ垂直統合する
【原則十一】生産をしない
【原則十二】バックキャスティングする
【原則十三】営業を改革する

●第四要件
高利益率追求の強い姿勢
【原則十四】高利益率にこだわる


第4章 プロフィット・ピラミッドを実行に移すために


高収益経営は必ず実現できる
組織の抵抗、ホメオスタシスが高収益目標実現の障害となる
ホメオスタシス解消の方法:小プロジェクトで成功体験を創出
小プロジェクトの進め方
最後に



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著者紹介

浪江一公(なみえ かずきみ)
事業戦略再構築、新規事業参入戦略、および技術戦略の分野を得意とする経営コンサルタント。電機メーカーを経て、米国系・日系経営コンサルティング会社および(株)フュージョンアンドイノベーションにて内外の企業を対象に数多くのコンサルティング経験を持つ。またITベンチャーにおいて起業を経験。現在、(株)フュージョンアンドイノベーション、ディレクターおよび日本工業大学専門職大学院客員教授。著書に『戦略参謀マップ』『製造業の高収益革命』『高収益革命のデザイン』(以上ダイヤモンド社、共著)、『組織の不文律』(ダイヤモンド社、共訳)。北海道大学工学部、米コーネル大学経営学大学院(MBA)卒。
連絡先Eメール:info@fandi.co.jp


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