目次


論文の書き方

わかりやすい文章のために


[目次] [著者紹介]


表紙




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1 「七転八倒」—— 書くべきものを見つけだす

1 陣痛のはじまり
2 論文「してはならない三原則」
 第一 正しい論文を書こうとしてはならない
 第二 たくさん勉強してから書こうとしてはならない
 第三 難しいコトバをつかって書こうとしてはならない
3 自分をみつけだす
 自分にとっての本を探しだす
 「やみくも・いもづる・ねらい打ち」文献資料収集
 自分の刀を磨く —— 文献の読み込み
 問題意識を煮詰める —— 序文を書く


2 「和をもって貴しとなす」—— 主張をつくる


1 「和」はどこからか
2 「筋肉質の政府」
3 小同大異
4 問題をみつけだす二つの方法
 常識を疑う方法
 他者の刀の切れ味を吟味する方法


3 「風が吹けば桶屋がもうかる」—— 論理的文章の書き方なんて


1 こじつけ因果関係
2 「わかりやすさ」の二つの種類
3 論理をつくりだす二つの方法
 自問自答法
 仮想敵国法


4 わかりやすさをつくる —— 読み手への心配り


1 わかりやすさはどこからくるのか
2 全体の組み立て
3 つなぎ


5 論文三段論法 ——「はしょる、ごまかす、切り上げる」


1 不完全のままに
2 はしょる
3 ごまかす
4 切り上げる


6 中身よりみた目 —— わかりやすさをつくりだすレイアウトと表記法


1 わかりやすさをつくるレイアウト問題
 論文レイアウトの種類
 全体の分量配分問題
 みた目の文章配置問題
2 みた目にこだわる
 カギ括弧
 強調法
 アキと揃え


7 実感的「わかる文章三原則」——「よい文章」より「わかる文章」の基本則


1 わかりやすい文章の原則
2 無限半切の原則
3 重複禁止の原則
4 執拗通読の原則


8 私の論文論 —— あいまいさを求めて


1 「あいまいさ」未完成のもつ力
2 「わかりやすさ」のその先に
3 私の論文論 ——「あとがき」に代えて


付論 瀬戸際のテクニック「瀬戸テク」

付録 校正記号一覧と校正実際例



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著者

小笠原喜康(おがさわら・ひろやす)
ベストセラー『大学生のためのレポート・論文術』(講談社)著者、論文指導、論文論の第一人者。日本大学文理学部教授。専門分野は学力論、博物館教育論、教育メディア論。教育学分野の研究書のほか、「議論のウソ」(講談社)などの著書を執筆。1950年、青森県八戸市生まれ、筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学、博士(教育学)。


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