目次


クルーグマンの視座

『ハーバード・ビジネス・レビュー』論考集


[目次] [著者紹介]


表紙




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訳者まえがき


第1章 アメリカ経済に奇跡は起こらない


どこかおかしいニュー・エコノミー論
ベビーシッター協同組合の話
成長率と失業率の密接な関係
高い生産性上昇率の証拠はあるか
グローバル化はインフレを抑制するか
ニュー・パラダイムの人気の秘密はどこにあるか


第2章 国の経済は企業とどう違うか


ビジネスの実務家と経済学者は人種が異なる
輸出と国内の雇用創出について
海外からの投資と貿易収支
ムカデのジョーク
一国の経済政策は経営戦略とは違う
企業のフィードバックと国民経済のフィードバック
一九三〇年にケインズが言ったとおり

【解題】


第3章 第三世界の成長は第一世界の脅威となるか


新たな第三世界の新興国との戦い
世界経済について考えてみよう
モデル1=一財一要素の世界
モデル2=多財一要素の世界
モデル3=資本と国際間投資の要素を加える
モデル4=熟練・未熟練労働者への所得分配という要素
本当の脅威とは何か

【解題】


【特別インタビュー/DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部】
問題のすり替えにすぎない 中国脅威論の幻想


再来:中国脅威論
人民元への干渉は正当なのか



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著者

ポール R. クルーグマン(Paul Robin Krugman)
プリンストン大学教授。経済学博士。1953年、ニューヨーク州生まれ。1974年イエール大学卒、1977年マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院卒。イエール大学助教授、MIT教授、スタンフォード大学教授などを経て、2000年より現職。その間、大統領経済諮問委員会(CEA)、IMF、世界銀行のエコノミストを歴任。1991年、アメリカ経済学会が40歳以下の最も優秀な経済学者に授与する「ジョン・ベイツ・クラーク賞」を受賞。2008年、ノーベル経済学賞を受賞。
『脱「国境」の経済学』『自己組織化の経済学』『通貨政策の経済学』(以上、東洋経済新報社)、『経済政策を売り歩く人々』『クルーグマンの良い経済学 悪い経済学』(以上、日本経済新聞社)ほか、邦訳著書多数。

訳者

北村行伸(きたむら・ゆきのぶ)
一橋大学経済研究所附属社会科学統計情報研究センター教授。経済学博士。1956年生まれ。1981年慶應義塾大学経済学部卒、1982年ペンシルベニア大学大学院修士卒、1988年オックスフォード大学大学院博士卒、経済協力開発機構(OECD)エコノミスト、日本銀行金融研究所研究員、慶應義塾大学商学部客員助教授、一橋大学経済研究所助教授を経て、2002年より現職。
『脱「国境」の経済学』をはじめ、クルーグマン教授の著作の翻訳を多数手がける。そのほか、『国際金融危機の経済学』(ジャン・ティロール著/東洋経済新報社)、『パネルデータ分析』(岩波書店)など、著訳書多数。


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