目次


一気に業界No.1になる! 「新・家元制度」顧客獲得の仕組み

どんなビジネスにも使える! 継続率96%の秘密


[目次] [著者紹介]


表紙




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巻頭の言葉 世の中を変えることになる、読者のみなさまに──経営コンサルタント 神田昌典

一歩一歩山を登るのではなく、頂上から降り立つモデル
ほとんどの商品・サービスが、コンテンツ産業・教育産業化していく時代
この標準化をめぐる作業が、いま水面下で、急速に進行しています。
短期間で、日本人の文化レベルが大幅アップする!

著者はじめに


第1章 ほとんどコストをかけずに、3万5000人を集客する5つの秘策

1 ピークアウトした業界に参入し、いきなり2000人の先生をつくる

ビーズ業界が衰退期に突入するのは明らかだったが……
秘策その(1) ターゲットは「生徒」じゃなく「先生」
秘策その(2) 広告媒体(雑誌・新聞)のある企業とジョイントする
大手新聞社を動かす私の方法
秘策その(3) イベントで人を集め注目度を上げる——三越で展示会が開けた理由
ほとんどコストをかけずに、3万5000人を動員する
秘策その(4) 10年後にも定番と言われる「教科書」をつくる
どんな先生でも指導・評価できる仕組みが大事
秘策その(5) 一気にトップになる原動力は、全国1000名の先生

2 インストラクター事業のビジネスモデルは、どこから生まれたのか?

先生のための公益法人をつくるという発想
編み物市場の衰退後、なぜ「押し花」に着目したのか?
会社から反対されながらも、押し花の教科書をつくる
なぜ、長野で開いた10万円の講座に120名が押しかけたのか?

3 押し花をクラフトから文化・アートの領域へ

驚きがビジネスになると確信
長野オリンピック会場に4万215人を集客できた理由
オリンピック文化事業の成功が、押し花会員のモチベーションを上げた
4万人の人出で大渋滞! うれしい誤算で始末書寸前
和歌山のジャパンエキスポで、世界押花芸術協会を設立
日本一が無理なら世界一を狙えばいい
自治体が喜ぶ、2000名のツアー開催
ビーズと押し花で戦略を変えた理由——英ケンブリッジへ300名ツアー

4 金メダリストの願いをかなえた押し花ビジネス

長野五輪金メダリストの原田、船木両選手の花束を押し花に
なぜ、桂由美さんとモナコでブライダルショーが実現したか?
ブライダルブーケを押し花事業にする会社が誕生


第2章 2万4000人の先生をつくった「新・家元制度」顧客獲得の仕組み

1 No.1になる秘密は「先生」が「先生」をつくるモデル

インストラクター事業のはじまりは、日本の「家元制度」を壊すこと
「新・家元制度」をつくりあげる

2 「好きを仕事に!」する6つの報酬体系

満足感を与える条件=6つの報酬
報酬その(1) お金——指導料+教材販売で稼ぐ仕組みを構築
感謝されながらスタッフに働いてもらえる仕組み
報酬その(2) ポジション——「○○先生」と呼ばれる喜び
報酬その(3) やりがい——「ありがとう」の声をもらえる
報酬その(4) スキルアップ——楽しみながら満足感を得る
報酬その(5) 仲間——好きを仕事にする喜びを共有
報酬その(6) 人間性——「あの先生に教わりたい」と思わせる

3 頂上は高く、裾野は広く!

先生にも「80対20の法則」が当てはまる
教えることがすべての入口
商品を販売する2つの道
ゼロからはじめて年商9800万円になった先生の秘密
年商3800万円の秘密は、2つの教材販売
「第2回アーツJクラフツ展」で厚生労働大臣奨励賞を受賞
受賞を機に、東京、名古屋、大阪、福岡で、オリジナル作品の全国講習会を開催


第3章 数万人が押し寄せる百貨店・美術館で、先生をブランド化する方法

1 なぜ、百貨店の催事場で展示会を開催するのか?

一挙に数万人のお客様を集めるには
百貨店が展示会に求めているもの
20万人のお客様に無料でDMを出しているようなもの
来場者の50〜70%を百貨店が集めてくれる理由
果たしてマスコミの宣伝効果はあるのか?
三越でのビーズ展は、こうしてテレビ局に取りあげられた
先生たちが持つすさまじい5000人の動員力
(1)長い滞留時間
(2)他の百貨店の顧客にアプローチする絶好のチャンス

2 動員力のカギを握るのは、「認知率と反応率と同伴率」

動員力を決定づける7つの要因
(1)告知力
(2)認知率
(3)反応率
(4)来場率
(5)同伴率
(6)滞留時間
(7)リピート率
「認知率と反応率と同伴率」をアップさせる仕掛け
100万部の雑誌と同じ効力を持つ会員組織とは

3 百貨店の売上を上げる仕組みを提案する

百貨店の売上を上げる2つの要素とは?
(1)イベント会場での売上
(2)百貨店全体での売上

4 イベント会場は最高の営業拠点

イベントを開催する3つの目的
(1)先生のブランド化
(2)新規受講生の獲得
(3)官公庁・業界メーカーへのプレゼンテーション

5 先生をブランド化する具体的な方法

いままでのキャリアはまったく関係ない
先生のブランド化に最適なコンクール
ブランド化は「4つの証明証」で完成する
(1)賞状
(2)受賞作品を百貨店で展示
(3)受賞作品のキットを百貨店で販売
(4)受賞作品の作品集をつくる
雑誌掲載の仕方で差別化を図る方法
1・5メートルのショーケースだけで800万円売る先生の秘密
彫刻の森美術館で「厚生労働大臣奨励賞」
日本の主婦が、アートを世界トップレベルに引きあげる日


第4章 一挙にお客を集める7つの法則

1【法則1】ブランド力——冠をつくれ

その(1) 器(組織)に冠をつける
公的団体からの認定・監修を受ける
官公庁や自治体から賞をもらいコンクールの冠に
目的によって組織やコンクールの冠は変えていく
その(2) 先生に冠をつける
冠を用意し、先生のポジションからステップアップさせる
「あこがれ」の気持ちを生み出し、「ライバル」に発展させる

2【法則2】口コミ力——女性の口はテレビより強い

「群れる・語る・誘う」という女性の習性

3【法則3】継続力——会員継続率96%! 究極のリピーター制度

継続率アップのために不可欠な6つの報酬体系

4【法則4】同伴力——1人のスターより100人の「先生」

先生の同伴力、リピート力を活かす仕掛け
参加者1人ひとりを主役にする

5【法則5】購入力——主婦「先生」は幸福な小金持ち

百貨店の動員力を活かして数万人を集客

6【法則6】アート力——美術館でのコンクールは夢の実現

作品の価値と集客力は比例する

7【法則7】行動力——好きなことなら2泊3日でも

女性の抜群の行動力が成功の要因
地方自治体でのコンベンションに2000名が参加

8 男性には、なぜ「7つの法則」が当てはまらないのか?

男性には「7つの法則」が当てはまらない理由
(1)口コミが起こらない
(2)友だちをつくらない
(3)自由になるお金がない

第5章 どんなビジネスにも使える! 一気に業界No.1になる仕組み

1「どんなビジネス」でも、「どんな成長カーブ」のときでもOK

どんなビジネスにも応用できる、一気に業界トップに舞い降りる仕組み
清水國明氏の「自然暮らし検定講座」
なぜ、ビーズよりも押し花ビジネスに先生が多く誕生したのか?
後発ながら財閥系企業を打ち破った「純銀アートのインストラクター養成講座」
橋本聖子さんが名誉会長に
市場シェア60%に! 国立新美術館の展覧会でさらなるブランド化
アートクレイシルバーブランドで、世界シェア1位
インターネット講座を成功させるために必要なこと

2「検定はNO! 認定はOK」の深い理由

検定事業が失敗する2つの理由
インストラクター事業から入ればハードルは低い
「認定+検定」成功の秘訣
先生が全国各地にピラミッドをつくる
パンコーディネーター認定講座は、幅広いパンの食べ方を提案・研究するサークルから
4日で計18時間のパンコーディネーター認定講座
(1)1日目
(2)2日目
(3)3日目
(4)4日目
声の大きなカリスマを巻き込む
業界のカリスマの講演会で、業界における信用力を確保
パンコーディネーターをどうブランド化するか
パンコーディネーター認定講座のビジネスモデルとは?


第6章 112年ぶりの公益法人制度改革! いまこそ「新・家元制度の仕組み」をつくるとき

1 112年ぶりの公益法人制度改革で、登記だけで一般社団法人、一般財団法人がつくれる

登記だけで、一般社団法人、一般財団法人がつくれる
「冠」「器」としての一般社団法人、一般財団法人
(1)一般社団法人
(2)一般財団法人
(3)公益社団法人と公益財団法人

2 新・家元制度「ボディマネジメントコーチ認定講座」で見る インストラクター事業のつくり方

【1 器をつくる】
理念の追求は協会や一般社団法人・一般財団法人
公平性を担保するために必要な組織・機関とは?
【2 冠をつくる】
協会に冠を持たせ、ブランド化する方法
会員に冠を持たせる方法
【3 標準化する】
誰でも指導できる教科書、指導マニュアルが不可欠
マニュアルづくりはカリキュラム編集委員会で
なぜ、最初に30人の認定者をつくるのか?
編集委員会メンバーのモチベーションを高める仕組み
カリキュラム作成のポイント
集客力がなくてもOK! 最も効率がよく、リスクの少ない方法
地方で成功モデルを1つつくれ
【4 検証する】
検証するためにピラミッド構造をつくる
【5 結果を出す】
「6つの報酬」を与える仕組みづくり
【6 コミュニティをつくる】
こうすると、あっけなく組織は潰れる
先生というビジネスパートナーをつくるビジネス
「神」と崇められていた地位もすべて放り出す気があるか?
日本を変える! 業界を変える! という強い志を持った人が勝つ


おわりに

文部科学省許可(財)日本余暇文化振興会が監修・認定しているインストラクター事業展開例

参考文献



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著者

前田 出(まえだ・いずる)
(株)コロネット代表取締役会長、(財)日本余暇文化振興会理事。
1954年、和歌山県生まれ。長崎大学水産学部卒業。15年間、和歌山と東京の2地域居住。
女性起業支援として、「好きを仕事に!」をテーマに文部科学省許可(財)日本余暇文化振興会(JALD)の監修・認定でホビークラフト(ビーズ、キルト、押し花等)の「先生」をつくる講座を開講。
楽習フォーラムにて、6年間で2万4000名の「先生」を養成。2007年よりホビークラフト以外の分野でインストラクター事業を展開。
経営コンサルタントの神田昌典氏が開催した63万円の「インストラクター事業構築セミナー」に200社以上が応募。講師を務める。石田淳氏、泉正人氏等のキラーコンテンツを持つベストセラー作家もJALDの監修・認定でインストラクター事業に参入。
和歌山の海、山、川でヨット、農業、カヌー等を実践する「元気なオヤジ倶楽部」を立ちあげ、「経済産業省サービス産業創出支援事業(観光・集客交流サービス分野)」に採択される。
また、歌手で作曲家の小椋佳氏から曲をいただき、アマチュア劇団ヤングゼネレーション(宇治田敏昭氏主宰)のプロデュース&キャストとしてはじめてミュージカルの全国講演を行い、10万人の観客を動員。サントリー地域文化賞を受賞。
その動員力と企画力を見込まれ、知事、市長、町長、衆参両議院選挙等15選挙をプロデュースした経歴を持ち、マニフェスト選挙のさきがけをつくる。
本書がはじめての著書となる。
【楽習フォーラム】http://www.gakusyu-forum.net/


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