目次


ドラッカー名著集(8)
ポスト資本主義社会


[目次] [著者紹介]


表紙




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日本語版へのまえがき


序章 歴史の転換期

われわれが経験しつつあるものは何か
ポスト資本主義社会の姿
知識社会への移行
国民国家を超えて
第三世界の行方
ポスト資本主義社会における社会、政治、知識


第1部 社会

第1章 資本主義社会から知識社会へ

何が産業革命をもたらしたか
技術革新と文明
知識の意味が変わった
産業革命
生産性革命
テイラーの悲劇
教育訓練が生産性を爆発的に向上させた
マネジメント革命
マネジメントとは何か
一般知識から専門知識へ

第2章 組織社会の到来

組織の機能
企業も病院も組織
組織の特性
変革機関としての組織
組織の論理
従業員社会

第3章 資本と労働の未来

資本と労働の役割の変化
資本家なき資本主義
コーポレート・ガバナンス
マネジメントの責任

第4章 生産性

知識労働とサービス労働の生産性
チーム
集中
仕事の改善
アウトソーシングの理由

第5章 組織の社会的責任

ポスト資本主義社会の原則
社会的責任とは何か
組織と権力
責任型組織


第2部 政治

第6章 国民国家からメガステイトへ

国民国家の誕生
福祉国家としてのメガステイト
経済国家としてのメガステイト
租税国家としてのメガステイト
冷戦国家の登場
メガステイトは機能したか
ばらまき国家という民主主義の否定
袋小路に入ったメガステイト

第7章 グローバリズム、リージョナリズム、トライバリズム

ゆるぐ国民国家の基盤
環境問題、テロ、軍備管理
新しい現実としてのリージョナリズム
トライバリズムへの回帰

第8章 政府の再建

政党の基盤の消失
反行政の流行
軍事援助の不毛
経済政策において廃棄すべきもの
行うべきこと

第9章 社会セクターによる市民性の回復

二つの社会的ニーズの高まり
NPOによる市民性の回復
コミュニティは欠かせない
市民としてのボランティア


第3部 知識

第10章 知識の経済学

知識が主役
知識の経済学
知識の生産性
中央計画と集中化の失敗
マネジメント上の処方
結合せよ

第11章 教育の経済学

一変する学び方と教え方
高度の基礎教育を与える
強みに焦点を合わせる
学校へ戻る
学校の責任

第12章 教養ある人間

知識社会の中心は何か
求心力となるべき存在
知識社会と組織社会
教養ある人間の条件
専門知識を一般知識とする

訳者あとがき

参考文献

索引



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著者

P.F.ドラッカー(Peter F. Drucker、1909-2005)
20世紀から21世紀にかけて経済界に最も影響力のあった経営思想家。東西冷戦の終結や知識社会の到来をいち早く知らせるとともに、「分権化」「目標管理」「民営化」「ベンチマーキング」「コアコンピタンス」など、マネジメントの主な概念と手法を生み発展させたマネジメントの父。
著書に、『「経済人」の終わり』『企業とは何か』『現代の経営』『経営者の条件』『断絶の時代』『マネジメント』『非営利組織の経営』『ポスト資本主義社会』『明日を支配するもの』『ネクスト・ソサエティ』など多数ある。

訳者

上田惇生(うえだ・あつお)
ものつくり大学名誉教授、立命館大学客員教授。1938年生まれ。61年サウスジョージア大学経営学科留学、64年慶應義塾大学経済学部卒。経団連会長秘書、国際経済部次長、広報部長、㈶経済広報センター常務理事、ものつくり大学教授を経て、現職。
ドラッカー教授の主要作品のすべてを翻訳。著書に『ドラッカー入門』がある。ドラッカー自身から最も親しい友人、日本での分身とされてきた。ドラッカー学会(http://drucker-ws.org)代表。


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