目次


シナジー・マーケティング

部門間の壁を越えた全社最適戦略


[目次] [著者紹介]


表紙




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まえがき


序章 いまなぜシナジーが重要か


サイロ構造の六つの大罪
CMOの出番
成功に向けたロードマップ


第1章 CMOの役割と業務範囲


CMOの五つの役割
自社に適しているのはどの役割か
役割はどのように変わっていくか
活動範囲と権限
CMOが担当する製品と国の範囲


第2章 部門の信頼と賛同を得る


CEOの後ろ盾を得る
顧客に関する知識を深める
誰の目にも明らかな成功を収める
サイロを尊重し、巻き込む
マーケティング・スタッフの質を高める


第3章 サイロを連携させる


サイロをまたがるマーケティング・チーム
タスクフォース・チーム
チームを成功させるカギ
サイロを連携させる手段
組織横断の文化をつくる


第4章 共通の戦略立案プロセスと情報システムの構築


サイロの市場分析/自社分析
サイロの事業戦略
サイロのブランド戦略
サイロのマーケティング・プログラム
組織横断の情報システム
成果の測定


第5章 ブランドとシナジー・マーケティング


マスター・ブランドを標準化する
マスター・ブランドを適応させる方法
トップダウンかボトムアップか


第6章 ブランドに優先順位をつける


ブランドの数が多すぎる——ブランド追加の決定方法
優先課題が絞り込まれていない——ブランド絞り込みの決定方法
戦略的ブランドの活用が不十分——ブランド拡張の決定方法


第7章 組織横断型マーケティングの創造


サイロの世界ですばらしい製品を開発し、マーケティング・プログラムを立案する
サイロの責任範囲と権限
ブランドの社内コミュニケーション


巻末付録 シナジー・マーケティング実践に向けたチェックリスト


1.シナジー・マーケティングの可能性診断
2.行動計画チェック——優先すべき目標と活動


訳者あとがき



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著者

デービッド・A. アーカー(David A. Aaker)
カリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院名誉教授(マーケティング戦略論)。プロフェット・ブランド・ストラテジー社副会長。(株)電通顧問。ブランド論の第一人者。マーケティング・サイエンスの発展に著しく寄与したことに対して「ポール D. コンバース(Paul D. Converse)」賞を、またマーケティング戦略への業績に対して「ヴィジェイ・マハジャン(Vijay Mahajan)」賞を受賞。発表した論文の数は80本以上、また著書は11冊を数える。主な著書にDeveloping Business Strategies(第6版の邦訳『戦略立案ハンドブック』今枝昌宏訳、東洋経済新報社、2002年)、Managing Brand Equity(邦訳『ブランド・エクイティ戦略』陶山計介、中田善啓、尾崎久仁博、小林哲訳、ダイヤモンド社、1994年)、Building Strong Brands(邦訳『ブランド優位の戦略』陶山計介、小林哲、梅本春夫、石垣智徳訳、ダイヤモンド社、1997年)、Brand Leadership(エーリッヒ・ヨアヒムスターラーとの共著)、Brand Portfolio Strategy(邦訳『ブランド・リーダーシップ』阿久津聡訳、ダイヤモンド社、2000年)(『ブランド・ポートフォリオ戦略』阿久津聡訳、ダイヤモンド社)などがある。これらの著書は18カ国語に翻訳されている。マーケティング理論においてその著作が最も引用される著者の1人であり、『カリフォルニア・マネジメント・レヴュー』誌および『ジャーナル・オブ・マーケティング』誌で、それぞれ最優秀論文に対して贈られる賞を受賞している。

訳者

大里真理子(おおさと・まりこ)
(株)アークコミュニケーションズ代表取締役社長。東京大学卒。日本アイ・ビー・エム(株)にてSE。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院でMBAを取得後、ユニデン(株)、(株)アイディーエスを経て、2005年にビジネスコミュニケーションサービスを提供するアークコミュニケーションズを設立。WEB&PAPERメディア企画制作、翻訳・ローカリゼーション事業に携わる。〈http://www.arc-c.jp〉


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