目次


美しい朝

もう愛の唄なんて詠えない[第2楽章]


[目次] [著者紹介]


表紙




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二〇〇七年冬

第五十三小節

新年の生番組でメッセージ
「生きている」という事を、
諦めず、夢を捨てずに飄々と


第五十四小節

自民党離党組の復党騒ぎ
「イジメの構図」そのものの
“あの選挙”は何だったのか?


第五十五小節

二十八年前の、紅白Pとの喧嘩
「ああ、お前なんか要らねえや!」
「よし、二度と出ねえ!」


第五十六小節

点取り虫を育てるのが教育目標?
物事は優劣ばかりじゃない
一番大切なのは「こころ」の部分だ


第五十七小節

梅の季節に、東風吹かば──
“勉強”の真の意味を伝える
宮崎県・東国原知事の存在


第五十八小節

「自分の仕事に対する責任感」
それが、「プロ」の証のひとつ
仕事への「愛着と誇り」を持ちたい


二〇〇七年春

第五十九小節

「まぼろしの邪馬台国」宮崎康平先生
昭和五十五年三月十六日没──
その彼とのたくさんの思い出


第六十小節

プロ球団による裏金提供事件
プロ野球は愛しい夢で居て欲しい
頑張れ!日本野球!


第六十一小節

地方に在る、美しき日本の面影
小さな村で熱く頑張っている友
子供たちは“体温”を望んでいる


第六十二小節

「生命を大切にする」という想い
──いまこの国に必要なのは
“心の温もり”なのではないか


二〇〇七年初夏

第六十三小節

国民投票法案の強行採決
憲法改正に賛成か反対か──
この国の平和論とは何か?


第六十四小節

人々の心まで撃ち抜いた卑劣な銃弾
何度も「毎年ありがとう」と言った、
その手の温もりを忘れない


第六十五小節

人道とは何だ?人権とは何だ?
生命とは、正義とは一体何だ?
この国の正義は死んだのか?


第六十六小節

酷く緩みつつある時代の中で
「母親力」について考える
かつて「正義の味方」であった母は……


二〇〇七年夏

第六十七小節

緩みきった平和の中で、
人々の心の中の「正義感」こそが
恋しいのかも知れぬ……


第六十八小節

決して退いてはいけない一線……
しかし、「しょうがない」のだそうだ
「しょうがない」は消極的な肯定だ


第六十九小節

やり残した「行」がある……
八月九日、長崎原爆忌の晩、
広島市民球場で、僕は歌う


第七十小節

「自民支持層の反乱」に終わった選挙
コップの中の水は変わらず
国民の興味は目先のお金だけか……


第七十一小節

二十一年目の最後の最後の「行」
さようなら、夏・長崎
そして、夏・広島


二〇〇七年秋

第七十二小節

アルバムタイトルは「Mist」
そこに織り込んだのは、
生命の重さや生活の体温


第七十三小節

相撲はこの国の大切な文化
美しく、しかも強い人をこそ、
「横綱」「日下開山」と呼びたい


第七十四小節

福田新総理誕生──
安倍政権の様々な躓きの原因は
間違いなく小泉政権にあるのだ


第七十五小節

古田敦也選手兼任監督の辞任
彼の努力、実力、運、そして人格
──いつか野球は国技に近づく


第七十六小節

名古屋の晩・上弦の月──
老人の言葉を活かしてこそ
本当の「美しい国」が生まれる


第七十七小節

不快なコマーシャルがある
CMディレクターたちに
空回りの独りよがりは禁物だ


二〇〇七〜八年冬

第七十八小節

中学時代の同期会に行ってきた
みんな自分の体温で生きている
仲間ヘンに我が儘と書いて……


第七十九小節

同級生との共同制作で本を出版
彼の人柄のままの温かい絵
──恋人たちのプレゼントに


第八十小節

“大人になる気概”を失った若者たち
生まれた以上、必ず誰にでも
「お役」があるよ、と伝えたい


第八十一小節

「成人認識カード」の導入
──喫煙について考える
大切な事は心の在り方だ


第八十二小節

感慨深い「満員の国立」
寒さに震えたサッカー観戦
約束を守った“皇帝”の話


第八十三小節

スポーツに感動し、心が震えた
同じ国に生きている事、それは
全員で未来を紡ぐ団体競技なのだ


第八十四小節

脅かされる“食べ物”たち──
食糧自給率の低さが問題の本質だ
国産の米・肉・野菜を守ろう!


二〇〇八年春

第八十五小節

目に余るラフプレー……
スポーツに国境があってはならない
不正義が許されるべきではない


第八十六小節

“身内殺人”で失われる沢山の命
「言葉力の低下」が理由のひとつ
まず話しかけよう、耳を傾けよう


第八十七小節

「心の闇」など誰にでもある
それと立ち向かう事を
「懸命に生きる」と言うのだ


第八十八小節

「第二の人生」について考えた
いずれ舞台を去る日は必ず来る
僕にとって生きる事とは……


二〇〇八年初夏

第八十九小節

「生命」「時間」「こころ」──
ささやかな人生を生きる人々
三年半ぶりの小説「茨の木」完成


第九十小節

「酷薄で冷淡で無情」な国になった
今更、小泉内閣を責めても後の祭り
……でも、忘れてならない事がある


第九十一小節

「世界平和」を実現する近道──
それが、「国際救助隊」の実現では?
頑張れ四川、頑張れニッポン


第九十二小節

元横綱大乃国こと、芝田山親方
ステージでの再会とトーク
相変わらず「正々堂々」のいい男だ


二〇〇八年夏

第九十三小節

テレビ局は解っているのだろうか?
秋葉原事件──テレビが人を作り、
テレビが世の中を作っているのだ


第九十四小節

政治家は頭脳であり、官僚は臓器
その身体は脳死状態、多臓器不全
もはや、この国・ニッポンは……


第九十五小節

いよいよ開幕する北京五輪
どうか五輪精神を忘れずに
公平な大会として成功して欲しい


第九十六小節

母校「オチケン」の危機……
成功に終わった「勉強会」
落語には言葉の温かさがあるのだ


二〇〇八年秋

第九十七小節

デビュー三十五周年記念コンサート
その最中に、秘密の企画が発覚
よくもまあ人の歌を……


第九十八小節

五輪開催は新興国にとって
まさに良くも悪くも
「開国」の瞬間なのである


第九十九小節

二世、三世の政治家は脆い
自民党総裁選挙なんて
学級委員長の選挙みたいだ


第一〇〇小節

二枚のトリビュートアルバム
素晴らしいアーティストの共演と
偉大な歌手への僕のオマージュ


第一〇一小節

その名は、フェスティバルホール
ありがとう、ありがとう
さようなら、さようなら


第一〇二小節

「心の周辺視野」を失った人々
「利己主義」という病魔から
立ち直る術は無いだろうか


第一〇三小節

「定額給付金」には呆れた
これは明らかな愚案
日本国民は決してバカではない


二〇〇八〜九年冬

第一〇四小節

犬の死を悲しむのは当然だが、
殺人の理由にはならない
悲しみや悔しさを乗り越えてこそ


第一〇五小節

年の瀬になると思い出す人が在る
温かい心で冬を温かく──
人のために心を尽くす幸せを思う


第一〇六小節

人は人、私は私
牛のように実直にこつこつ歩いて
ゆこうじゃないかと新年に誓う


第一〇七小節

一富士二鷹三茄子
今年、僕が見た初夢は……
佳い夢を見られる佳い年に!


第一〇八小節

日本の政治家が、命を捨てて
掛かっている外国の大統領相手に
何を語り、何が出来るだろうか


第一〇九小節

チョコそのものの重みも変質した
何とかの日、あれこれの日
祝日はその当日に意味があると思う


第一一〇小節

心はお金のために荒んで鈍して行く
不景気だから? 政治が悪いから?
全く笑って居られる場合じゃない


二〇〇九年春

第一一一小節

「死にたくなる」のも良く解る
……だが、と敢えて言おう
死んじゃ駄目だ。まず生きていてくれ


小説ライナーノート

精霊流し
解夏
秋桜
水底の村
サクラサク
眉山
茨の木
アントキノイノチ
特別小節



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