目次


買物欲マーケティング


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに


序章 買物の真実


1 「好きだけれど買わない」現象
2 マーケッターの予測と買物行動の断層
3 モノ欲を凌駕するもう一つの欲求
4 買物を見ない企業と買物を振り返れない生活者


第1章 買物が変わった


1 買物のいまを語る五つの事例
【買物事例1】商品は決まっているが、買物が決まらない
【買物事例2】買物ルールがクセになる
【買物事例3】メッセージで買ってしまう!
【買物事例4】モノと出会う前から、買物スイッチON!
【買物事例5】一〇〇%完璧より、二〇%ムダがある店の買物が魅力的

2 買物満足の重心移動


第2章 買物そのものを楽しむという欲求「買物欲」


1 「買物欲」とは何か
(1)「買物欲」と「買物中毒」は違う
(2)「買物欲」と「モノ欲」
(3)買物=「買物欲」+「モノ欲」

2 近年における「買物欲」の台頭
(1)本当に欲しいと思えるモノがない──モノ余り現象
(2)買う前に商品を知り尽くしてしまう──ウェブによる情報の氾濫
(3)買物プロセスの楽しみをお店が演出──小売業態の専門化・進化・細分化
(4)買物客が「売る側」に──フリーマーケット、ネットオークションの流行

3 買物スキルの格差
(1)買物上手の一日
(2)買物下手の一日


第3章 「買物したい」をつくることから始めるマーケティング
  〜買物欲マーケティング〜


1 買物欲マーケティングとは
(1)カテゴリー内差別化しても買われない
Column 提案がないという流通側、提案を聞いてくれないというメーカー側
(2)欲しいをつくる前に、買物したいをつくる
Column 買物と恋愛は似ている!?
(3)ショッパーインのマーケティング
(4)買物欲マーケティング

2 「買物欲マーケティング」が新しい発想を生む
(1)買い手がどんなキモチで商品と出会うか
Column 調査でだれからも好意度が高い商品は売れない!?
(2)「買物欲マーケティング」からの新しい発想事例


第4章 買物欲を満足させる12の視点


視点(1) 鮮度
視点(2) 驚愕
視点(3) 行動連鎖
視点(4) 異世界感
視点(5) 体感・直感
視点(6) 体験連想
視点(7) コンセプト
視点(8) 参画性
視点(9) 学習
視点(10) 自律選択
視点(11) 顧客洞察
視点(12) 信頼・納得


第5章 買物欲マーケティングの実践
  〜小売店の例〜


【メガネ屋さんの事例】
ステップ1 ショッパーカテゴリーの発掘
まず、買物行動をリアルに追いかける
買い手における競合(=ショッパーカテゴリー)を見つける

ステップ2 あるべき買物インサイトの創造

ステップ3 買物シナリオの設計
あるべき買物インサイトに導く、買物体験=モノとの出会い
買物欲を刺激する買物体験づくりへ
買物シナリオを設計


第6章 買物欲マーケティングの実践
  〜メーカーの例〜


【石鹸メーカーの事例】
ステップ1 ショッパーカテゴリーの発掘
まず、買物行動をリアルに追いかける
買い手における競合(=ショッパーカテゴリー)を見つける

ステップ2 あるべき買物インサイトの創造

ステップ3 買物シナリオの設計
あるべき買物インサイトに導く、買物体験=モノとの出会い
買物欲を刺激する買物体験づくりへ
買物シナリオを設計


第7章 買物欲の本質


1 「買物欲」と私たちの生活
(1)子供たちは「買物ごっこ」が大好き
(2)荒廃からの復興と「買物欲」
(3)買物セラピーというリハビリテーション

2 買物すると「自分らしさ」がよくわかる
(1)「その人らしさ」が現れる買物談義
Column 買物体験談は告白に近い?
(2)買物欲とは「自分との出会い」の欲求
(3)自己実現の手段としての買物

3 「買物欲」は人や社会を元気にする
(1)「買物欲」は女性の特権ではない
(2)海外旅行の「市場めぐり」で元気をもらう
(3)「買物欲」は世の中を明るくする


あとがき



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著者紹介

博報堂買物研究所
2003年。まだ「買物」がマーケティングのテーマとして今のように注目を集めていなかった5年前に、「買物」を軸としたマーケティング&コミュニケーションのエンジン機能を担う専門組織として、「博報堂買物研究所」は設立されました。以来、日本の広告業界における、買物領域に関する先駆的で、実践的なシンクタンクとして活動を拡大しています。  
見えにくい買物の事実を、独自の手法群を駆使して解明。「買物インサイト」と呼ぶ、買物を進める意識のツボを発見。その「買物インサイト」を突く、一連の「買物シナリオ」を創造し、提案し、設計する、「行動するシンクタンク」として、業種業界を超えて多くの実務に取り組んでいます。
お得意先企業とパートナー型で進行するプロジェクトは、独自性の高いプログラム群で構成されます。「買物」というテーマならではの、買物現場に根ざした、リアルで、楽しさ溢れる独自のワークスタイルからの、新たなインサイト発見のプログラムは、多くの企業から評価を得ています。
(博報堂買物研究所ホームページ:http://www.kaimonoken.jp/)


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