目次


起業適齢期

56歳だから実現できた「ブランド」


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


刊行に寄せて
アラヤ・ブランドの魂 笹尾光彦

ブロローグ 「普通」である、ということ


第一章 起業の志旬期


転機を読む
起業適齢期
化粧品卸の記憶
他人の飯を食う
古木倒れて森を育てる
産業翻訳はニッチな分野か
経営者に徹する
得意分野でブランドを確立する
きっかけはビデオ制作
リコーとの取引開始
実を結んだ顧客開拓
タブーは可能性を摘む
組織と個人のはざまで
経営者の判断


第二章 市場を開拓する


多言語対応という戦略
システムとしての翻訳
言語の部品化
大手企業の壁
創造的な翻訳ビジネス
翻訳開始はマニュアル完成前
二週間で六十万字
翻訳者と翻訳会社
翻訳者ネットワーク
ドイツに拠点開設
国によって異なる翻訳事情
タジク語翻訳への挑戦


第三章 時機を読む視点


好機を捉える
規模の論理
機械翻訳という存在
銀行への就職
新人行員の生活
営業で学んだこと
ビジネスの正義
物事を見極める力
キャッシュ・フローの重要性
銀行はここを見る
信用調査会社の影響力
将来をつくる経営者


第四章 オープンな社内環境


フラットな意識
「わかりやすい」ということ
二人の支店長の思い出
名古屋という土地
三井銀行は私の大学だった
わかりあえる関係を
「オープンハウス」の効用
カフェテリアの活用
名刺の肩書きを考える
人は人に助けられる
拠点間交流の意義


第五章 苦境を乗り切る


経営のリスク
七月の給与が危ない
精神的な窮地に陥る
給料を二〇万円に減額
十八歳のときの金策
倒産するときはジタバタせずに
時代の変遷と銀行の倫理
企業人としての見識
進学塾への転身
進学塾の内部改革
長引いた組合との団体交渉


第六章 クリエイティブとの出合い


情報を豊かに伝える
ハワイで絵と出会う
「赤の画家」のロゴマーク
週一回のクリエイティブ・ミーティング
ギャラリーで働く
ブランド効果を考えたデザイン
「器」が変われば「人」も変わる
変化することの意味
ラグビーという“言語”
自主的な創造をめざす


第七章 経営者の心構え


「欲」という落とし穴
経営者が陥る「罠」
会社は個性のアンサンブル
自宅に届いた訴状
民事裁判で得たもの
責任は経営者がとる
読書への渇望
経営者同士の会話
「徳」を積むということ
未来は白紙ではない
「道」はすでにある
「真面目」を生きる
アラヤの遺伝子を伝える


エピローグ 油断が招いた創業五年目の危機



 ↑ページトップへ



著者

中嶌重富(なかじま・しげとみ)
昭和22年東京都生まれ。昭和41年東京都立千歳が丘高校卒業後、三井銀行に入行。国領支店、本店手形交換課、蒲田支店、人事部研修所、恵比寿支店を経て名古屋駅前支店融資課長、神保町支店得意先課長を歴任。平成元年7月末銀行退職。同年8月に翻訳会社の常務取締役就任。同社を平成16年2月末に退社。同年4月アラヤ株式会社を設立し代表取締役就任。


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.