目次


トップの決断力

私たちはこうして危機を乗り越えた


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに そのときトップは、いかにして将来に光を見出したのか


第1章 決断


「目の前の峠を越えよ」。実力があれば、そのうちチャンスが巡ってくる──花王会長 後〓卓也(ごとう・たくや)

失敗を恐れていては何もできない。慎重に考え大胆に行動する──東日本旅客鉄道会長 大塚陸毅

フェイス・トゥ・フェイスと素早い「決断」の連続で、チャンスを逃さなかった──アサヒビール会長兼CEO 池田弘一

本当につぶれないだろうかと考えたとき、ポジティブな決断への思いが押し寄せた──神戸製鋼所会長 水越浩士

仕事は自分を磨く最大の場。仕事のおもしろさを知った人間は、主役となる──テルモ会長 和地 孝

料理人を一〇〇%忘れて経営者に転身。人生のなかで最も大きな決断だった──ひらまつ社長 平松宏之

個人は自分の強みを磨き、会社は自社の強みを磨きつつ弱点を克服する──コマツ会長 坂根正弘

逆転勝利に導いたのは、「絶対不利は絶対有利に通じる」の教訓──イオン名誉会長相談役 岡田卓也

文字どおり、決死の覚悟で前例のない仕事に取り組んだ営業担当時代──日本IBM相談役 椎名武雄

人生も商売も「自立自助」。両親を一瞬にして失った一五歳の転機──帝国ホテル会長 〓居 寛(ふじい・ひろし)

苦労して自分なりに道を開けられた五年間に四回の運賃値上げ──東海旅客鉄道相談役 須田 寛

関西国際空港の開設を「絶対にやります」と宣言。次々と協力者が現れた──元財務大臣 塩川正十郎


第2章 苦境・危機


ピンチを「使命感」に置き換えることが、危機を乗り切る最良の方法──ブラザー工業会長 安井義博

長い出向、左遷人事。それでも辞めなかったから今がある──帝人前相談役、現中小企業金融公庫総裁 安居祥策

黒字だからこそ決断できた工場閉鎖で創業以来の危機を救う──キリンホールディングス相談役 佐藤安弘

早期に処理すれば、一歩先んじていろいろな手が打てると信じていた──三菱東京UFJ銀行会長 三木繁光

溺れかかって覚えた水泳のように、暗闇のなかでこそ見えてくるものがある──信越化学工業社長 金川千尋

窮地を救ったのは醤油の需要と価格政策。事業の整合性が自信を生む──キッコーマン会長 CEO 茂木友三郎

難局は、乗り越えるからこそ鍛えられる。人間にとって肥やしのようなもの──セコム最高顧問 飯田 亮

失意のときであれ、行った先々でイニシアティブを取れ──昭和シェル石油会長 新美春之

商売は一つひとつの接客の積み上げと、愚直な努力の積み重ね──伊勢丹会長 小柴和正

「われわれの仕事はどうなってしまうのか」。危機感が改革のきっかけに──菱食相談役 廣田 正

敗戦もバブル崩壊も、私にとって窮地ではなく躍進のチャンスだった──ライフコーポレーション会長兼CEO 清水信次


第3章 変化・改革


焼却される在庫の山を目の当たりにし決意した抜本的改革──資生堂相談役 池田守男

異端児で宇宙人だからこそ見えた会社の実態。三年で勝負をつけようと決意──J・フロント リテイリング社長兼CEO 奥田 務

「グローバルな視点で見ればどうか」と、発想を一八〇度切り替える──東レ名誉会長 前田勝之助

モットーは「行動」。とことん考え抜き、決めたら、待ったなしに走れ──シャープ相談役 辻 晴雄

二人の人物との偶然の出会いが合併を呼び寄せた──商船三井元相談役 堀 憲明

国鉄民営化による経営危機を「第二の創業」と位置づけ、改革の舵を取る──JTB会長 舩山龍二

ぬるま湯体質からの脱却で、社内のカルチャーを変えるべく鬼と化した──昭和電工会長 大橋光夫

嵐が去るのをじっと待つより、変化に合わせ果敢に自らを変えていく──三井不動産常任相談役 田中順一郎

本気の構造改革は黒字でも撤退。数字は追わない──DOWAホールディングス会長兼CEO 吉川廣和

苦しかった時代でも市場開拓を継続したことが業績向上につながった──日立建機名誉相談役 瀬口龍一

感情、過去、慣習を排除し、非情さと優しさをもって改革の鬼と化す──旭化成常任相談役 山本一元

純粋持ち株会社体制への転換で、金石両輪経営を新しい姿で甦らせた──新日鉱ホールディングス相談役 野見山昭彦

「赤字は悪、黒字は善」を事あるごとに言い続けた構造改革と企業風土改革──東洋紡会長 津村準二


第4章 試練・挫折


行く先々に待つ波乱は、「今何をなすべきかを徹底すること」で乗り切る──第一生命保険会長 森田富治郎

人の反対側を行くことで、幾度も経営危機を乗り越えた「ピンチこそチャンスなり」──ヨネックス会長 米山宏作

不服ながら受けた若き日のマレーシア赴任。「悔しさは仕事で返す」──日本興亜損害保険会長 松澤 建

「災いを転じて福となす」を二度経験。わが電卓人生は挫折と光明の繰り返し──カシオ計算機会長 樫尾俊雄

人も会社も、追い詰められてこそ知恵が生まれる──富士ゼロックス相談役最高顧問 小林陽太郎

平時には浮かばないことが、逆境のときにこそ浮かんでくる──全日本空輸会長 大橋洋治

「自分の壁を超える」という先人の言葉が、重なる試練を超える力に──あいおい損害保険特別顧問 〓下 明(せしも・あきら)

好きな美術の道を諦め、事業を引き継いだことが皮肉ながら転機となった──大正製薬会長 上原昭二

ビジネス経験ゼロの私が初めて体験するビジネス。それが社長業だった──アステラス製薬共同会長 竹中登一

生き方の原点は、波瀾万丈の小学校時代に得た環境対応力にある──川崎重工業会長 田〓雅元(たざき・まさもと)

V字回復は、復活へのラストチャンスであり、ベストチャンスだった──丸紅会長 辻 亨



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