目次


中国株式市場の真実

政府・金融機関・上場企業による闇の構造


[目次] [著者紹介]


表紙




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プロローグ

序章 株式市場を見れば本当の中国が見える

1 予言どおりの2006年株価の急騰
2 中国株式市場の特殊性
3 なぜ、株価は2006年に急騰したのか

第1章 中国証券市場の闇の歴史

1 証券取引所開設当時の混沌
2 地方政府から中央政府に移る主導権
3 暗躍する仕手集団と市場の混乱
4 長期下げ相場の始まりと自滅しはじめた仕手集団
5 マクロ経済調整の功罪と問題の出尽くし
6 非流通株の流通「株改」(2005年〜2006年)

第2章 誰が株式市場を殺すのか

1 中国証券監督管理委員会、証券取引所、会計士事務所
2 中国の証券会社、ファンド、機関投資家
3 個人投資家とごく一部の成功者「株成金」たち
4 外資の動向

第3章 暗躍する上場企業の実態

1 民営企業の危ない資金調達と乱脈経営
2 国有企業の上場とMBOの闇
3 迷走する上場企業のCEO

第4章 すでに起こりつつある未来

1 中国銀行の上場に代表されるIPOブーム
2 公営賭博場の様相を呈するワラント市場
3 シンガポール上場と中航油の惨敗
4 中国における企業買収の実態
5 大株主の権益取引ゲーム
6 上場会社の粉飾はいつまで続くのか
7 監督管理当局の腐敗と怠慢

付録:参考資料

あとがき

参考文献



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著者

張志雄(Zhang Zhixiong)
上海を拠点に中国の株式、金融、不動産市場の鋭い分析で中国の証券会社、銀行、ファンドマネジャーが定期購読する経済月刊誌『VALUE:価値』の編集長。上海証券取引所設立当初より同取引所研究所のアナリストとして活躍。同取引所傘下の上海証券新聞記者および編集委員として中国株式市場の問題点を深く掘り下げた報道で中国全土に名を馳せた。その後、中国最大の証券会社華夏証券研究所副所長、上海テレビ財経チャンネル副総監、「財経時報」副編集長を経て2002年より現職。中国株式市場のタブーに挑戦するジャーナリストとして、国内外の専門家から圧倒的な支持を得ている。

高田勝巳(たかだ・かつみ)
株式会社アクアビジネスコンサルティング 代表取締役。投資コンサルタント。上海在住14年。日系企業の中国ビジネス構築を支援しながら、中国経済の動向を「現地の視点・鋭い分析・分かりやすい言葉」をモットーにメディア等を通して日本に発信している。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)本部証券部門、上海支店等を経て2002年より現職。


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