目次


ブラインドテストNo.1

プラズマTV「KURO」はなぜ支持されたのか?


[目次] [著者紹介]


表紙




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序章 「ブラインドテストNo.1」になるということ

『ブランド』と『ブラインド』
ブラインドテストNo.1、「KURO」が意味することは?
ブラインド価値こそが感性価値を高める


第1章 感性が経済価値を生む


欧州でのブラインドテストで、六割を超える支持を得たプラズマテレビ
ユーザーテスト、ブラインドテストが意味すること
JR東日本「SUICA」のブラインドテスト
NTTドコモの社内向け携帯電話、汎用インターフェイス実験
始まった「感性価値創造イニシアティブ」
「ハードウェア」「ソフトウェア」、そして「センスウェア」へ
「ソーシャルウェア」の重要性
感性と感情はどう違うのか?
感性価値のテクノロジーとは何か?
使い手の目利きが感性ものづくりをさらに鍛える
二つの日本の価値
「感性価値×技術力」がイノベーションの両輪


第2章 「黒」への挑戦


山梨から鹿児島へ運ばれた試作機
プラズマテレビの低価格化に対抗したプレミアムテレビ
画質を決める「肌色」
「黒」の秘密
画質はいくつもの要件で決まる
色の温度と人間のこころの密接な関係
「画伯」と呼ばれるエンジニア
オーロラも稲妻も「プラズマ」
最大の鍵は世界初の新セル技術「高純度クリスタル層」
黒の表現力を高めたクリア駆動法
黒浮き・内部反射を抑える、ダイレクトカラーフィルター
高性能PDPの標準となったT字型電極とワッフルリブ構造
すべては「黒」の追求のために
感動をつくり出せ
設計・開発部門、プロセスがともに「黒の体験」をする意味
自分たちの表示デバイスを持ちたい
製品化するならハイビジョンだ
乏しかった当初の開発費用
プラズマがよくここまで来たものだ
スピーカーメーカーが開発したプラズマ
せめぎあう技術開発と感性
北米市場での「KURO」の評判
わが家でクオリティの高い映画を観ることができる
欧米での高い評価
「KURO」はパイオニアにとって何を意味するのか
「特等席を貴方に」キャンペーン
感性品質を訴えるには家電量販店だけでは足りない
感動を体感することでモノが売れる


第3章 “音”への回帰、 “音”からの出発


それは“音”から始まった
スピーカーの質とは、いかに上手に空気を振動させるかである
人間の耳に聞こえる音、聞こえない音
音は映像以上に情緒に影響される
国産初、オリジナルのダイナミックスピーカーをつくる
すべては、感動のために
スピーカー、その部品へのこだわり
ロカンシー・プロジェクトが生み出した名器
JBLでもできなかった、二ウェイによるフルレンジ再生を実現
性能は、クリエイターの感性のままに具現化する
イーグルスが火をつけ、世界三〇〇カ所以上の録音スタジオで設置
音質を決める要素
DクラスのAVアンプで音質へのもう一つの挑戦
音質を改善するDSP技術
スタジオジブリの作品にも使われたフェイズコントロール
ずっと聴いていたい音をつくるエンジニアの感性
車のなかでも高音質で音楽を楽しみたい
カーオーディオのトップブランドとして
アナログ全盛時代にいち早くデジタル化
一一回を迎えたサウンドコンテスト
美しい画像の探究、それはビデオディスク開発から始まった
一台でCDもLDも再生できるプレーヤーを開発
最高のモノをつくりつづけているという自負
レーザーディスクからプラズマディスプレイへ
パイオニアの音を守る「音質委員会」と「ブラインドテスト」


終章 感性価値テクノロジーの到達点


スピーカーづくりの世界的なエンジニア
「音楽」が聴こえてくるか?
感性品質への思いを一つに
その人独自のフィクションを構築すること
「ブラインドテスト」からのものづくり


あとがきにかえて



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著者

赤池学(あかいけ・まなぶ)
(株)ユニバーサルデザイン総合研究所所長、科学技術ジャーナリスト。
東京都生まれ。筑波大学第二学群生物学類卒業。
社会システムデザインを行なうシンクタンクを経営し、ユニバーサルデザインに基づく製品開発、地域開発を手掛ける。「生命地域主義」「千年持続学」を積極的に提唱し、地域の技術・人材・資源を活かす「ものづくり」プロジェクトの企画、製造業技術、科学哲学分野を中心とした執筆、評論、講演などを行なう。経済産業省産業構造審議会産業技術分科会委員、日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞審査委員、武蔵野美術大学講師ほかも務める。主な著書:『昆虫がヒトを救う』(宝島社新書)、『昆虫力』(小学館)、『自然に学ぶものづくり』(東洋経済新報社)、『カタツムリが、おしえてくれる!』(ダイヤモンド社)など。

金谷年展(かなや・としのぶ)
慶應義塾大学大学院 政策メディア研究科教授。
1962年札幌生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。
(株)富士総合研究所主事研究員、青森県立保健大学健康科学部助教授の後、2002年4月より慶應義塾大学大学院政策メディア研究科助教授、2007年4月より現職。『生活者重視社会』『循環型社会』『地域資源活用型社会』へ向けた社会システム研究に従事。経済産業省、国土交通省、青森県等、行政・自治体の委員を数多く務める。
代表的な著書(赤池学氏との共著)に『メルセデス・ベンツに乗るということ』、『世界でいちばん住みたい家』(ともにTBSブリタニカ)、『家、三匹の子ぶたが間違っていたこと』(田鎖郁男氏との共著:ダイヤモンド社)がある。著書の『マイクロパワー革命』はエネルギーフォーラム優秀賞受賞。


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