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池上彰の新聞活用術


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに 新聞は「やる気のある人」が読んでいる


第1章 ニュース力を磨こう


(1)誰もが知っている「サブプライムローン」の言葉の由来って?
(2)「そもそも、なぜそのニュースが生まれたか」を知らせるのも新聞の役割
(3)新聞を読んでこそ身につく「社会的常識」
(4)専門用語には、読みとってほしい意味が隠されている
(5)オバマ大統領はなぜ「黒人」なのか
(6)新型インフルエンザは、あらゆる紙面をチェックして理解
(7)制度の狙いは何か、新聞で読み解く
(8)暗いニュースの中に一筋の光。勇気をくれる記事もある

(コラム)政権交代で、「旧悪暴露」報道に期待


第2章 数字力を磨こう


(1)日本の格差は広がっているのか
(2)子どもの学力は本当に下がったのか
(3)新聞は、「意外な結果」をトコトン追求する
(4)日銀短観でどう景気を判断しているのか
(5)扱う数字で印象は正反対に─就職内定率
(6)ベタ記事に興味深い事実あり
(7)数字の独り歩きを新聞が指摘。目からウロコの記事


第3章 伝える力を磨こう


(1)裁判員制度発足で表現に変化
(2)臨場感を伝える日本語訳とは
(3)見出しでわかる「誰のミスか」
(4)同じエピソードでも、新聞によって大違い
(5)書き手の苦労と勇気が伝わるこんな記事
(6)視線か目線か。業界用語の基礎知識
(7)説明したい相手で表現は変わる
(8)社説に寄せられた、ハッとさせられる反論
(9)テレビで感動、新聞で理解

(コラム)ニュースばかりが新聞ではない─ある手紙


第4章 書く力を磨こう


(1)重いテーマを読ませる工夫
(2)就任演説の日本語訳を読み比べ
(3)短文なのに読みごたえありの匿名コラム
(4)1面コラムは名文の競演
(5)読者の心を引きつける書き出し
(6)洋数字と和数字の違い
(7)おことわり記事で知る、「正確に書く」むずかしさ
(8)短文で怒りを伝える「歌壇」コーナー
(9)青春の一冊が名文を産む

(コラム)往年の名記者に学ぶ


第5章 想像・推理力を磨こう


(1)後期高齢者と自分が名指しされたら
(2)読者に対する想像力を
(3)わずか7行で大違い
(4)歴史的意味こそ、新聞の読みどころ
(5)小さな記事にも、興味深い情報が詰まっている
(6)冒頭の書き方で、特ダネだとわかる
(7)なぜ朝日新聞にだけ、記事が載らなかったのか
(8)証言のウソを見抜く、裏付け取材


第6章 見せる力を磨こう


(1)「異常事態」を伝える新聞写真
(2)写真が語る、事件の別の顔
(3)新聞とテレビ、報道の違いとは
(4)新聞広告も、読み比べ&見比べてみよう
(5)政治的広告を載せた英経済紙

(コラム)写真記者の立ち位置とは


第7章 発想・コミュニケーション力を磨こう


(1)新聞のスポーツ記事で、世界情勢がつかめる
(2)全国紙でも、地域によって中身が違う
(3)お正月の各紙の記事を比べてみよう
(4)批判は結局、自分に返ってくる
(5)ホームレス歌人との、紙面上でのコミュニケーション
(6)反論も紙面で展開
(7)自社の報道を批判的に検証する記事


おわりに 人が支える新聞記事。苦労に報いる文章を



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著者

池上彰(いけがみ・あきら)
ジャーナリスト。
1950年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHKで記者やキャスターなどを歴任し、2005年に退職。以後はフリーランスとして活動し、各種メディアに出演している。日本ニュース時事能力検定協会理事。著書は『伝える力』(PHP)、『池上彰の学べるニュース』(海竜社)、『そうだったのか! 現代史』(集英社)、『池上彰の新聞勉強術』(ダイヤモンド社)ほか多数。


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