目次


10年つきあう株を見つけよう!

これぞ本格派の長期投資


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに

●将来に狙いを定め、今の「不納得」で行動せよ!

  将来の納得で行動するとは
  今の「不納得」で行動するとは
  日本の金利は上がらない、インフレもあり得ない——本当にそうか?


第1章 思いと夢を実現する長期投資

●この上昇相場はこれからが本番だ

  7〜8年は「買いのスタンス」で
  個人マネーが流れ込んで、すごい相場になる!

●応援したい会社を買って、あとは放っておけばいい

  自分とお金が両輪となって働くことが大切
  自分の価値観と今の社会を比較してみる
  応援なら暴落しても持ち続けられる
  「10年間は売らないぞ」と思える会社を探そう
  儲かるかどうかで銘柄を探すのはもうやめよう

●応援するとは「日本にとっての財産を守ること」

  株を買うことで「信任投票」をする
  下げているときに買ってこそかっこいい!

●「イマジネーション」と「ロジック」が勝負

  5年後、10年後の姿を描き出す
  個人投資家も経営者を見たほうがいい

●実現したい夢を考えれば、投資のヒントはごまんとある!

  企業を見る上での“根っこ”
  あくまでも大切なのはあなたの「夢」

●相場や業績、投資理論は無視していい!

  相場を読むなんて時間のムダ
  永久に有効な理論などない

●かっこいい金持ちをめざそう

  「贅沢したい」から一段上がって考える

コラム(1) ファンドマネジャーの資質とは


第2章 情報は未来を読み解くヒントだ

●誰もが入手できる情報やデータには「投資価値」はない

  自分で「仮説」をたてるのがスタート

●経済のモメンタムが働くところには大きな投資チャンスあり

  アメリカや中国の経済は関係ない
  マイペース投資の極意
  世界的な株安は、むしろ買いチャンス

●統計は将来への布石を打つために使う

  世界経済のダイナミズムを統計でつかむ
  長期投資は知的ゲーム

●有望なセクターの中から銘柄を選ぶ方法

  好きか、嫌いかで考えよう
  「自分にとっての美人」を選べばいい
  日本のコンテンツ産業は優秀だが…
  クリエーターやスポーツ選手を支えるおカネ

●金利上昇で銘柄選びは変わる?

  金利は上がらないという前提でいいのか
  長期投資家の本領発揮

●「円高」は強い企業を教えてくれる

  これぞ経済のダイナミズムだ!
  攻撃こそ最大の防御

●人民元の切り上げでは心配する必要なし

  超長期で中国が「買い」になることも

コラム(2) 大切なのはファンド選び


第3章 投資の常識を疑ってみる!

●日本株は長期投資に向かない?

  NY株価は17年半で15倍
  日経平均にこだわると乗り遅れる

●少子高齢化が進む日本株は期待薄?

  新しいニーズがいくらでも生まれる
  これから増えるのは技術移民
  統計資料だけで判断するな

●株価指標で割安度が計れる?

  現在の株価だけ見てもナンセンス
  名前だけの「バリュー株投資」
  機関投資家や外国人の動向も無視していい

●円安を見越して外貨を持っておくべき?

  グローバルに展開する強い日本企業を買えば安心
  経済は複合的に動くから必ず円安とは限らない

●高配当や株主優待…株主に還元してくれるのがいい会社?

  配当か先行投資かは経営者の判断

●「次のテーマは何」という発想でいい?

  自分が追求したいテーマが大事
  選挙などの短期的な材料に意味はない

●新興株は当たれば大儲けできる?

  新興株を保有し続けるのは難しい
  新興株を買う前に3つのチェック
  IRに積極的な会社がいいとは限らない

●会社の業績はトップの資質で決まる?

  後継者の選び方だけで社長の器がわかる
  トップ交代で会社の「根っこ」がなくなることも

●増資をするのはいい会社?

  公募増資の発表は「売り買い」の材料にならない

コラム(3) 若いうちに住宅を買うのはNG


第4章 キラリと光る会社を探す

●グローバルに展開する外需系企業が狙い目だ

  中国やインドは何を欲しがるか
  介護ロボットを輸出する時代がくる

●高付加価値や先端技術で、世界的な競争に勝てる会社とは

  もう日本の製造業はダメなのか
  技術の流出防止がポイント

●自分が追求するテーマの中から有望銘柄を発掘!


  (1) 次世代エネルギー
  日本は抜群に優位な立場だ
  これはデカい相場になる!

  (2) 食 糧
  食糧不足の解決策はあるか
  食料工場が事業として成り立つ条件
  農林水産業は未来の成長産業だ

  (3) 環 境
  自動車の構造が劇的に変わる?

●「ありふれた銘柄群」の中に、キラリと光る会社が隠れている

  毎日お世話になってる会社があるはず
  成長産業では勝ち組を見つけるのが難しい
  「成熟産業」から銘柄を探すほうがラク
  身の回りからイメージを膨らます方法

●成熟経済に移行しても利益が出せる銘柄を見抜く

  日本企業の体質はこう変わった
  付加価値の変化で利益が増える会社がわかる
  トレンドを見てから予測を立てる
  数字を追うと経営の意図がわかる

コラム(4) なぜ銀行に投資しないのか?


第5章 このリズムがわかると長期投資はうまくいく!

●景気のピーク(売り時)はいつなのか

  ピークを見極める必要はない

●長期投資では買いどきが大切

  買うのは「株価」ではなく「会社」
  ガクンと下げる局面こそがチャンス

●“相場追い駆け型”から脱皮する

  遅れて波に乗るのは最悪

●自信をもった銘柄なら集中投資もOK

  個人が「分散投資」で失敗するパターン
  大前提は本業の利益が伸びていること
  お金持ちのゆったり運用から学ぼう

●暴落にしたときにニンマリ買えれば本物

  買った後に株価が下がっても気にしない
  誰も買わないときにニコニコと買えるか

●買っていい暴落・よくない暴落

  不祥事は内容と会社の対応しだい
  下方修正は迷わず買いだ!

●為替の影響で過剰に株価が動けば「買い時・売り時」

  株価は勝手に動くこともある
  信じられる会社を選別しておこう

●長期のんびり運用のリズム

  「応援」の気持ちがあればリズムが身につく
  これがわかれば投資がラクになる

●銘柄ごとに買いの水準は決めておく

  ガツガツしすぎると失敗する

●長期投資に「損切り」は存在しない

  「損切り」と「縁切り」
  気がついたら1億円

コラム(5) 投信の長期保有でも資産は2倍にできる


おわりに



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著者紹介

澤上篤人(さわかみ・あつと)
さわかみ投信株式会社代表取締役。1947年生まれ。
70〜74年、スイス・キャピタル・インターナショナル社でアナリスト兼ファンドアドバイザー。
73年、ジュネーブ大学付属国際問題研究所 国際経済学修士課程履修。
79〜96年、ピクテ銀行日本代表。
96年、さわかみ投資顧問(株)を設立。
99年、日本初の独立系投資信託会社であるさわかみ投信(株)を設立し、現在に至る。
「さわかみファンド」は、顧客数9万人以上。
著書に『“時間”がお金持ちにしてくれる 優雅な長期投資』『投資は世のため自分のため』などがある。

(連絡先)さわかみ投信株式会社
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町6-12
紀尾井町福田家ビル TEL 03-5226-7980 FAX 03-5226-7981


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