はじめに

「今」やりたいことを実現する、そのための手段が起業でした


第1章　期間を決めて、会社をつくるということ
　大学2年で起業した理由とユニークなやり方

「期間限定」で、会社をつくりました！
なぜ会社にする必要があったのか？
仕事は、プロジェクト単位で引き受ける
気になる開業資金とお給料は？
大学生としての「ワークライフバランス」を考える
仕事をしていたら、やりたいことが見つかった！


第2章　気づけば「社長」になっていました！
　目的ではなく結果としての「起業」そして「女子大生社長」

2006年、私たちは「起業」しました！
AO入試がはじまりだった！
今の自分に「あるもの」で勝負する
自信を持つことと、自分で決めることの大切さ
「人と違う存在になること」を恐れない
たった6人のインカレで面白い先輩に出会う
「編集長」という名の何でも屋さんに徹する
起業のきっかけとなった、若手経営者との出会い
企業と対等に仕事がしたくて「起業」。“期間限定社長”が決まった瞬間
有限会社マルシェビスの誕生
社名を決めて印鑑登録、登記手続きetc.　……20歳で社長に
尊敬できる学生たちとの出会いで、チームワークを学ぶ
マルシェビスの業務・5つの柱


第3章　大学生社長のコミュニケーション術
　起業で学んだ人とのつき合い方

起業したからこそめぐり合えた最高の仲間
どうしてマルシェビスに新人を入れなかったのか
もっとも影響を受けたのは、意外な立場にある人たち
目上の方たちとどう接するのか
学生社長だからこそ、スーツは着ない
名刺の裏にメッセージを書いておく
一言で返事ができる質問を投げかける
合わない社会人たちと、どう対応するか
ほとんどの相手は、話せばわかってもらえる！
小さな礼儀を、絶対におろそかにしない
友達を紹介するのと仕事を紹介するのは、同じじゃない
自分の未熟さを、まず認識する


第4章　お金よりもやりがい、ワクワク
　女子大生という「強み」を生かす

新聞でも紹介された映画のプロモーション
試写会で効果的な“口コミ”を仕掛ける
学生生活をしっかり送っていたことが、ビジネスに役立った
大きな仕事と小さな誤算
全国を駆け回るPR活動の成果
「いかに売るか」から「いかに知恵を生かすか」へ
大学生たちを「公式」ブログで売り込む
「任せるから好きにやってほしい」。大手企業とのコンテンツ事業
引き継ぎを前提で、仕事を受ける
「マルシェビスの仕事」から「将来の仕事」へ
起業したことで、やりたい仕事と入りたい会社が見つかった


第5章　「今」の自分の強みをブランドにする
　「今の私たち」と「ビジネス」をつなぐ、マーケット戦略

私たちのスタンスを、私たちの魅力にする
マルシェビスは、「やりたいことをやる」ための会社
自己主張することで、価値観の合うクライアントを絞り込む
学生の中にあって、普通の学生の考えを代表する
人の話に耳を傾けるということ
見よう見真似、私の営業勉強法
いざとなったら、ぶっつけ本番で対処する
仕事も遊びも充実させるための、効果的なスケジューリングを
任せる気持ちと細やかな配慮が、ムダな時間を大きく省く


第6章　会社卒業
　次のキャリアづくり、そして未来の自分へ

私の夢は、いったい何？
「会社をつくってみる」というキャリアのつくり方
かといって「転職ありき」のキャリアづくりには疑問あり！
恋愛と仕事は両立させるには……
大事なのは、「望んでいる方向」に動いてみること
「なりたい人物像」と「なりたくない人物像」
これからの未来は、楽しみでいっぱいです！


おわりに

会社は「譲渡」という形で続きます！

Special thanks

星野希・年表