目次


マグロが減るとカラスが増える?

環境問題を身近な生きものたちで考える


[目次] [著者紹介]


表紙




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推薦します!


はじまり


地球の生きものたちはつながっている
地球をとりまく大気の働き
人間の誕生と地球の変化
エコ捜査局、発足!


捜査ファイル1
シカが増えると山崩れが起きる!
——山の動物たちに異変


草が消え、木が枯れる
山が削られていく
地球温暖化でシカが増える?
シカはなぜ増えた
オオカミを復活させる?


捜査ファイル2
ハチが消えて農作物がとれなくなった!
——自然界で受け渡されているもの


アメリカにはもともとミツバチはいなかった
ハチと植物の関係
いろいろな性質が受け継がれるしくみ
ハナバチの一生
セイヨウミツバチとニホンミツバチ
花粉の運び屋たちを守る


捜査ファイル3
田んぼが変わり、メダカが消える!
——川の魚たちの危機


メダカは田んぼの魚
コンクリートが、田んぼや川を変えた
田んぼにすめなくなったメダカ
タナゴをめぐる生きもののつながり
メダカにも地域差がある
田んぼに魚を戻すことはできる?
コラム カエルに迫る危機


捜査ファイル4
マグロやイワシが減っているのはなぜか?
——海の生きものたちの危機


干潟のひみつ
江戸前寿司の魚たち
カイヤドリウミグモはどこから?
アサクサノリを復活させる
地球温暖化の影響で魚のすみかが変わる
マグロが食べられなくなる?


捜査ファイル5
アオマツムシとカラスは、なぜ増える?
——温暖化と都市化と生きものたち


クマゼミが都会で増えた理由
クマゼミはどうやってやってくる?
暖かい国から来たアオマツムシ
都会のカラスはなぜ増える?
カラスを養う都会のゴミ


捜査ファイル6
人間がつくり出す“毒”が、地球をめぐる!
——公害と生態系


工場から流れ出た水銀が、人間を壊した
捨てられた水銀が戻ってくるしくみ
たくさんの魚がとれた豊かな海が死の海へ
地球に広がる水銀汚染
自然のしくみで、毒もめぐる
コラム 自然の毒とつきあう賢い食べ方


お話のおわりに


たくさんの生きものがいるということ
生物の絶滅が進んでいる
生物多様性を守るためにどうしたらいいか


参考文献



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著者紹介

小澤祥司(おざわ・しょうじ)
環境ジャーナリスト/環境教育コーディネーター/日本大学生物資源科学部講師
静岡県の田んぼと茶畑に囲まれた田舎で育つ。大学時代は海の生きものを相手にし、現在は東京郊外の里山をフィールドに活動。自宅では太陽光発電・太陽熱温水器・木質ペレットストーブを使用している。著書に『メダカが消える日──自然の再生をめざして』、『コミュニティエネルギーの時代へ』(以上岩波書店)、『総合学習 調べてみよう 使ってみよう 自然エネルギー』(旺文社)など。連絡先:ozawashoji@gmail.com


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