目次


強いチームをつくる技術


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


はじめに


第1章 リチーミングとは何なのか


組織や個人を変革する、リチーミングという手法
リチーミングは、モチベーションを高める
リチーミングの全体像
コラム01 リチーミング発祥の地、フィンランドを紐解く


第2章 チームを再生し、ゴールを達成するための12ステップ


12ステップを始める前に
 コーチとなって、チームをまとめる
 ミーティングの準備をする
ステップ1 具体的な理想像を思い描く
 理想像を描いてもらう方法
 想像力を喚起する質問方法
 状況に合わせ、進みかたを決める
ステップ2 ゴールを決める
 ゴールを決める
 どこに行きたいかがわかってはじめて、旅が始まる
 ほかのゴールに好影響のあるゴールを選ぶ
 否定を肯定へ
 ゴールに名前をつけて、象徴するものを決める 
ステップ3 サポーターを募る
 周囲の人とともにゴールを達成する
 変化には、周囲に認められることも重要
ステップ4 ゴールのメリットを探る
 ゴールへのモチベーションを高めるために
 周囲への影響も考える 
ステップ5 すでにできていることを見つける
 前進はすでに始まっている
 すでにできていることから、理想像を導く
ステップ6 今後の成長を思い浮かべる
 計画するのではなく、具体的なビジョンを思い描く
 ゴールに向けての「地図」を描く
ステップ7 困難を認める
 達成しようとする目標に、価値を認める
ステップ8 自信の根拠を見つける
 さらに自信を高める2つの手段
 第三者の視点から、役立つものを探る
ステップ9 誓いを立てる
 適度なプレッシャーで誓いの精度を上げる
 小さな約束を確実にこなす
 秘密の誓い
ステップ10 記録をつける
 自分たちの進歩に注目する
 嬉しい副作用
ステップ11 失敗に備える
 ゴール達成の困難さを思い返す
 停滞感がある際に、役立つ質問
ステップ12 成功を祝い、周囲の協力を再確認する
 良い方向に変化したことを確認する
 成功を周囲に伝え、手柄を分かち合う
 現在進行形で成功を祝う
コラム02 リチーミングステップの効用と心理学的な裏付け


第3章 リチーミングを効果的に導入するために


問題解決のためのリチーミング
嵐の後に 〜変革後の企業復興を助ける〜
評価に負けない 〜職場環境調査の結果への対応〜
個別ゴールを設定した小グループ向けリチーミング
コラム03 日本の若手社員の能力開発へのリチーミング活用

あとがき

編者あとがき 日本での出版に際して



 ↑ページトップへ



著者紹介

ベン・ファーマン(Ben Furman)
精神科医。
解決志向アプローチ、組織改革の分野で国際的に有名。1986年、社会心理学者タパニ・アホラと共にヘルシンキ・ブリーフセラピー・インスティテュートを設立。解決志向に基づくトレーニングを開始した。このインスティテュートでのトレーニングは、フィンランドで公式に認められ、プログラム修了者はサイコセラピストとして認定される。母国では心理番組のレギュラーも務めているほか、世界各国で、チームワーク強化や職場環境改善などのトレーニングや講演を精力的に行っている。

タパニ・アホラ (Tapani Ahola)
企業・団体でのコンサルタントとして30年以上活躍。
ヘルシンキ・ブリーフセラピー・インスティテュートの創設者の一人であり、フィンランドが国家資格として認定する短期療法サイコセラピストの 教育を手がけている。企業ではリーダーシップトレーニング、チーム構築、組織開発などのコンサルや研修のほか、企業再生、再建のサポート、管理職への指導などを行っている。取引先企業はフィンランド航空、ノキア、政府機関、銀行など多岐に渡る。

訳者紹介

佐俣友佳子(さまた・ゆかこ)
早稲田大学第一文学部哲学科心理学専修卒業後、米国の大学院にてカウンセリング心理学修士号を取得。インターナショナルスクール、児童相談所のカウンセラーを経て現在、EAP総研株式会社事業開発本部ビヘイビアルヘルスコンサルタントおよびリチーミングコーチを務める。企業や学校、介護施設のストレスマネジメントセミナーやカウンセリング、ワークライフバランスに関する各種コンサルテーションを担当し、契約企業や団体のカウンセラーとして活躍。カウンセリング心理学の応用を用い、企業内での上司部下のコミュニケーションなど、人との係わり合いを持つ分野において、環境改善へのアドバイスを行っている。


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.