目次


右脳会議

退屈な定例会議が「宝の山」に変わる!


[目次] [著者紹介]


表紙




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まえがき


第一章 何が会議をつまらなくしているのか?

1「憂鬱な会議」にはワケがある

□会議がストレスになっていないか?
□必要なのは「気持ち」のファシリテーション
□会議は「きちんとしていなくてはダメ」?
□「退屈と緊張」の根は同じ

2会議を「殺す」四つの元凶

□ファシリテーションひとつで会議は「殺される」
□元凶1:「見栄の張り合い」で場がギスギス
□元凶2:「上下関係」が議論を停滞させる
□元凶3:個人レベルの「感情論」が柵を作る
□元凶4:「はじめて尻込み症候群」—前例のないことを、人は避けようとする
□高い意識を持たせること

3ファシリテーターが会議を生かす

□会議の「ゴール」とはなにか
□「アイデア出し」は苦しくない!
□ファシリテーターこそ「発想」せよ!
□「みんなで真実を探そう」というマインドを
□「必ず見つかる」というポジティブさを持とう


第二章 会議のゴールは「アイデア」である

1すべての会議は「アイデア創出」を目指している

□会議には三つのタイプがある
□なぜゴールが「アイデア」なのか
□「ブレスト」の感覚を会議に持ち込め
□「職場から離れた会議」・ブルースカイミーティングとは
□発想力を最大限に開く「ブレインバンク」
□「ブレインバンク」から「アイデア」へ
□「アイデアの種」を集めよう
□アイデアの特徴をつかもう(1) —アイデアは逃げやすい
□アイデアの特徴をつかもう(2) —アイデアはオモシロ好き

2タイプ別・会議のアイデア創出法

□タイプ(1)「報告」会議における「問題解決」
□「問題解決」のためのフレームワーク
□タイプ(2)新規開発会議
□「右脳・拡散・オモシロさ」を取り込もう
□「問題解決」と「新規開発」の本質は同じ
□タイプ(3)YES/NOの会議における「新しい基準」
□そのほかの「無意味な会議」への対処法

3アイデアを引き出す「有機的な会議」へ

□会議に「気持ち」を持ち込もう
□人は右脳を使い慣れていない
□発言のひとつひとつに敏感でいよう
□「仮説」を皆に用意させる
□「切る」のではなく「つなげる」意識で
□「自分だけのゴール」を隠し持っていないか
□アイデア出しを強要してはいけない
□参加者を平等に見ているか
□限られた時間を有効活用する「拡散と収束」
□ファシリテーターの「意識の5カ条」


第三章 会議を変えるアイデア発想術

1ファシリテーターに求められる行動とは

□ファシリテーターは触媒である
□「アイデア」への警戒心の取り除き方
□「柵」をはずす(1) —メンバー同士の警戒感を解く
□「柵」をはずす(2) —「笑い」はもっとも効果的な方法
□「柵」をはずす(3) —「知識」が柵になることがある
□「柵」をはずす(4) —「DMDM」を撃退せよ

2会議を活性化させる「仕切りを見せない仕切り」術

□「仕切りを見せない仕切り」とは?
□効果的な話の引き出し方(1) —態度・しぐさ編
□効果的な話の引き出し方(2) —質問編
□脱線は、「叱らずに軌道修正」
□「朗読会」を防ぐには……
□ホワイトボードを活用しよう!
□4色のペンで整理する
□「拡散と収束」をどう仕切る?
□漏斗の中に漏斗がある
□漏斗のフチは大きくとろう
□時間配分は「拡散9、収束1」

3アイデアが湧き出す会議の進め方

□事前準備(1)—「仮説」を用意させる
□事前準備(2) —席の組み方(1)「円卓」はベストな方法か?
  席の組み方(2)「島」を作って距離を縮める
□事前準備(3) —リラックスさせる
□開始直後—「パーソナル」な回路を開く
□最初は「ブレスト」から
□「拡散」第一段階—仮説を出し合うとき
□「どんどん」出せ、で右脳を刺激
□「線」ではなく「点」で話させる
□パワーのあるキーワードには着目しておこう
□長くなるときは休憩を入れる
□「拡散」第二段階—アイデアが出しつくされるまで聞く
□「うまく言えない」ことをクリアにする
□「ショータイム」も用意して
□「皆の納得」を得るために
□「収束」—アイデアに最後の磨きをかける
□確認作業—「漏斗」を「逆走」する
□現実的データも踏まえる
□最後の最後で「やっぱり……」となったとき
□最後は「欠点」「リスク」を見る


第四章 アイデア脳のつくり方

1実例編—アイデアは、すぐそこにも転がっている

□「既成概念にとらわれるな」と言うが……
□目の前の常識を「逆にする」
□既成概念を「ひっくり返す」
□「ずらす」ポイントはいろいろ
□欠点を「ずらして」見てみると……
□「くっつける」アイデア
□目の前にあるニーズをつかめ

2実践編—毎日のトレーニングでアイデア脳に!

□アイデア体質を作る!—(1)「意識のもち方」
□アイデア体質を作る!—(2)「習慣づくり」
□アイデア体質を作る!—(3)「すき間時間トレーニング」いろいろ
□アイデアの出やすい場所と時間をつかもう
□「楽天的」であることがアイデアを呼んでくる
□「アイデア」の先に広がる可能性
□会議ひとつで、会社が変わる


あとがき



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著者紹介

宇佐美 清(うさみ・きよし)
1950年生まれ。コピーライター、クリエイティブディレクター(エージー、博報堂、レオバーネット)を経て、1994年から戦略プランナー(JWトンプソン)になる。
以来、幅広いカテゴリーでのブランディング(ブランドの確立)を手がける。代表的なものにネスレ「キットカット」の“受験キャンペーン”。トヨタ自動車、Nikonの各キャンペーンをはじめ、多くの地域ブランドや中小企業ブランドに関しても積極的にブランディングを担当している。
2006年MUSB(むすぶ・戦略+クリエイティブ)、2008年にブランディング専門会社 USAMIブランディングカンパニーを設立。
2009年、ネスレ「キットメール」でカンヌ国際広告祭メディア部門グランプリ受賞。
著書に『USAMIのブランディング論』『USAMIのブランディングノート』(ともにTWJ刊)ほか。
URL http://www.usami-branding.com/

執筆協力:林 加愛


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